太田あきひろです。
3月1日より1週間、春の火災予防運動が行われています。2日に行われた地元のシニアクラブの大会にも、消防署が協賛。「地域での火災予防の相談」「住宅用火災警報器の促進」などのほか、首都直下地震に備えて「家具の転倒防止」「高層マンションでの長周期地震動への対応(冷蔵庫やコピー機などが横にすべり凶器となる)」「助け合う地域の絆」などの大切さが訴えられました。常日頃からの備えが最も大切です。
私はこのたび発足した党の首都直下地震対策本部の総合本部長になりましたが、地域の安全・安心、防災対策に全力をあげます。しっかり頑張ります。
女性が働く時代。M字カーブを克服することをはじめ、ますます女性が活躍する時代。「働く女性の本音」を知る藤井さんの著作。
「集団でとくに目立つのは、縦社会のルールに従う男性と、情報ネットワークで横につながる女性の違い」「女性は知っていることをみんなに伝えたい。共感してもらいたい。平等性と共感性をとくに大事にする」「上から目線や一方的な指示をとにかく嫌う」「聞き上手で論理的に話のできる上司を望む」「女性のアイデアを実現させること」「清潔がより大切」「女性は男性よりも、人生で悲しみを感ずる割合が割多い」
――ワークライフバランスが大切な時代、男性中心の縦社会からの脱却の書。男性は煩悩即菩提、女性は生死即涅槃。
世界で戦える「製造業」をどう守るか――と副題にある。このままでは、「メイド・イン・ジャパン消滅」へ進むが、財部さんは、「メイド・イン・ジャパンは不滅だ」と結論づける。そこが、机の上の学者と日本企業の悪戦苦闘を現場で知り、同苦しながらも未来を拓こうとする財部さんと違うところだ。
日本の企業の経営者には、「従業員の雇用を守り、世界に喜ばれる商品をつくり続けよう」という気概があり、必死さがある。それがあるゆえに「不滅だ」と結論づけた。それは財部さんの意思だ。
超円高、電力不足、高い法人税、厳しい労働規制、スピード感のない貿易自由化・・・・・・。国内生産への執着をもちながらも、企業経営者のマインドは、「持ちこたえられない」と急速に離れつつある。瀬戸際だ。
そのなかで、岐阜にある"日本一のグローバル企業"森松工業の松久信夫社長の「メイド・イン・アジア」への大胆な戦い。従来と違い、生産現場の技術でも"逆転現象"があり、日産「マーチ」の"逆輸入"戦略に踏み込んだ志賀俊之COO。日本唯一のDRAM専業メーカーのエルビーダメモリの戦略。「メイド・イン・ジャパン最後の砦」トヨタの執念。
無責任な経済成長不要論や敗北主義に立ってどうするのか。日本社会は製造業を本当に見捨てていいのか。企業は死に物狂いで戦っているではないか。評論ではない。現場と共戦する財部さんの声が本書からビンビン伝わってくる。
太田あきひろです。
今日、発売された26日付けの東京スポーツ。政治ジャーナリストの藤本順一氏のインタビュー記事、「太田昭宏氏へ直撃」が掲載されています。
昭和46年、私は京大大学院を卒業して上京、公明新聞に入社しました。東スポ、スポニチなどと同じ印刷工場で、油にまみれて整理・校閲をしたのは青春の大きな思い出です。
インタビューのなかで私は「3・11東日本大震災では首都圏にも津波が来た」「国会は現場の悩みを反映していない。早く景気・経済に力を 入れないと、日本は大変なことになる」「民主党の人事は回転ドアのようだ」――などと語っています。
とにかく現場は景気・経済、そして防災・減災。
しっかり頑張ります。
