太田あきひろです。
今朝、来日中の王家瑞・中国共産党中連部長と会談をしました。
古くから中国と関係がある公明党だけに大きな信頼を寄せてくれ、会談は1時間15分にも及びました。
世界の経済危機の中、日本と中国の果たす役割は大きく、環境をはじめとして強い互恵関係をとること、そして首脳交流や青年交流を促進するなど3つの加速を主張。さらに北朝鮮問題への取り組みを要請しました。
太田あきひろです。
3月1日から3月8日は「女性の健康週間」。
今朝、地元・北区の大橋病院にて乳がん検診車の視察を行いました。
この検診車は東京都で3台目。唯一デジタル撮影が可能な検診車です。
公明党はマンモグラフィー機器の設置拡大に力を注いできました。
今後もマンモグラフィーによる乳がん検診の受診率拡大と、女性の健康をより一層サポートしていきます。
「31歳フリーター。希望は、戦争」(赤木智弘)に始まるこの2年の若者論考。ホームレスになってしまった30代の若者には、バブル崩壊後、チャンスそのものがなく、「働こうとしない」ではなく、企業の側が働かせようとしない、これが苦境の因という。
また「仲間がいない」「コミュニケーション能力がない」「覇気がない、生命力がない若者が増えている」「不安定、辛い、単純作業で低収入から抜け出せないホームレス予備軍(製造業で派遣・請負で働く)が100万人」「若者が路上生活者になる危機」「ルールに縛られない、多様性を求める平成的価値観は、昭和的価値観とは違う」「加藤容疑者を雇用問題や格差社会の被害者にする最大公約数的な物語づくり作業に手を貸すな」「制度的にできることと、どうしようもないこととある。モテル、モテナイの面倒まで見る国家などあるのか」――など。
論文・対談13本。19人が語っている。
太田あきひろです。
昨年の10月から12月のGDP(国内総生産)が発表になり、年率にしてマイナス12.7%というきわめて悪い数字が発表されました。
私は昨年11月から仕事がめっきりなくなったとか、中小企業をはじめとする現場の悲鳴を聞いてきたので、この数字自体をおどろくものではありません。厳しいと思っているからこそ、中小企業の緊急保証制度や雇用促進策を推進してきました。
今日、官邸で総理とも会い、景気経済対策にすべてを投入して、そこに一切のエネルギーを注ぎ込むこと。民主党が参議院で1ヶ月も審議を放置してきた第2次補正の財源法案の成立と、今衆議院で審議中の本予算の早期成立に全力をあげることを確認しあいました。
すさまじい本だ。いや戦争の現実がすさまじい。悲惨、残酷、地獄ということだ。若き通信兵だった合津さんが、ソ連軍侵攻による敗戦と、それに続くシベリア抑留体験を綴った迫真のドキュメント。60年たってこれだけ生々しく語れるのは一体どういうことなのか。細胞にまで刻まれてしまったということではないのか。コッポラの「地獄の黙示録」だ。武田泰淳「ひかりごけ」だ。
若き兵士が8月15日をどう迎えたか。生きたか。生と死の記録というにはあまりに言葉及ばぬ悲惨、残酷な現実。凍土のシベリアの夜中、死んだ友を離れてシラミが暖かい合津さんに移動する。希望のないという日々がどれだけ想像を絶する絶望に人をたたき落とすか。
読み終わって、表紙の白樺の絵を5分間ほど、ながめていた。