上田市 180218.jpg 長野県本部 180218.jpg

18日、松本市で行われた公明党長野県本部の政経セミナーに出席、挨拶をしました。これには太田昌孝衆議院議員・県代表、公明党の県議、市議等、務台俊介衆議院議員(自民党)、宮澤宗弘安曇野市長をはじめとする各市町村長、各種団体など、多くの来賓が出席しました。その後、上田市で行われた時局講演会にも出席し、挨拶。これには太田昌孝衆議院議員、清水純子県会議員らが出席、市町村長、各種団体の方々も参加されました。上田市は来月に迫った市議選に向け、力強い会合となりました。

私は、「平昌から東京五輪までの3年間は日本の未来を開く重要な時だ」「公明党の50年の戦いで、全世代型社会保障・福祉・子育て・教育が政治のメインストリームになった」、そして「安全で安心で、勢いのある国にしていかなくてはならない」と訴えました。また、中信、東信を結ぶ国道143号青木峠の新青木トンネルは、防災・医療など命を守るため、また観光・経済活性化のために必要で、この道路整備を強く推進してきた事を報告。この地域をさらに発展させることが重要であることを述べました。

道の駅 180218.JPGこれに先立ち、松本から上田への移動の途中、青木村を訪問。私が国交大臣の2015年に「重点道の駅(全国1050の中で35か所選定=当時)」に選ばれた青木村の「道の駅あおき」を視察。北村政夫青木村村長から拡充整備計画の進捗状況の説明を受けました。今年4月には高機能拠点化事業が完成し竣工式が行われる予定です。多くの人が訪れる施設に向けて前進しています。


戦の国.jpg桶狭間から大坂の陣までの戦国の世――。織田信長、上杉謙信、明智光秀、大谷吉継、小早川秀秋、豊臣秀頼の6人を描く。「決戦!関ヶ原」などの決戦シリーズで冲方丁氏が挑んだものだが、時系列に並べてみると、より人物が浮き上がってくる。「世は、秀頼が望んだ騒がしさを失い、かつてどの武将達も大義名分とした、全国静謐の泰平へと移り変わっていった。織田・豊臣が直面した戦なき世が訪れ、そこでは上杉が磨いた兵法も机上のものに過ぎなくなった。明智のような主君殺しは忌み嫌われ、五畿七道を、八道、九道とせんとする野心は誰の心からも消え去った。・・・・・・下克上の世が残したおびただしい道を通るのは、兵ではなく、人と物、銭と思想であった」――。

「人間、五十年・・・・・・。六欲天の魔王。人心掌握の神算鬼謀」「炯眼の持ち主(虎視の眼)」「我、鬼札として天下を取れり」「人望厚く、中庸をなし、国を富み栄えさせること能う逸材(家康の吉継評)」「秀吉と豊臣家と文官に対する深い失望(吉継がはなから信じていなかった秀秋の心中)」「神生(な)りて下克上巳む」――。いずれも途方もない能力をもち、人心掌握に長け、宿命的立場に立たされた者の激烈な人生とその勝負の決断。異常な戦国の事態が異能の"神がかる人"を"神そのもの"と押し上げる姿が描かれる。


敗者の想像力.jpg「敗戦後論」から20年。「戦争の敗北」「占領」を真正面から受け止め、血肉化、思想化していない日本の現状を、山口昌男、大江健三郎、鶴見俊輔、吉本隆明、カズオ・イシグロ(ノーベル賞受賞前に本書は書かれている)、宮崎駿、そして「シン・ゴジラ」等を通じて語っている。なぜそうなったのか。深まらないのは残念なことなのだ。

「敗者の想像力とは、敗者が敗者であり続けているうちに、彼のなかに生まれてくるだろう想像力のことである」「日本の敗戦国としての70余年の経験が育んだ感性、感受性、考え方――それを総称して敗者の想像力と呼ぶ。しかしそれは、敗者に限らない、人間の想像力の深い現れでもある」「敗れることの経験の深さ」「自分たちが敗者である。その自覚の底に下りていく。そこから世界をもう一度見上げてみる。見下ろす想像力と見上げる想像力。想像力にも天地がある」「第二次世界大戦の敗戦国の特異さ――壊滅的な物質的・倫理的敗北によって"敗戦国"としての自意識が残らないほど徹底的に打ちのめされた点にある......かくも従順に、抵抗もせずに、不当なことを受け止める......運命として受け止める」「日本という国には、現在、敗者の想像力が足りない。圧倒的に足りない。......なぜか大江健三郎の初期作品が、意味深い例外的な位置を占めている」「敗者の想像力とゴジラ」「原発事故とシン・ゴジラ」「文明の逆襲と冷温停止」「これからの時代、低エントロピー社会を射程に置く。そのモデルとして"勝ち派"のスタイルではなく、"負け派"のスタイル、せり下げの非・上昇志向」「近代日本は、明治以来"(上昇)文明のハシゴ段"を登ってきたが、この強迫観念からどう自由になるかが、戦後の課題になる(鶴見)」「(マルクス主義など)輸入思想を金科玉条的に信念貫徹してきただけでは、思想的な価値はみじんもない」「ぼろぼろな戦後に殉じる、矛盾を生きる」「戦後民主主義という時代遅れの"時代の精神"に、いまこそ自分が殉死しよう」......。まさに「下り坂での戦い」の「負けることを最後までやりとげる戦い」ということを考える。


三重県本部 180212.jpg

2月12日、三重県四日市市で行われた「公明党三重県本部 躍進の集い」に出席し、あいさつをしました。これには、伊藤渉衆議院議員、新妻秀規参議院議員、里見隆治参議院議員、中川康洋前衆議院議員のほか、川崎二郎衆議院議員(自民党)、鈴木英敬三重県知事、森智広四日市市長をはじめとする市町村長、各種団体など、多くの来賓が出席しました。

私は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据えて、2018年が日本の未来を開く重要な年になること。今こそ、政治が現場の皮膚感覚をもって、わが国の未来を志向して、一瀉千里に仕事をしていかなくてはならない。また、北勢バイバス、東海環状道路などのインフラ整備整備をさらに推進すると同時に、クルーズ船が新たに寄港する四日市港を観光の軸として、この地域をさらに発展させることが重要であることを述べました。

会合に先立ち、三重県建設業協会の方々とも懇談をし、建設業界の現状もうかがいました。


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2月10日、甲府市で行われた公明党山梨県本部(代表=安本美紀県会議員)の「新春の集い」に出席、挨拶をしました。これには高木陽介衆院議員、輿水恵一前衆院議員ほか、森屋宏参院議員をはじめとする国会、県会、市町村会の多数の自民党議員、後藤斎・山梨県知事、田中久雄・中央市長、保坂武・甲斐市長、堀内光一郎・富士吉田市商工会議所会頭、坂本政彦・山梨県トラック協会会長ら多数の来賓が出席しました。

開会に先立ち、山梨県市長会や山梨県建設業協会からの要請・懇談をしました。

新春の集いで私は「山梨県は未来性に富んでいる。中部横断自動車道があと2年で開通する。また環状道路等の道路整備が進んでいる」「環状道路を前進させ、観光、そしてワインや果物などの山梨県の魅力が大きく発展する」「多くの外国人旅行客がクルーズ船で清水港(静岡県)から。そして成田空港から圏央道・中央道を通り、直接山梨に、富士山に来る時代は近い。そのために公明党は頑張ります」と述べました。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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