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都議選、最後の3日間――。7月1日、大激戦の豊島区の長橋けい一候補、中野区の高倉良生候補、大田区の、玉川ひでとし候補、かつまたさとし候補の応援に駆けつけ、最後の最後までのご支援を訴えました。各候補とも、「現場を知り」「仕事ができる」「結果を出してきた」「信頼のある」候補です。

各候補とも、勝利に向けて懸命の訴えをし、走っています。

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1068089.jpg都議選も最後の一週間――。28日、激戦の豊島区・長橋けい一候補の応援に駆けつけました。長橋候補は"消滅可能性都市"とも言われた豊島区が、180度変わって、「文化・芸術の豊島(池袋)」「SDGs推進の都市」として蘇っていることを具体例をあげて話し、「その推進役として高野区長と共に闘ってきた」「何としても勝たせてほしい」と気迫をこめて訴えました。私は、豊島区の行く所行く所で、「待機児童ゼロへ空き家・空室を使う」「団地に駐輪場をつくる」など、長橋候補の闘いの実績があることを報告、勝利を訴えました。


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6月25日、大激戦の東京都議選が告示となりました。7月4日の投票日めざし、コロナ禍でのかつてない厳しい状況下の選挙戦です。私は、荒川区のけいの信一候補の第一声演説に駆けつけました。

「政治は結果」「政治家は仕事ができるかどうか」ーー。公明党23名は、いずれもかつてない激戦の中にあります。豊島区(長橋けい一候補)、中野区(高倉良生候補)、目黒区(斉藤やすひろ候補)、北多摩3区(中島よしお候補)、荒川区(けいの信一候補)、北区(大松あきら候補)、足立区(中山信行候補、うすい浩一候補)、大田区(玉川ひでとし候補、かつまたさとし候補)など、とくに厳しい選挙となっています。全員当選めざし、全力で走ります。

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実力も運のうち.jpg「能力主義は正義か?」が副題。性別や人種、貧富などの違いによらず、能力の高い者が成功のチャンスを生かせる「能力主義(メリトクラシー)」は、一見したところ公平で平等で正しいように思える。しかし今、こうした「能力主義」がエリートを傲慢にし、学歴や社会的地位を得た者が、成功できなかったものを「敗者」「機会が与えられているのに努力しなかった者」として見下し、成功できなかった者自身にも屈辱が残り、尊厳が奪われる。そこに社会の反発と分断が生じ、ポピュリズムの温床が出来上がる。ブレグジット、トランプ現象もオバマやヒラリー・クリントンのエリート意識も、"能力主義"の乱反射だと考えられる。この現代社会に根付く新たな"階級社会"を、真に正義にかなう共同体へと変えることはできるのか、と問いかける。

サンデル教授は、この能力主義(メリトクラシー)が、いかにして支配的になり、いかなる弊害をもたらしているかを、米国の具体例を示しつつ縦横に論じている。そこには、米国における宗教(神)や、アメリカンドリーム、激しい移民と格差という背景が日本とは比較にならないほど大きく存在することを感ずる。

「人はその才能に市場が与えるどんな富にも値するという能力主義的な信念は、連帯をほとんど不可能なプロジェクトにしてしまう。・・・・・・われわれはどんなに頑張ったにしても、自分だけの力で身を立て、生きているのではないこと、才能を認めてくれる社会に生まれたのは幸福のおかげで、自分の手柄ではないことを認めなければならない。自分の運命が偶然の産物であることを身にしみて感じればある種の謙虚さが生まれる。神の恩寵、出自の偶然、運命の神秘――こうした謙虚さが、われわれを分断する冷酷な成功の倫理から引き返すきっかけとなる」「"結果の平等""機会の平等"ではなく"条件の平等"――富や栄誉に無縁な人でも、まともで尊厳な暮らしができるようにする。社会的に評価される仕事の能力を身につけて発揮し、広く行き渡った学びの文化を共有し、仲間と学びの文化を共有する。出世しようがしまいが、尊厳と文化のある生活を送ることができなければならない。生来の能力を発揮し、あるがままに他者から認められることは可能だ」「消費者的共通善ではなく市民的共通善、機会の平等ではなく条件の平等が、"能力(メリット)"の専制を超えてゆくためには必要だ」という。「GDPの規模と配分のみを関心事とする政治経済理論は、労働の尊厳をむしばみ、市民生活を貧しくする。ロバート・ケネディは、仲間意識、コミュニティ、愛国心や労働の尊厳をうたい、働く人が『自分はこの国をつくるのに手を貸した、この国の公共の冒険的大事業に参加した』と言えるような労働の尊厳を強調した。そうした政治家は今ではほとんどいない。進歩派の大半は、"出世のレトリック""大学へ行け"、グローバル経済で競い勝つ術を身につけよ。やればできる、というだけだ」・・・・・・。

"能力主義"がはびこる現代を「真に正義にかなう共同体」へと変えようと現代社会の問題点を剔抉する。


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21日、豊島区の長橋けい一都議(都議選予定候補)、北区の大松あきら都議(都議選予定候補)の「事務所開き」が行われました。コロナ禍のなか、感染防止対策をとっての開催でしたが、決意みなぎるスタートとなりました。

午前と午後に分けて行われた長橋けい一都議の「事務所開き」で、長橋都議は「池袋、大塚周辺など豊島区は大きく変わり、文化・芸術の街、賑わいのある美しい街となった。"待機児童ゼロ"など、若い世代が住める街にするよう、高野区長と共に推進してきた。厳しい戦いだが何としても頑張り抜く」と決意を述べました 。駆けつけて下さった高野之夫豊島区長からも「今の豊島区の発展は長橋都議との連携でつくり上げた」と応援をいただきました。

夜は、北区の大松あきら都議の「事務所開き」に、花川與惣太北区長をはじめ、多くの方々が出席。大松あきら都議は、「荒川、隅田川、石神井川の氾濫を防ぐ調節池、堤防などの整備」「ワクチン接種の要介護の高齢者へのタクシー送迎」など、推進した実績を報告。勝利への決意を力強く述べました。

私は厳しい戦いであることを報告し、「政治家の役割りは仕事をすること」「政治は結果だ」と、「仕事をし、結果を出してきた」二人への心からの支援を訴えました。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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