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今日6月22日、いよいよ参院選が始まりました。7月10日投票をめざしての舌戦です。私は、兵庫選挙区の伊藤たかえ候補 の第一声に駆けつけました。

「希望が、ゆきわたる国へ。」――公明党は今回の参院選で「希望」を全国に届けることを掲げました。

この3年半の安倍政権、自公政権が進めてきた経済政策(アベノミクス)をさらに進め、デフレ脱却宣言ができるところまで押し上げる。そして、その景気回復の成果を全国津々浦々の地域に、中小企業に、家計へ届ける。これが公明党の役割です。

野党は「アベノミクスは失敗」などと、口を揃えて言っていますが、間違いです。株価をみても、有効求人倍率をみても、高校・大学の就職率をみても、国と地方の税収も飛躍的に上昇。私が担当した外国人観光客も急増をみても、日本には勢いがあります。数字をみれば明らかです。これを加速させ、その果実で社会保障、雇用、若者・子育て支援に力を注ぎます。

私は大激戦の兵庫選挙区で、「庶民に寄り添い、戦ってきた伊藤たかえさんに絶大なる支援を、勝利を」と訴えました。

【今日の一言】
世界の激動のなかで、日本の未来に責任を持つ。基本政策バラバラの野党ではない。「政治は結果」「未来に責任」「常に全力」――。


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いよいよ参院選――。20日、兵庫県神戸市で開かれた兵庫県本部の時局講演会に、伊藤たかえ女性局次長(参院選予定候補=兵庫選挙区)と共に出席し、22日から突入する参院選の大勝利へ絶大な支援を訴えました。

伊藤さんは、弁護士として18年間培ってきた経験がある法律のスペシャリスト。中小企業が抱える問題や働く人の悩み、そしてなによりも女性の視点で、子育てや若者の雇用、医療・介護の問題などで悩んでいる人のために働いてきた人です。

この日、伊藤さんは阪神淡路大震災の経験から兵庫を安全安心の街にしていくことを表明。女性の視点を政治に活かし「今度は法律を使う側から作る側で、弱い立場の人のために働きたい」「悩んでいる人に寄り添って力になる政治を目指します」と決意を述べました。

私は、有効求人倍率が24年ぶりの高水準となり、株価も上昇し、安定した自公連立政権によって経済再生、デフレ脱却が着実に成果が上がっていることを紹介。「中小企業、家計に景気回復を届け、子育てや医療・介護など社会保障の充実を託せる政治を選ぶというのが今回の参院選の意義。公明党の出番だ」と絶大な支援を訴えました。


日本人はどこへ向かっているのか.jpg2012年から3年余、雑誌「潮」や読売新聞等で発表してきた文章をまとめたもの。この間、世界も日本も政治・経済・社会の激動が続いたが、その激動の底流にある人間、人心、文化、文明の大きな変化から解き明かしている。まさに如実知見。哲学と教養が心奥に届き響く。掲載された都度、「『持続可能な成長』を脱却する」の定常型社会論をはじめとして、安倍総理とコピーをもとに話し合ったことも多々ある。現代社会の本質を剔り、その確たる動体視力が素晴らしい。

「高学歴・低学力という病弊」「世は無常であることを痛感するがゆえに、今日を常の通りに生きようとする、という積極的無常観のすすめ(今日を深く味わう生き方)「混迷を極める"道徳感情"」「"介護の社会化"が家族を救う(新しい家族関係)」「(科学技術の進展のなか)だからこそ今必要なのは人間とは何かという哲学」「戦争を起こし、一転して再び平和な日常に回帰した日本人の"律儀"と呼ぶ倫理感覚」「目を覆う高学歴・低学力化を変えるには、まず義務教育の再構築」「教養と知的能力を備えた社会人を育てるに十分な教育を」「人生十年先延ばし論」「国立戦没者追悼施設のための議論を」「ポピュリズムとナショナリズム」「若者の労働観を抜本的に変える教育を」「18歳選挙権とそこに欠落している権利は勝ち取るものだという歴史の教訓」「戦争犯罪を詫び続ける理由」「知的エリートによる戦後復興」「人類史的大転換に知的に衰弱した日本社会は対応できるか」「煽情的な政治運動、ポピュリズム的な大衆感情をいかに賢明に防げるか」「政治に知性の安全弁を」――。この哲学不在の時代、いずれも改めて感銘を深くした。


埼玉県川越市 280617.jpg

参院選公示まであとわずか。17日、大激戦の埼玉に行き、西田まこと参院幹事長(参院選予定候補=埼玉選挙区)と共に、勝利への絶大な支援を訴えました。これには政治評論家の森田実氏も駆けつけ、「参院選の天王山・埼玉選挙区」「平和と人道の政治を貫くのが公明党」と力強く挨拶、西田まこと予定候補への期待を述べました。

西田さんは「結果を出す政治家」です。公明党の参院幹事長として昨年の「平和安全法制」も「軽減税率」も、党を代表して自公協議の要として活躍、結果を出してきました。また党随一の経済通。それもマクロ経済だけでなく、とくに中小企業の現場を歩きに歩いてきた人で、数々の議員立法を実現してきました。また、中国語が堪能で、中国の習近平主席との会談をはじめ、外交についても常に黙々と働いてきた「(すべてにわたっての)360度の行動力」の人です。

西田さんは、この日も下請け企業の取引条件改善策を進めていることを報告、「中小企業が収益を上げ、賃上げをすることが重要」「景気回復をさらに推進し、地方に、中小企業に、家計に届ける」と訴えました。

私は西田さんと共に、公明党の防災・減災ニューディール政策をこの4年、進めてきたこと。それを埼玉において圏央道などの道路整備、大宮・武蔵野台地の防災拠点化、観光やスポーツ立県などの構想として推進してきたことなど紹介、「政治は結果」「政治家は常に全力」であることを訴えました。


水の未来沖大幹.jpg「グローバルリスクと日本」と副題にある。

地球環境と水問題――この問題の全貌と解決への方向性、メインストリームを真正面から示している。「水の悲観論者は間違っているが役に立つ。水の楽観論者は正しいが危険だ」――悲観論と楽観論は、水に限らず気候変動でも、エネルギーや食料でも、世界経済でも常に提起され、その過激さはイデオロギーとなり、現実的解決への行動を妨げる傾向にあるようだ。沖さんは「水と地球環境と人類の未来についての悲観論と楽観論の適切なバランス感覚を多くの方に得ていただければ幸甚である」と言っている。

「地球の水の何が問題か」「なぜ、どのように、水危機がグローバルリスクなのか」「グローバルリスクへの取り組み」「2014年に国際標準が発行されたウォーターフットプリント」「仮想水貿易――世界の水に頼る日本の暮らし」「水から見た食料問題」「気候変動と水の関係」「気温の上昇と豪雨の頻度」「未来可能性の構築へ向けて――危機感は重要だが、プラス方向の動機付けもまた有効」「千年科学技術をめざそう」「持続可能性の構築」――。「環境と経済の両立に悩んでいた時代はとうの昔に過ぎて、社会と経済と環境という三者の持続性をいかにバランスよく構築するかを構想し、その実現に向けて取り組む時代が来ている」と結んでいる。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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