太田あきひろです。
地域行事をまわるなか、昨日(8日)北区立第三岩淵小学校の創立80周年記念式典に参加しました。
子ども達の颯爽とした姿勢に、伝統に裏付けられた、しっかりした教育が行われていることを力強く思いました。
5、6年の生徒全員が「喜びのうた」で80周年の歴史を、歌を交えて話しているのを聞いているうちに、戦争など苦難の歴史が胸に込み上げ、目頭が熱くなりました。
昭和3年(80年前)というと、わが党の創立者の生まれた年、また11月9日は2003年の衆議院選挙の投票日でした。言葉に尽くせないほどの厳しい選挙でしたが、崖をよじ登るように押し上げて頂きました。同じ11月9日は、私の父の命日です。草創期の家族ぐるみの戦いを思い起こします。
人は一人で生きるのではない。戦いができるのも、数限りない人の真心に支えられているからこそです。
感謝こそ、よき人生の根源だと思い、体を張って頑張ります。
太田あきひろです。
本日、文化・芸術振興についての申入れを塩谷立文部科学大臣に行いました。
1929年からの世界恐慌。これはルーズベルト大統領のニューディール政策、TVAなどで脱したといわれますが、じつはこの時に、米国は、文化・芸術に力を入れ、それが大きく貢献したことは意外と知られておりません。ハリウッドなどもこの時に力を入れた成果です。
公明党は21世紀は文化・芸術に力を入れる時と主張し、「文化芸術基本法」を成立させました。今、世界の金融危機の時に力を入れるべきは文化・芸術。それが今日の文科大臣への申し入れです。
太田あきひろです。
1、2、3日の3連休、地域での行事はとにかく盛んでした。
町会の大運動会、長寿を祝う会、地域の方々が出品しての町会等の文化祭(私も出品しました)、美術展、そして中学校の文化祭・・・。そして私は諸行事への出席とともに、街頭遊説を北区・足立区で行ないました。
神谷中学校では、農業体験学習を取り入れ、種を植えることから収穫まで意欲的に行なう「教育ファーム」を紹介、日テレも取材に来ていました。働くこと、食の大切さ、土と環境への親しみ、「心を豊かに耕すこと」を教えようと情熱を傾けていることに感動しました。現場の中から、やるべき急所がよく見えてきます。
激変の世界と社会――現場からよりスピードある行動に努めます。
大変お世話になった河合隼雄先生と興味深い話をいつもしてくれる茂木健一郎さんの対談。私自身、昔から同じ夢を何度もみることがある。空を平泳ぎで泳いだり、試験に間に合わないとか卒業できないで焦るとかいう学校ものとか。これは何か意味するところがあるのか、と気になっていた。「夢」について興味深い話があった。「心の盲点が夢に現れる」というのだ。
河合先生によると「人間は生きていること自体、大変、無理をしている。それを、無理をしているだけではもたないから、寝た時に調整する。
その調整する動きを脳の中で視覚的に把握したのが夢」という。その意味では、夢をみるということは、きわめて大事だ。問題はその夢のもつ意味だ。本書によると、こういう夢はこういう心のあらわれと定形化することはできないという。同じ夢でも、その人の今までの生き方、環境などによって違う意味をもつわけだ。「関係性」が大切らしい。面白い本だ。