20210519_120439.jpg大塚駅南口から都電沿線に咲く美しいバラ――。毎年、この季節には大塚で「バラ祭り」が盛大に開催されますが、今年もコロナ禍で中止。しかし、バラが美しく咲き人々の目を楽しませています。18日、現地に行きましたが、カメラにバラを収めている人もいました。

かつて都電荒川線の大塚駅から向原駅までの区間では、ゴミの不法投棄や違法駐輪が目立っていました。そこに約30年前に植えられた約100本のバラが残っていたため、これらのバラを育てることで景観の美しい街にしようと、平成20年に南大塚都電沿線協議会が発足。

今では、地域の皆さんが手塩にかけて育てた約700種1200株のバラが毎年春と秋に咲くようになりました。

日頃から街をきれいにしようと努力している皆さまに感謝です。

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令和の国防.jpg兼原元内閣官房副長官補と岩田・武居・尾上自衛隊元幹部との対談。コロナ禍の世界は、大きな変化を余儀なくされているが、「米中対決」が露わになってくるのもその重要な構図だ。安全保障、経済、環境・エネルギー、テクノロジーなど、各分野において、対決・競争・協調と複雑な様相を呈している。

「安全保障は頭だけではなく肚で考えるものです。・・・・・・国家の生存を自分の問題として考える生存本能が要ります。それが経綸です。そこが覚醒すると、国家間の力関係、軍備、兵站、財力、人口、経済成長、株価、エネルギー安全保障、サイバーセキュリティ、国民保護・・・・・・。国全体の力を出しきるにはどうしたら良いか・・・・・・」「日本では、55年体制下のイデオロギー論争で、この根っこにある軍事に関する常識や国家としての生存本能が、政治・経済エリートから蒸発してしまっている」という。政治は徹底してリアリズムでなくてはならない。「日本の戦略環境」「中国の台頭と日米同盟」「台湾、朝鮮半島、北朝鮮の核ミサイル」「アジアにおける核抑止戦略」「科学技術政策と軍事研究」「防衛産業と企業」「日本の安全保障への提言」「政治家の決断とシビリアンコントロール」など、安全保障を現場の経験を踏まえて語る。


1621249315587.jpg17日、公明党の下水道政策に関する議員懇話会(会長:佐藤英道衆院議員)に出席し、挨拶をしました。

下水道関連四団体からは、下水道施設の老朽化対策に対する予算手当て、脱炭素化社会に向けた下水道施設の役割、下水道中のコロナウィルス測定による感染拡大防止などについて、要望を受けました。

私は「昨年決定した『防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化計画』に、下水道施設の老朽化対策が位置付けられており、これからの予算等にも反映されることが大切だ」「出水期を迎えて水害が懸念されるが、下水道施設は非常に重要でありメンテナンスに力を入れなくてはならない」「水質浄化やコロナの早期発見など、下水道施設の役割はいよいよ大きくなっていく。連携をしっかりしていきたい」と挨拶しました。


アルツハイマー征服.jpgコロナ禍が世界を覆うなか、ワクチンの接種や副反応、争奪戦が連日報じられている。今、世界で約5000万人、2025年には日本で約700万人になるといわれる認知症のなかでも最大のアルツハイマー病。1906年にアロイス・アルツハイマーが発見し、60年代頃からアルツハイマー病と呼ばれるようになったこの病気に対し、世界のいかに多くの医学者、研究者、製薬会社等がこの正体をつきとめ、治療法を探そうとしてきたか。50年以上にわたる最前線のその苦闘を、患者や家族も含めて日・米・欧を徹底取材したドキュメント。コロナ・ワクチンが遅い、遅れているというが、本書を読めばいかに早く接種に至っているか、多くの人の努力がいかほどのものかと思う。

アルツハイマー病の解明は、家族性アルツハイマー病の人々の苦しみの上に築かれてきた。「アルツハイマーが発見した時から『老人斑』と『神経原線維変化』とその病理として診断、治療法を模索してきた」「患者の脳内ではアミロイドβの蓄積が始まり、神経原線維変化が細胞内にたまる」「アルツハイマー病遺伝子をめぐり、神経センターと弘前大のチームは、突然変異の場所を14番染色体の800万塩基まで絞り込む」「トランスジェニック・マウスの開発」「エーザイの闘争、初の治療薬アリセプト誕生」「天才科学者デール・シェンクによるワクチン療法の発見」「根本治療薬としてのワクチンAN1792の治験と副作用」「推進する研究者ラエ・リン・バークの発症」「エーザイに待ち受ける特許の崖」「バピネツブの副作用」「アデュカヌマブの発見」「デール・シェンクの執念と襲いかかる病魔」「ワクチン療法から抗体薬への流れ」「治験にのしかかる時間と費用負担」「家族性アルツハイマー病を患った母の人生を語った日本女性の勇気」・・・・・・。

今日まで続く幾多の経験――「研究者から研究者へ知見は受け継がれ、共有され、ゆっくりとですが、確実にこの病気の解明は進みました」「本書を今も、この病気の解明と治療のために闘っている研究者、医者、製薬会社の人々、そして患者とその家族に捧げたい。いつの日か、この病気の苦しみが過去のものになることを願って」と結ぶ。多くの本が感謝の言葉で結ばれるが、本書ほどその言葉が身にしみたことはない。


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暑い日差しとなった15日(土)――。地元を歩きました。足立区では今日からワクチン接種が始まりました。区からも、公明党区議からも進捗状況の報告をいただきました。準備に相当、力を注いだ緊張感が伝わってきました。北区でも「昨日、ワクチン接種をしました」「接種日が決定しました」などの声を直接うかがいました。スムーズに接種できるよう、党のネットワークを最大限に活かして連携を取ります。

本日21時「出没!アド街ック天国」は「渋沢栄一が愛した街北区飛鳥山」です。 大河ドラマで話題の渋沢栄一翁が晩年30年を過ごした、私の地元でもある 「飛鳥山」の特集です。楽しみですが、飛鳥山の「渋沢栄一大河ドラマ館」は、今日も緊急事態宣言のため休館です。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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