政治コラム 太田の政界ぶちかましCOLUMN

NO.63 2020年東京五輪の大きな意義 / 「心のデフレ」打破し、誇りと自信!

2013年9月26日

2020年のオリンピック・パラリンピックの東京開催が決定した。明るいニュースに日本中で歓喜、期待の声が沸き上がっている。

21世紀は文化、スポーツ、芸術の時代――。私も、北区西が丘のナショナルトレーニングセンターの建設・充実に力を注ぎ、スポーツ庁構想についても早くから提唱してきた一人として、とてもうれしい。何としても大会を成功させなければならないと決意している。

前回の東京オリンピックが開催された1964年は、私にとって忘れられない年だ。

まず、大学への入学。そして6月の新潟地震の発生。開通から1か月しか経っていない昭和大橋が液状化現象により落橋した。このときの衝撃が、私が土木工学のなかでも耐震工学を専攻する一つの機縁となった。

前年7月に開通した我が国最初の高速道路である名神高速道路を先輩に案内されて走行し、我が国の高速交通時代の到来を実感した。そして10月1日の東海道新幹線開業。

10月10日のオリンピック開会式では、会場には入ることはできなかったが、国立競技場の外で入場する各国選手団に拍手・声援を送っていた。あのときの感動、興奮は今でも忘れることはできない。

そして11月には公明党立党。来年は立党50年を迎えることになる。まさに、私の人生の中で大きな節目の年だった。

2020年、これから7年後の大会に向けて、しっかりと準備を進めていくことが必要となる。私も、「国土交通大臣として準備にどう臨むのか」「必要なインフラ整備をどう進めるのか」「リニアや鉄道(都心直結線)、高速道路など公共事業の完成を前倒しできないか」など多くの方からたびたび質問を受ける。

しかし私の考えは明確だ。何よりも大事なのは、大会がスムーズに行われること。そして、安全が確保されること。宿泊や交通などが快適に確保されること。パラリンピックにも備えてバリアフリーを進めること。これらを基軸に、東京都としっかりと連携しながら、落ち着いて着々と準備を進めていくことが重要だ。

例えば道路についても、オリンピックを契機に新たな事業を始めるというのではない。環状道路や湾岸の道路整備について、既に進行中の計画に沿って着実に実施していくことになる。前回の東京オリンピックに間に合うように整備された首都高速の老朽化対策も、これまでどおり着実に進めなければならない。

オリンピックは、日本の良さを世界に発信する上でも大きなチャンスだ。大会前後の期間、多くの外国人旅行者が東京、さらには国内各地を訪れる。道路標識などの外国語表記の見直しや公衆Wi-Fiなど情報通信環境の整備を進めて、対応を万全にしなければならない。我が国の成熟した質の高い都市空間、日本文化の魅力、そして高い技術力を伝える上でまたとない機会だ。

各人が、7年後の自分の姿を思い描きながら、前向きな目標を立て始めている。今まで我が国が陥っていた「心のデフレ」を打ち破り、国民全体が一つの目標に向かって結束する。日本人の誇りと自信を取り戻す。まさに、今回の開催決定は非常に大きな意義を持つと思っている。

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