今日は、私が地元の皆さまと共に長年取り組んできた課題が、大きく解決へ前進しましたので、ご報告させていただきます。
足立区小台方面から田端駅へ通じる都道白山小台線に、JR東北本線と交差する「第2下田端踏切およびガード」があります。この都道は、田端駅や商店街に近く、通勤・通学や買い物などの歩行者・自転車が多く行き交います。しかし、前後区間では両側それぞれ幅3メートルある歩道が、踏切とガードによって1.3メートルと極端に狭くなっているため、通行やすれ違いに不便。時には、車道に出る歩行者や自転車もあり、路線バスなどの通行に支障を来し、渋滞や接触を引き起こしてきました。
現在、この第2下田端踏切およびガードの拡幅工事が行われていますが、ついに9日、鉄道高架の橋桁を、新しく幅の広い橋桁に架け替える、最大の工事が行われました。午前2時ごろから明け方にかけ、電車や周辺道路を停止・通行止めし、真夜中にもかかわらず多くの関係者が見守る中、工事の大きなヤマを無事に越えることができたわけです。
このガードは、なんとか拡幅ができないものかと、地元・北区東田端の皆さまをはじめ、多くの方々が尽力してきました。4745筆もの署名を区に届け、2002年(平成14年)には北区議会が拡幅に関する陳情書を採択し、都やJR東日本に提出しています。しかし事態は、なかなか動きませんでした。なぜかといえば、一つには、東京都・JR・国交省の道路担当部局が、三すくみになっていたからです。そして、もう一つの原因は、工事の技術的な問題です。
「いったい、どこに、何を言ったらよいのか分からない」
「何が一番、大変なのかが、よく分からない」
こうした地元の皆さまのお声を受け、私が衆議院予算委員会で、この問題を取り上げたのは2005年2月25日。私は写真を示しながら拡幅を求め、国土交通大臣が取り組むことを約束したことから、ただちに3月8日には、国土交通省道路局長や都の担当者などの視察が実現。20年以上にわたる積年の課題であった拡幅は、ようやく具体化へ向けて前進が開始されました。
そして、このたび工事が最大の難所を越えたことは、とてもうれしいことです。さっそく9日、地元の皆さまの喜びの声を伺い、取り組んでよかったと私も大変に感激しました。これによって、ガード部の歩道は、かつての幅1.3メートルから、両側とも3メートルへと、実に倍以上に広がります。地元の皆さまの長年のご努力、そして、工事に関係する方々に感謝申し上げると共に、完成までの無事故を心より祈るものです。
ありとあらゆる商業主義の実例が出てくる。現実の今の話だ。
医療、教育、スポーツ、出産、子ども、死、臓器、戦争、政治――あらゆるものがカネで取引され、売買されてしまう時代。しかもそれが全方位で浸透している。市場の論理でいけば、こうした取引は問題はない。裁判で争われることはあっても。
しかし経済学的に、問題はないとしても、「これでいいのか」との違和感を多くの人々がもっている。何か違う。これでいいはずがない。マイケル・サンデルは、誰も説明してくれないこれらの問題に「何が問題なのか」と切り込む。この世には「買えないもの」も「買えるがそうすべきでないもの」もあるはずだ。
「善き生とは」「高級な生き方とは」「人間として生きるということとは」「われわれはどんな種類の社会に生きたいのか」――。商業主義に潜む「退廃」「冒涜」「下品」「失望」「汚染」、そして「神聖さ」「精神性」の喪失。
「経済学者的美徳観は、市場信仰をあおり、本来ふさわしくない場所にまで市場を広げてしまう。・・・・・・利他心、寛容、連帯、市民精神は、使うと減るようなものではない。鍛えることによって発達し、強靭になる筋肉のようなものなのだ。市場主導の社会の欠点の一つは、こうした美徳を衰弱させてしまうことだ。公共生活を再建するために、われわれはもっと精力的に美徳を鍛える必要がある」
「われわれが望むのは、何でも売り物にされる社会だろうか。それとも市場が称えずお金では買えない道徳的・市民的善というものがあるのだろうか」と結ばれている。
「拝金主義」とまではいかないが、「美質の国・日本」にも商業主義は浸透してきている。「どういう社会に生きたいのか」ということを考えることだ。「見えざる社会保障」が社会の進展とともに崩れた日本は、その共同性をいかに再建するか、それもまたこうした問題だ。
東日本大震災から500日余。発災直後から道路の啓開、命のルートを開いた「くしの歯作戦」、救援ルートの確保や人的、物的の両面から市町村支援に全力を上げてきた国交省東北地方整備局。その活動を記録した貴重な本だ。
重要な働きをしたのは、3.11深夜から直ちに始まった被災市町村へのリエゾン(災害対策現地情報連絡員)派遣。そして「棺桶でも大丈夫ですよ」「私のことを"整備局長"と思わず"ヤミ屋のオヤジ"と思って下さい」という3月21日の徳山局長から被災市町村への文書だ。こんな役所の文書があるのだ。国交省が今回、従来の役所の常識を打ち破って重要な働きをしたことがよくわかる。
東日本大震災は、被災地の方々の頑張り、官も民もボランティアの方々、全ての人間の魂の戦いによって、未曾有の国難を突き破ってきていると思う。今も......。
9月1日と2日、全国各地で防災訓練が行われましたが、東京・北区では2日、急に雨が降る不安定な天候でしたが、各町会・自治会で、工夫された防災訓練が行われました。
首都直下地震が30年間で70%の可能性と指摘され、先日は南海トラフの巨大地震(M9級)が発生した場合、最悪で32万人の死者、倒壊・消失建物が238万棟、1015平方キロメートルが浸水という被害想定を内閣府が発表したばかり。
しかし、「対策をとれば被害は間違いなく減らすことができる」とも言っています。私が主張している「防災・減災ニューディール」「震度7を想定した全ての総点検」「自助・共助・公助とともに近助が大切」「密集市街地を考え、まず消防バイクやスタンドパイプを」――などを急がねばなりません。
2日の防災訓練では、身近な「煙への対応」「消火器やAEDの使用」「車イスの使い方」「備蓄」をはじめ、「倒壊した建物からの救助」など工夫をこらして行われました。
「災害は現場」「災害対策は実務」、そして「緊急時は日頃からの訓練をしておいたことしかできない」など、まさに自助・共助・近助が重要です。私は党首都直下地震対策本部の総合本部長で、政府にも数々の現場に基づく提言を行ってきました。さらに頑張ります。![]()
30日、北区の企業経営者をはじめとする有志でつくる「北陽会 懇親の夕べ」が多くの方のご参加をいただき行われました。私にとって、この日で前回衆院選から3年――。歯を食いしばる3年でしたし、だらしのない政治を歯ぎしりする思いで見てきた3年でした。この間、真心より支えていただいた方々の集いでした。感謝の気持ちでいっぱいです。込みあげるものがありました。本当に多くの方々のご支援のおかげで捲土重来を期す今の私があります。
「外交問題の噴出」「景気・経済の低迷」「社会保障の不安」「大地震の脅威」――日本は今、壊れはじめている。底が抜けるような深刻な状況に直面しています。これらをもたらしたのは、マニフェスト総崩れ、無策と無責任の民主党政権であり、いまや再建しようとする意志すら見えません。国難に対処すべき時に、何をやろうとしているかわからない、ハンドルを握っていません。「日本再建に全力をあげる。今やらなければ......」――私はそう訴えました。頑張ります。
