太田あきひろです。
このところ寒さが少し和らいできました。地域での行事も冬と春の境目。もちつき大会あり、観梅会【写真】あり、そして日中の春節を祝うパーティー等、街に人が集い始めました。身体で季節を感じつつ懇談を重ねています。
どこに行っても、政治のひどさと大相撲のひどさの声が溢れ、日本が沈没しないように頑張ってと声援をいただいてます。しっかり頑張ります。
太田あきひろです。
サッカーで日本中が大いに盛り上がっていたら、大相撲で八百長。スポーツ振興に力を入れている私として、また学生時代、相撲部にいた私としては残念を通り越えて、本当に情けない。徹底してウミを出し切ってもらいたいし、そうしない限り大相撲は終わってしまうと思います。
強くなる、上に行きたいと死に物狂いでやらない限り、ダメになる。安住したらとことん堕落する。今回、十両力士が多いというのもそうしたことが現れています。友人の元関取と話をすると、「日頃の姿勢に修業、稽古、練習、サークルの4つがある。自分は師匠の下で修業として取り組んできた。それで小さい体のハンディも克服できたと思う。いまやサークルのようになっているのはないか。それでは絶対に強くなれないし、大相撲の激しい真剣勝負にならない」と語っていました。どの世界でも同じ。人間の基本、強さ・懸命さが大事だと思います。
もう立春、頑張ります。
メディアの影響力は大きい。本書冒頭の「ベトナム戦争とメディア――外信部長の追放劇」からグイッと引き込まれる。クロンカイトの「きちんとした情報を
持った国民がいて初めて民主主義は機能する」「ジャーナリズムの役割は事実に光をあたえることにある。われわれの民主主義は、二つの前提によって成り立っ
ている。一つは人々が賢く、判断する力を持っているということ。もう一つは情報が行き届いていることだ。ジャーナリストの仕事は、人々が自分で道を見つけ
られるように報道によって光をあたえることなのだ」――メディアのあり方を考えさせられる。
「ベトナム戦争」「大阪毎日新聞」「三等重役とその時代」「政治家のメディア感覚」など。――いずれもその時代を立体的に解き明かしてくれる。
「もしドラ」といわれる大ベストセラー。iPadで読んだ。岩崎さんは放送作家で「とんねるずのみなさんのおかげです」「ダウンタウンのごっつええ感
じ」等のテレビ番組の製作に参加、AKB48のプロデュース等にも携わっているという。通常の小説というより、テレビドラマのよう。スーと入り、どんどん
引き込まれて面白い。これは読まれて当然だ。
松下幸之助さんは「成功は小さい努力の積み重ね」(江口克彦さんの著)とともに、運を重視した。そして「運は信念、運は準備(備え)、運は連鎖」といって いる。確かにその通り。とくに運は連鎖だと実感する。この「もしドラ」はそういうことだ。引き込まれる小説だから、挿入されるドラッカーの理論がうるさく 感じたりするほどだ。