スクラップ・アンド・ビルド  羽田圭介著.jpg第153回芥川賞受賞作。どうしても又吉の「火花」ばかりが取り上げられるが、羽田圭介さんのこの本はとてもいい。

「じぃちゃんはもう死んだらよか。早く迎えが来てくれることば祈っとる」――いつも「死にたい」とぼやく要介護老人の祖父。ともに暮らす孫の健斗は無職で転職の活動中。日々筋トレをはじめとしてあらゆることを再構築中だが、それほどの集中力はない。いかにもありふれた日常だが、その関係はギスギスしたものではなく、ゆるい。人間味が漂ってきさえする。「いい孫だ」「困ったじぃちゃんだ」――深刻といえば、深刻な状況なのに、狭い家族空間のなか、そんな思いが伝わってくる。


IMG_4545.JPG12日、公明党京都府本部(竹内譲代表=衆院議員)の新春年賀会に出席しました。7月の参院選予定候補の大阪選挙区・石川ひろたか、比例代表・熊野せいし両氏も出席、決意を述べました。また、2月に行われる京都市長選挙に出馬予定の門川大作・京都市長等が挨拶をしました。

神奈川県本部280113.jpg13日には、公明党神奈川県本部(上田勇代表=衆院議員)の賀詞交歓会に出席。「経済最優先の年にする」と挨拶。神奈川県選挙区の参院選予定候補・三浦のぶひろ氏も決意を述べました。


成人式①.jpg11日、快晴のなか地元北区の成人の日記念式典に参加し、街頭演説も行いました。

全国で今年の新成人は昨年より5万人少ない121万人。アトランタ・オリンピックが行われた年に生まれた人たちです。この20年、デフレのなかで育ってきた人たちで、「堅実」ともいわれますが、そうならざるを得なかったといえます。人口減少、高齢社会が続くなか、その青年に希望のもてる社会を創るのが私たちの責務です。

「公明党は若者支援党」と私は言い続けてきていますが、新成人ならびに若い世代の方々が希望持てる社会を築いていくために、「社会保障制度の安定と充実」「奨学金制度の充実」「安心して就職や結婚・子育てができる環境づくり」にさらに力を入れていかなければなりません。そのためにも私が提唱している「プラスの3Kの職場づくり(給料がいい、休暇がある、希望がある)」を進めていきます。

また、今夏の参院選から18歳選挙権もスタートしますが、日本が抱える政治課題はどれも若者の未来と直結します。未来を担う若者が将来について主体的に考え、政治に参加してもらうことが重要です。

成人の日街頭③.jpg「若者の声を国政に」――。公明党は携帯電話会社を変えても電話番号がそのまま使える「番号ポータビリティー制度」の実現や、昨年9月にはブラック企業対策を盛り込んだ「青少年雇用促進法」の制定をリードしたり、12月には「スマートフォンの料金引き下げ」を政府に要請したりと、どの政党よりも若者を大切にする公明党ならではの行動力があります。

昨日も多くの新成人の皆さんと懇談しましたが、さらに「公明党は若者支援党」で頑張ります。


王とサーカス.jpg新聞社を辞めて、フリーのジャーナリストになった太刀洗万智。海外旅行特集の事前取材のために訪れたネパールのカトマンズで、衝撃的な国王をはじめとする王族殺人事件に遭遇する(2001年のナラヤンヒティ王宮事件)。そして偶然、会ったばかりの男が目の前に死体となって転がっていた。自ら尋問を受け、捜索が始まる。記事を書くべきか、生々しい写真を送稿すべきか・・・・・・。緊迫感がどんどん募り、そして意外な結末へ。

「米澤ミステリーの傑作」といえるが、重厚で深さを増しているのは、全体に流れる「王とサーカス」の題名にあるジャーナリズム、記者に内在する「知る」「伝える」という宿命的苦悩だ。「お前はサーカスの座長だ。お前の書くものはサーカスの演し物だ。我々の王の死は、とっておきのメーンイベントというわけだ」「お前の心づもりの問題ではない。悲劇は楽しまれるという宿命について話しているのだ」「自分に降りかかることのない惨劇は、この上もなく刺激的な娯楽だ」「このニュースを日本に届けたところで、どこかの国での恐ろしい殺人事件として消費されていくだけだろう。・・・・・・ひとときの娯楽として・・・・・・。後には、ただかなしみに晒されただけの人々が残る」「知ることと広めることは話が別だ。・・・・・・伝え広める理由はどこにあるのか」――。そして、釈迦と梵天の「梵天勧請」、孔子の「怪力乱神を語らず」などの哲学を描く。太刀洗万智のとった結末は「踏みとどまった」のだが・・・・・・。苦悩の深さが尊い。


都本部賀詞②.jpg   一友会②.JPG

1月4日の仕事始め、通常国会の開会から、ほぼ毎日、1日に10回以上の新年賀詞交歓会に参加し、挨拶をしています。新年会は経済三団体や連合などの団体、自動車や民鉄等の業界、税理士や司法書士等の士業、地元北区や足立区の新年賀詞交歓会、市場開き、連合町会や町会•自治会の新年会、全日本空手道全国大会、さらに公明党東京都本部の出発となる賀詞交歓会などです。現場の生々しい声をその都度聞くことができます。本当に多くの方々とお会いしています。

本年1年、頑張ります。

足立区新年.jpg 豊島4丁目①.jpgのサムネイル画像

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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