政治コラム 太田の政界ぶちかましCOLUMN

太田昭宏の政界ぶちかまし☆54

2008年2月18日

国内政治は来年度予算案や道路特定財源などの歳入法案の衆院審議がヤマ場を迎えている。そんな中、今週は中国の唐家セン国務委員が、春には胡錦濤国家主席が来日する予定で中国との交流が拡大する外交上重要な時期に差し掛かっている。そして、なんといっても8月の北京オリンピックは全世界から注目され、各国との交流が活発化する今年最大のイベントとなる。

このオリンピックに向け、選手強化を目的としたナショナルトレーニングセンター(東京都北区西が丘)が2月初旬に完成、竣工式が行われた。私の地元でもあり式典に参加したが、スポーツ界が待ちに待った施設が完成したのは本当に喜ばしい。

オリンピックや世界選手権ともなると、日本国内ではメダルの期待が膨らみ報道も加熱するが、諸外国に比べ運動施設や選手への待遇はあまりに貧弱だった。

ところが、2004年のアテネオリンピックで日本は史上最多の37個のメダルを獲得。その成果を引き出したのは、トレセンと同じ敷地にある「国立スポーツ科学センター」(2001年完成)の科学的トレーニングだった。

もう「根性」だけの時代ではないのだ。科学センターを視察したが、シンクロナイズドスイミングの練習施設は、水族館のように水中の選手の動きを真横からガラス越しにコーチが見て指導できるように工夫されていた。マットや器具も本番と同じものとなっており、選手が自分の姿をモニターで見られるようにもなっている。さらに今回、トレセンが完成したことで、体操、バレーボール、レスリング、ハンドボール、柔道をはじめとして専用スペースが確保され、あらゆる分野のトップアスリートを育成できる環境が初めて整った。

この竣工式には卓球の平野早矢香選手や福原愛選手、柔道の鈴木桂治選手やレスリングの吉田沙保里選手らも参加したが、こうした有名選手にあこがれる子どもたちが競技人口を増やす鍵となるはずだ。「山の高さは裾野の広がりによって決まる」というわけだ。

土、日ともなれば地域の体育館や河川敷で住民らのサポートで少年少女がいろんなスポーツに興じているが、こういう地域活動は大切にしていかなければならないと思う。トレセンはオリンピックで活躍する日本人選手をどんどん輩出し、少年少女の夢をはぐくんでいくことになるだろう。

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