児童虐待から考える.jpg最近、目黒区内で発生した児童虐待事件をはじめとして、児童の「虐待事件」「餓死事件」「置き去り死事件」「遺体放置事件」が続いている。児童虐待は10万件を越え、増え続けている。本書は「児童虐待を考える」ではなく、「児童虐待から何が見えてくるか」「社会は家族に何を強いてきたか」を現場の実態から問いかけている。

現場を歩いているだけに、表面的に言われている話とは随分違う。「作られた"残酷な父親"像」「親としての過剰な『生真面目さ』」「育てる力が乏しい親、それを支えない社会」「助けを求めることを知らない親たち」「社会に不信感を抱きつつ、その規範に過剰に従う」「完璧な母であれ」「社会につながれない"ニューカマー"たち」「子育てには家族という器がいる。しかし家族の凝集力が失われている現代」「母子家庭の貧困の根深さ。とくにニューカマー(例えばフィリピン人女性たち)」「育児は母親だけの義務か? 母性から降りる、共同体で支援する」・・・・・・。

そして、現場を歩くと、10年間で高度成長期につくられた近代家族の変容が見えてくる。「子どもを連れての住居移動」「母子家庭の増加」「性行動の活発化と離婚の増加」「安定した就労の困難」「性産業への一般女性が参入する敷居の低下」「ネット、SNS等メディアの進化」「虐待が脳を損傷させるなどの研究の進歩」「人の孤立化の進行」などだ。

新しい子育て社会をどうつくるか。厚労省の出した新しい社会的養育ビジョンにどう現実的魂を入れるか。児相など各部署での職員の力量アップ。親のキャパシティをどうバックアップするか。地に足をつけた問題提起がされている。


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23日、東京北区西が丘にある「味の素ナショナルトレーニングセンター」(2007年開設)の拡充状況を視察しました。これには公明党の根岸みつひろ区議(豊島区)や地域のスポーツ関係者の皆さんも参加しました。

トレセンをさらに拡充するための工事が急ピッチで進み、拡充棟(第二トレセン)は、来年5月の完成見込みです。また、センターの館内も視察。トレセンの役員から「リオオリンピック41個のメダルのうち、40個がこのトレセンで訓練した人が獲得しました。こうした施設があって、長年徹底的に練習し続けてきてようやくメダルをとれるようになりました」と語っていました。

2020年東京オリパラを目指してきわめて重要な施設。これからも拡充や改善に努力していきます。


ミリオンカの女.jpg日露戦争前の帝政ロシアのウラジオストク。明治初期の1871年、函館の大火で孤児となったところを寄港していたイリーナ号の由松に拾われてウラジオストクにやって来た「お吟」。ペトロフ家に入って2か月後、彼女を引き取った夫婦は、やがてお吟を娼妓「浦潮吟」としてこき使う。20歳の1887年、ウラジオストクに商会を構えるグリゴーリィ・ペトロフに再び養女として迎えられ、令嬢として活躍する。波乱万丈の苦難のなか育ったお吟は賢く、度胸も知恵もたくましさもあり、凛として生きる。小型拳銃も持ち、修羅場を切り拓く鉄火場の女でもある。

戦乱への序曲、民族間の確執・策謀・文化的差異、シベリア鉄道開発、捕鯨や漁業、鉱山開発、荒くれの人夫、遊郭、流血の抗争・・・・・・。多民族が入り乱れる陰謀渦巻く時代状況、そしてロシアにとって重要な極東の港・ウラジオストクにはそうした矛盾が集約される。スラム街・ミリオンカには、その闇が集結する。

激しく厳しい事件の連続だが、美しい坂の港町である函館とウラジオストク。厳しい環境のなか心を通わせ合う人々の絆、四季折々の花がバクコーラスのように奏でられる。


未来.jpg「10才の章子へ こんにちは、章子。わたしは20年後のあなた、30才の章子です。・・・・・・」。大好きなパパ(佐伯良太)を亡くしたばかりの章子に、突然不思議な一通の手紙が届く。"人"になったり"人形"になったり、体も精神的にも弱いママ(文乃)と2人で暮らしていくことになる章子。ママはいつから、どうしてこのようになったのだろう。そのママと樋口の名も故郷を捨てて、パパはなぜ結婚したのだろう。学校では、優秀だが、イジメにもあっている章子。新しく父親的存在になる男からの暴力・・・・・・。章子が交差する数少ない友人・知人のなかで次々起きるいじめ、虐待、自殺、放火・・・・・・。

とにかく最後までつらい。とくに出てくる女性がいずれも皆、酷い目にあい、想像を絶するどん底の闇に落される。"人形"という病に化して遮断しなければ生きられない究極の絶望。そのなかでパパ、ママ、章子の揺るぎない愛情。その中心軸が、時間のなかに細くも芯の通った生命線として貫かれる。ママの心をこそのぞきたくなるが、それこそ読者が感じ取るものなのか。


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18日午前7時58分頃、大阪府北部を震源とするM6.1の地震があり、大阪市北区や同府高槻市などで震度6弱を観測しました。4人が死亡し、300余人が怪我、交通が大混乱し、断水・ガス停止などが続きました。

復旧を急ぐとともに学校の塀など緊急点検を行います。大都市直下型地震への備えが急務です。全力をあげます。

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16、17日の土日、地元では、赤羽消防団の消防操法大会、北区民謡連盟の春の舞踊大会、二科東京支部展などの諸行事が行われました。また、都内で行われた大相撲の幕内・妙義龍(境川部屋)の挙式披露宴にも出席、挨拶をしました。

さらに「明治杯2018年度全日本選抜レスリング選手権大会」が駒沢体育館で行われ参加。表彰式でプレゼンターを務めました。世界選手権選考会を兼ねた戦いだけあってどの試合も真剣そのものでした。

赤羽消防団消防操法大会では、公明党の近藤みつのり北区議会議員が、なんと最もハードな2番員として活躍。私は挨拶で消防団の皆様への感謝の言葉を述べました。

妙義龍 180616①.jpg

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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