成人式240109-1HP.JPG太田あきひろです。

今日9日は成人の日。地元の北区・足立区では記念式典が行われ、若者が集いました。「オー、太田さん」などと声をかけられました。街頭演説も行いました。

新成人は毎年少なくなり、今年は約120万人。バブル崩壊後に生まれ育ち、好景気知らず、デフレ下の若者です。就職氷河期もあり、とくに雇用の不安定さが若者を苦しめています。「逃げる中高年、静かな若者たち」「柔順で真面目な若者たち」といわれますが、少子高齢社会と世代間格差はこれから更に大きな問題となります。

なんといっても1番の問題は雇用。次の日本を担うのは若者です。活躍していける状況づくり。「就活も雇用も、留学も、文化・スポーツも、あらゆる面で応援しよう。公明党は若者支援党だ」と訴えました。


蜩ノ記.jpg不思議だな。そなたは目立ったことをなすわけでもないのに、関わる者は生き方を変えていくようだ。心がけの良き者は、より良き道を、悪しき者はより悪しき道をだどるように思える」「この家族には疑うという気持ちをもった者がいない。だから家中に、清々しい気が満ちている」――。

前藩主の側室と不義密通を犯したとして幽閉されて、十年後の切腹を命じられていた元郡奉行・戸田秋谷。その監視兼補佐役として来た庄三郎。庄三郎は秋谷の清廉さと気高き武士(もののふ)の心に触れて無実を信じるようになる。

蜩の鳴く声は、夏の終わりを哀しむかのようだが、不条理の中にあって従容として変わらず、区切られた1日1日を懸命に生きる尊さ。そして凄絶な覚悟。生死即涅槃――。即とは「押えて」の意味をもつが、煩悩・生死を精神の力で統御する研ぎすまされた人間精神の力をも感ずる力作。


「ぐずぐず」の理由.jpg「言葉はこころの繊維であるとおもう。言葉がこころの襞をつくる」――かけがえのない自己存在と言語――。

どのページを見ても、言葉というもの、人の発する音声とは何かを考えてしまう。思わず「なるほど」とかつぶやいて、はて「なるほど」という言葉はどうしてできたのかと思ってしまう。

「言葉はコミュニケーションの媒体であると、だれもがあたりまえのように言う。・・・・・・メッセージの伝達という意味でのコミュニケーションとは違う様態で、元始、ひとは描き、歌ったのではないか」
「唸りや叫び、さらには言葉、そして歌。これらはみな身体の自己接触、ないしは自己触発といったものを生地として編まれている」
「魂にさわるところでオノマトペが声を上げる。・・・・・・オノマトペが孕みもつ意味を超えた言葉の力は、どこか臓腑や内臓の感覚とつながっている」
「痛いと叫ぶとき、痛いと言わずに感情をそのまま声で表現しろと言われても、そういう意味以前の声など出しようがない。言葉は身体の震えや律動から剥落させられ、逆に言葉で織られた世界のほうに、わたしたちの声をまるごと拉致してしまうのだ」
「オノマトペとは言葉と音の回転扉というよりもむしろ、言葉が意味と音との二つに分岐する寸前の声であるというべきかもしれない」――。


赤羽 新年街頭2012.JPG太田あきひろです。
新しい年を迎えました。昨年は皆様の真心からのご支援を賜り、心より感謝申し上げます。震災の復興、外交も景気・経済も停滞・迷走のなか、「日本沈没」が危惧されています。本年は衆院選も予想されます。日本再建へ向け、一生懸命、全力で闘って参ります。

復興と景気・経済の活力
「安全・安心の勢いのある国づくり」をめざし頑張ります。昨年は十数回被災地入りしましたが、大震災の復興を加速しなければなりません。遅すぎます。外交の建て直しも急務。とくに景気・経済に無策の政治を変え、中小企業や産業支援に力を注ぐことが大切だと決意しています。八方美人の政治ではなく、リスクを負ってもやり抜く覚悟の政治です。

王子 新年街頭2012.JPG今も全力
日本再建への大事な年――。
全力で頑張ります。
徹底して現場第一、行動第一で、元気みなぎる地域のために働きます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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