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荒川の板橋・新河岸で防災・かわまちづくり――。水害対策のための「高台づくり」を全国で推進しています。加えて、水辺空間を使って、「荒川を地域の憩いの場」とする「板橋区かわまちづくり」計画がスタートを切りました。24日、これを推進してきた岡本みつなり衆院議員と共に現地を視察。同行した地元住民の方々も「荒川と新河岸川にはさまれたこの地域。避難経路、避難場所ができることは悲願だった」「遊歩道ができ、河川敷などで家族や友人たちと楽しむ場所となることは画期的。うれしくなる」との声をいただきました。

この事業は、「かわまちづくり」として国交省が先月末に発表した2021年度の全国6か所の計画の一つ。防災とともに水辺を生かして地域の賑わい創出をめざす取り組みで、国交省がハード・ソフト両面から支援する制度。この制度を利用し、避難場所の高台への連絡橋をつくることが決定。来年度から具体的な設計、翌年には着工の予定です。

続いて、東京北区赤羽の荒川に架かるJR東北本線の堤防橋梁部を視察。橋梁部の堤防が低くなっており、荒川下流域の堤防でも数少ない弱点とされている個所です。3年前から強化対策事業が始まり、年度内に完成予定です。これにより弱点が克服され、越水を防ぎ、東京全域を守ることができます。

近年、気象変化は激しく、災害はますます激甚化・広域化しています。防災・減災・国土強靭化、さらに地域活性化に力を入れます。

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新型コロナワクチン 本当の「真実」.jpg「2020年末に登場したファイザー製とモデルナ製のmRNAワクチンは、感染流行の反復という悪い流れを断ち切る、いわばゲームチェンジャーとなりつつある。ともに約95%という発症予防効果を持ち、重症化予防効果、感染予防効果という、いわゆる『三本の矢』が揃った、見事なワクチンだ。これによってワクチン接種で集団免疫を達成できる見込みが出てきた」「感染抑制は、①人流の抑制②ワクチン③治療薬の3つが大切だが、ワクチンと効率的に重症化や死亡を防ぐモノクローナル抗体という2つの『武器』を手に入れた。収束の方向に持っていける。不安材料は未知の変異株。その発生を防ぐためにも2回のワクチン接種を」という。免疫学者・宮坂昌之氏が、ワクチンに関する最新の知見を科学論文誌や研究機関のデータ、50年の臨床研究を踏まえて示し、本やメディアを通じての"嫌ワクチン"発言を切る。

「新型コロナワクチンは本当に効くのか、安全か」――「2つのワクチンは驚異的な有効率とスピード開発」「2回接種で、B細胞が作る中和抗体だけでなく、NK細胞、T細胞などが活性化され、変異株に対しても効果を発揮する」「副反応は感染ではない。自然免疫機能を強化したり、感染阻害の抗体をつくる免疫応答を誘導するため発生する。副反応と有害事象を区別せよ。副反応は深刻なものではない」「1回と2回が違う会社でも良いか――データがまだない。IgA抗体量、IgG抗体量、B細胞の数でも、組み合わせた方が良いという結果もある」・・・・・・。

「ワクチンの効く仕組み」――。「免疫機構は自然免疫と獲得免疫の二段構えで、順番に働く」「病原体には多数の『抗原』があり、私たちの免疫系は『抗体』を使って自己と非自己を区別する。目印(抗原)に対して作られるのが抗体」「ワクチン接種は自らの免疫系に『免疫記憶』を植え付ける。ワクチンでは、獲得免疫ばかりに焦点が当てられるが、免疫力は自然免疫と獲得免疫の総合力。だから変異株でワクチンが全く効かなくなることはない」。子どもは自然免疫が強く、ウイルス侵入に粘膜面で自然免疫が強く働く。インフルエンザは子どもの方がかかりやすいが、毎年流行するので大人の方がウイルスにさらされた回数(経験)が多く、獲得免疫ができているからかも知れない」「ワクチンは生ワクチン、不活化ワクチンがあるが、mRNAは遺伝情報を与え、ウイルスタンパク質を私たちの細胞に作り出す"新世代ワクチン"」「mRNAワクチンが免疫反応を起こす仕組み」「アストラゼネカ製ワクチンはウイルスベクターワクチン」「イスラエル、英国の今の感染はデルタ株によるもの」「感染放置による集団免疫獲得アプローチは惨憺たる結果(英国、スウェーデン)」・・・・・・。

「コロナの情報リテラシー」――。「マスクは有効。鼻出しは鼻からウイルスを吸い込んでしまう。不織布マスクは最も良い」「ファイザー製、モデルナ製は血中にIgG抗体(体内に侵入したウイルスの排除)とIgA抗体(粘膜表面に分布して、粘膜の局所でのウイルスの防御)の両方が増加する」「コロナコメンテーターには悲観的、負の側面強調、間違い、査読前論文の使用、恣意的解釈など、理解に誤りがある。嫌ワクチン本に注意」「行動制限がなくなるのは2023年以降?」「ゼロから始まった治療薬の開発」「変異株の中には抗体が効きにくい株が出てきているが、複数の抗体をカクテル化していることが功を奏している(ウイルス感染を中和できる)」・・・・・・。


透明な螺旋.jpgシリーズ第10弾、今、明かされる「ガリレオの真実」と銘打つ。湯川学の出生と湯川家に育てられた生い立ちが明かされる。

房総沖で銃弾を撃ち込まれた男性の遺体が発見され、同居していた恋人が失踪、関係者として天才物理学者・湯川の名が出てくる。草薙等が事件を追うなかで、湯川自身の出生・生い立ちまでが明かされるのだ。このシリーズ――科学者の目と警察・司法の目の違いは、どことなく"鬼平"の法的裁きと人情裁きの落差のような魅力が漂う。人情裁きは片目をつぶってのお見逃しだ。

若き女性・島内園香は母・千鶴子に大事に育てられた一人親家庭。園香たちには親戚と呼べる者はなかったが、千鶴子には心から信頼し慕っている年上の女性・松永奈江(絵本作家)がいた。ところが千鶴子が急逝。園香は一人きりの心細い生活が始まった時に辻中亮太という映像関係の仕事をしている男と出会い、同棲するが、これが激しいDV男だった。そして、房総沖で辻中亮太が遺体として発見され、園香は失踪。なぜか松永奈江が行動を共にしているようだ。その奈江が絵本を作るなかで接点があったのが湯川。一方、銀座のママ・根岸秀美には、乳児を捨てた過去があった。その時置いた「人形」を、園香が持っていたことを偶然発見し、秀美は千鶴子が自分が捨てた娘だと思う。そして園香を孫としてどうしようもない愛に包まれるのだった。親と子と孫、命のつながりの不思議なる因縁。そんななか事件は起きる。そして湯川の生い立ちも・・・・・・。


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19日、20日の連休――。地元を回り、街頭演説も行いました。コロナ禍であり、地域の人流はやはり抑えられている感じがしました。20日は敬老の日。高齢者は3640万人、総人口の29.1%に上昇して過去最高。就労者も25.1%に上昇。がん対策・フレイル予防など医療・介護・年金の社会保障とともに、働く場の多様な選択肢が求められています。長引く「コロナ」の流行が、高齢者の健康や日常生活に影響を与えています。しっかり取り組みます。


体当たり住宅経営.jpg「住宅」一筋に歩んできた竹中宣雄ミサワホーム会長。その人生は凄まじい。「人間いたるところに青山あり」「住宅営業は夜から深夜までは商談のゴールデンタイム(夜訪)」「駅のコンコースに寝て一夜を過ごしたこともあったホームレスもどきの泥臭い住宅営業」「管理職として必要な3つの能力――営業推進力、行動計画、受注残管理」「毎朝ミーティングが昼の1時、2時まで」「ついたあだ名がマムシ」「転職人生」「自動車事故で全身骨折、大量輸血でC型肝炎に」「走れ! Do Runを座右の銘に」「ミサワホーム経営危機、産業再生機構の支援」「敗者の惨めさ、火中の栗?」・・・・・・。しかしこれは単なる自伝の書ではない。激動する時代の変化の最前線で、人間生活の基盤であり根源である「住宅」は、それを映し出す鏡であり、「住宅(営業)」を語ることは時代と社会そのものを語ることであるからだ。その課題を打開していく先駆的役割りを住宅産業が担うという重要な意味をもつ。

「これからの住宅産業のカタチ」――。これからの時代と社会の変化をどう見るか。豊かな住生活を築くことが時代を切り拓くことになることを、俯瞰的に時間軸をもって語っている。その苦闘を「住宅という仕事の醍醐味」とポジティブに言うのが心地よい。

変容する不動産市場と住宅の「質」――。「人口減、少子高齢化」「都市回帰」「災害に強い耐震・免震」「南極の断熱、耐風、耐震、軽量化したミサワのプレハブ住宅・木質パネル接着工法」「ゼロ・エネルギー住宅」「二世帯住宅はひとつ屋根の下の近居」・・・・・・。更に「既存住宅流動市場の拡大」「空き家の抑制と活用」「外国人労働者も住宅確保要配慮者に」「長期優良住宅の促進と集合住宅の課題」「増え続ける"とりあえず空き家"」「二地域居住に空き家の活用」「環境時代にZEHの普及」「スマートハウスからスマートシティーへ」「太陽光発電(PV)と電気自動車(EV)の連結」「未来志向の複合拠点『ASMACI』モデル」「DX、テレワーク時代の住宅」・・・・・・。これからの時代変化の"見える化"は、住宅・都市づくりにあることを想起させる。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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