観光立国推進本部 280401.jpg訪日客2020年4000万人、2030年6000万人へーー。4月1日、党観光立国推進本部を開催。3月30日に政府が取りまとめた「明日の日本を支える観光ビジョン」について、観光庁からヒアリング・意見交換を行いました。

今回のビジョンは、高い目標を掲げる一方、赤坂・京都の迎賓館など公的施設の開放、国立公園を世界水準の「ナショナルパーク」としてのブランド化、滞在型農山漁村の体験などの観光資源の活用。さらに宿泊施設不足の早急な解消、キャッシュレス環境の改善、クルーズ船受入れで更なる拡充など、「観光先進国」へと新たなスタートが切られました。

赤坂迎賓館.jpg会合で私は「観光戦略は大事なステップアップの時を迎えている。数だけを追うのではなく、質、滞在日数から考えていかなければいけない。稼ぐ観光だ。遅れている東北の観光をインバウンド戦略、国内戦略に分けて取り組みたい。わが党としても日本の成長戦略の柱、観光をしっかりと推進していく」と述べました。


嫌われる勇気.jpg自己啓発の源流「アドラー」の教え――と副題にある。フロイト・ユングと並ぶ心理学のもう一人の巨頭・アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、青年と哲人の対話という形でまとめたのが本書。

「アドラー心理学は、過去の"原因"ではなく、いまの"目的"を考える」「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」「われわれを苦しめる劣等感は"客観的な事実ではなく"主観的な解釈"なのだ」「承認欲求を否定せよ、他者の期待を満たすな、もっと自分本位に生きよ」「課題を分離せよ」「"あのとき殴られたから父との関係が悪くなった"というのはフロイト的な原因論発想。父との関係をよくしたくないために、殴られた記憶を持ち出していたというのがアドラー的な目的論の立場」「対人関係のゴールは"共同体感覚"」「人は"わたしは共同体にとって有益なのだ"と思えたときこそ、自らの価値を実感できる」「自己肯定ではなく、交換不能な"このわたし"をありのままに受け入れる自己受容を」「人生とは連続する刹那。"いま、ここ"を真剣に生きるべき」――。

古賀さんは、アドラー心理学を語る岸見さんにふれ、「岸見アドラー学」だという。現当二世、今ここに、自己自身に生きよ、ということだと思う。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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