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兵庫県議会公明党・県民会議

兵庫県議会公明党・県民会議（松田一成幹事長）は２１日、国土交通省に太田昭宏国交相（公明党）を訪ね、来年度予算編成などに関する要望書を手渡した。濱村進、中野洋昌の両同県本部副代表（いずれも衆院議員）が同席した。

松田幹事長らは（１）神戸空港、大阪国際空港の機能強化（２）公平で利用しやすい高速道路料金の実現（３）関西都市圏のミッシングリンク（高速道路の途切れた区間）解消――などを求めた。

太田国交相は「しっかりと受け止める」と応じた上で各項目を検討する考えを示した。

なお一行は、赤羽一嘉経済産業副大臣、桝屋敬悟厚生労働副大臣（いずれも公明党）に対しても予算編成に関する要望を行った。  

太田国交相

太田昭宏国土交通相（公明党）は１８日の閣議後記者会見で、補正予算の迅速で円滑な執行に向け、人や資材の万全な確保と、入札契約手続きの短縮などの取り組みを推進するため、関係閣僚に協力を要請したと述べた。

また、トラブルが相次いでいる旅客機ボーイング７８７型機の運航停止について「安全確保を第一に考えて取った措置」と強調し、「安全かつ速やかに運航再開できるよう、最大限の努力をする」と述べた。  

災害時や観光など　東京ユビキタス計画視察
太田国交相

太田昭宏国土交通相（公明党）は16日、東京都中央区銀座4丁目付近で「東京ユビキタス計画・銀座」と称するICT（情報通信技術）を活用した歩行者移動支援を視察した。

同計画は、専用のアプリケーション（目的別専用プログラム）を備えたスマートフォン（多機能携帯電話）を持って特定の地域を歩く場合に、自動的に近辺の名所やツアーガイドなどを提供するもの。障がい者向けには、バリアフリーの経路案内なども行っている。

太田国交相は東京メトロ銀座駅構内で、災害時でも衛星を通して情報を伝える街角情報ステーションについて説明を受けた後、車いすで障がい者向けのサービスを体験。「防災や観光の面で非常に有効だ」と強調した。

太田国交相

太田昭宏国土交通相（公明党）は１７日、国交省で田辺信宏静岡市長と会い、中部横断自動車道の整備促進などを求める要望書を受け取った【写真】。公明党の大口善徳衆院議員、片平博文静岡市議らが同席した。

田辺市長は（１）中部横断道の早期全線開通（２）東名高速道路・静岡東スマートインターチェンジの新設（３）国道１号静清バイパスの早期整備――を要望。

これに対し太田国交相は、中部横断自動車道が関東環状道路の一環として、広い地域に経済効果をもたらすとの認識を示した一方、防災・減災の面でも早期開通に理解を示した。  

787型機緊急着陸で太田国交相

太田昭宏国土交通相（公明党）は16日、全日空のボーイング787型機のコックピットから煙が出て、高松空港に緊急着陸した問題について、「報告を受けて航空局と運輸安全委員会を現地に直ちに派遣する。しっかり調査して対策ができるように指示した」と述べた。都内で記者団の質問に答えた。

太田国交相は、「大変重大なインシデントだと認識している。一週間に何回も油漏れも含めて（トラブルが）あるようだと、調査をまずしっかりすることが大事だ」と強調した。