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スポーツの秋――。10月10日~12日の3連休。幼稚園の運動会、北区民体育大会開会式、ナショナルトレーニングセンターでのスポーツ祭りなどが盛大に行われました。また北区の花火大会、足立区民まつり等も行われました。

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12日の体育の日は、青空も広がり、2020年東京オリンピック・パラリンピックまで5年ということもあり、大変盛り上がりました。ナショナルトレーニングセンターは、日頃はトップアスリートが専門的に訓練する所ですが、この日は一般の方々との交流デー。初代スポーツ庁長官となった鈴木大地氏や各種目のオリンピック選手も参加。また地元からも屋台を出しており、いい交流ができました。今回のラグビーワールドカップ2015での日本の大活躍を見ても、スポーツは本人のみならず、多くの人に勇気と希望を与えます。スポーツ、文化・芸術は大事です。

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漢文は本当につまらないのか.jpg慶應志木高校ライブ授業とあり、橋本先生の漢文授業が本書だ。こんな授業があれば、誰もが受けたいと思うだろう。私の高校時代の教師はけっこう個性的でほとんどアダ名で呼ばれていた。傾倒した先生の授業は本当につまらなかったが、放課後の人生論、人生観が面白かった。だから正直、大学受験の妨げとなった。


本書は「四書五経と朱子学について簡単に学ぼう」「論語は本当に完全無欠なのか、疑ってみよう」をはじめ、「詩経」「老子の世界観」「正史『三国志』」などが自由に語られ面白い。知識を得るというより、何を言わんとしているかを全的に把握することの重要性、歴史と物語の違い、考える力を養うことの大切さ等が示される。思考が前後左右に揺さぶられ、橋本先生の世界へどんどん引き込まれていく。


事務引継2.jpg10月7日、第3次安倍改造内閣の発足に伴い、国土交通大臣を退任しました。今後は、公明党議長(全国議員団会議議長)として、約3000名の地方議員をバックアップし、来年の参院選等の党勢拡大に頑張ります。よろしくお願いいたします。

国土交通大臣としての在任期間は約2年9か月、1015日――歴代の国交大臣としては最長となりました。その間、災害や事故も多く、緊張した毎日が続きました。

退任に当たっての記者会見では、
・東日本大震災の復興に全力を挙げて取り組んだこと
・「防災・減災、老朽化対策、メンテナンス、耐震化」を公共事業のメインストリームに位置付けたこと
・社会資本のストック効果に焦点を当てて「選択と集中」を図ったこと
・訪日外国人の飛躍的増加など観光を大きく前進させたこと(訪日外国人旅行者は、私が就任した当時の800万人台から、1000万人以上増え、今年は1900万人を越える見込み)
など、一生懸命取り組んできたと述べました。
 

太田前国交相退任記者会見1.jpgまた8日には、石井啓一新大臣への引き継ぎを行い、国交省の職員に対して挨拶。「国土交通省は国土の安全・安心を守る最後の砦。最前線の現場まで一体となって課題に取り組むことができた」と感謝を述べました。

大臣在任中は多くの方々にお世話になり感謝申し上げます。これからも全力を尽くして頑張っていきます。


1106570032_main_l.jpg圧倒的な感動小説。「丈夫が こころ定めし 北の海 風吹かば吹け 波立たば立て」(依田勉三)、「波浪は障害にあうごとに、その頑固の度を増す」を思う。明治から平成にかけて、東北から北海道に向かった祖父とその孫、そのまた孫の6世代にわたる家族と命をつないだ馬の物語。


雪崩で馬とともに遭難しながらも、その愛馬を食べて生き延び、腹の中にいた捨造の命を守った母。その手紙で事実を知った捨造の号泣。その孫・和子が世話をする馬・ワカ。離島に残された馬に会いに行く和子の孫・ひかり・・・・・・。「およばぬ」ものとして畏怖される苛烈な風土、そのなかで必死に生き抜く人と馬。壮絶ななかに「生き抜け」「馬に生かされたんだ。報いねばなんねえ」との心奥の叫びと、「わたしのどこが哀しいのだ。島に独り残り出られないのではない。この島の王として凛として君臨する」と感じさせる馬の存在が、大地に屹立する。


戦後リベラルの終焉.jpg「なぜ左翼は社会を変えられなかったのか」と副題にある。「本書ではこういう日本的な左翼(中道左派)を"戦後リベラル"と呼ぶ。彼らは反戦・平和を至上目的とし、戦争について考えないことが平和を守ることだという錯覚が戦後70年、続いてきた」「彼らは戦後の論壇で主流だったが、何も変えることができなかった。全面講和も安保反対も大学解体も、スローガンで終わった」「団塊世代の特徴は新憲法バイアスである。生まれたのが終戦直後だから、戦争は絶対悪で、平和憲法は人類の理想だという教育を子供のころから受けた」「憲法を超える"空気"は、戦前も今も変わらない。それをかつて右翼は"国体"と呼んだが、戦後は"国民感情"に変わっただけだ」・・・・・・。そして、「今の日本で重要な政治的争点は、老人と若者、あるいは都市と地方といった負担の分配であり、問題は"大きな政府か小さな政府か"である」と結ぶ。


まさに私の戦後は、人生そのもの、全てである。たどった人生、出来事、思想を、そのまま思い起こしながら読んだ。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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