「地方再生に挑戦する人々」と副題にあるように、全国各地で防災・減災や地域の活性化に頑張っている建設業や政治家の現場の姿を、くっきりと紹介している。
「『稲むらの火』と国土強靭化」では二階自民党幹事長のこの数年の仕事、防災・減災・国土強靭化がいかに大事か。雨の降り方が変化し、巨大地震に見舞われた「災害列島・日本」にどう対応するか。大都市で、地方で、離島で格闘する人々。「世のため人のためにつくせ」との精神で「公共事業悪玉論」を振り払いながら黙々と志をもって取り組む人々。インフラのストック効果を凝視して日本の経済成長を支え、推進する人々。
「技術はうそをつかない」「B/Cという考え方は都市部ほど有利に働くのではないか」「熊本城復興のために"国民の一人一枚瓦寄付"運動」「電気商会の"24時間365日いつでも飛んでいきます"のキャッチフレーズ」「下水道のSPR工法の衝撃」・・・・・・。「国民・政府・自治体の皆さん、建設業の現場の声を聴いてください!」とまで現場の声を伝えてくれている。
子育てを応援しようーー。16日、足立区の保育ママの現
「保育ママ」が自宅などで行う家庭的保育における食事提
この日はまず足立区本木南町にある保育ママ施設を訪問し
「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」「中原の虹」「マンチュリアン・リポート」に続く第5部「天子蒙塵」の第一巻。待望の書だ。天子蒙塵とは「天子が塵をかぶって逃げ出す」こと。
張作霖爆破事件をはさみ、宣統帝溥儀と皇后・婉容、淑妃・文繡、そしてその側近たち、更には張学良らが何を思い、どう動いたか。溥儀と文繡の離婚劇の真相から、日本がかかわった天津から満洲建国への道のりを、文繡姉妹の静かな語りによって描いている。
巨大な時代の荒波に吞み込まれながらも、自由をめざした女性の物語でもあり、同じ荒波のなかで大清の復辟を秘めつつも楽園的日常に浸るラストエンペラー・溥儀の姿など、悲哀が滲む。1930年代の中国大陸への序章がこの第1巻だ。