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年収960万円未満に給付で合意/18歳以下へ10万円相当

2021年11月11日

児童手当の仕組み活用し迅速に
自公党首が会談

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■新マイナポイント、段階的に最大2万円

自公党首は、10万円相当の給付対象について、年収960万円の所得制限を設けている児童手当の仕組みを活用し、年内に現金5万円を迅速に支給することを確認。残りの5万円については、来春の卒業・入学シーズンに向けて原則クーポンとして配布することも申し合わせた。

両親と子ども2人の4人世帯で年収が960万円以上の場合、給付対象から外れる。共働きの場合は、夫婦の「収入の高い方」で判断されることになる。

新たなマイナポイントについて自公党首は、①マイナンバーカードを新たに取得した人に最大5000円相当②カードを健康保険証として利用登録を行った人に7500円相当③預貯金などの口座の登録を行った人に7500円相当――のポイント付与で一致した。

会談後、山口代表は記者団に対し、「給付の宛先となる口座が届けられている児童手当の仕組みを活用すれば、スピーディーな給付ができる」と力説。

新マイナポイントについては、自公協議で自民党が各段階のポイント付与額を5000円相当と提案していたものの、「ポイントを付与し、消費喚起につなげるという公明党の基本的な考え方を訴えて合意を図った」と説明した。

命を守る政策進める

2021年10月12日

太田、岡本氏がコロナ、防災対策を強調
東京・北区で街頭演説

1634004041955.jpg公明党の太田昭宏全国議員団会議議長、岡本みつなり衆院議員(衆院選予定候補=東京12区)は10日、東京都北区のJR赤羽駅前で開かれた街頭演説会に出席。岡本氏は「東京、日本の未来を開いていくため、絶対に勝つ」と衆院選勝利へ決意を述べた。野田聖子少子化担当相(自民党)が応援に駆け付けた。

野田氏は「岡本氏を勝たせ、公明党が大切にしてきた『人が中心』の政治を実現しよう」と訴えた。

日暮里・舎人ライナー、鉄道車両が脱輪/太田、岡本両氏緊急調査(足立区)

2021年10月 9日

東京・埼玉で震度5強
首都圏交通網に乱れ
7日夜に発生した千葉県北西部を震源とする地震で、首都圏の5都県で重傷5人を含む少なくとも計54人の負傷が確認された。各県などが8日発表した。地震の影響で交通機関は大きく乱れ、影響は同日の通勤時間帯も続いた。地震は7日午後10時41分ごろ発生。東京都足立区や埼玉県川口市などで震度5強の揺れを観測した。東京23区内で震度5強を観測したのは、2011年3月11日の東日本大震災以来。

公明党の太田昭宏全国議員団会議議長、岡本みつなり衆院議員(衆院選予定候補=東京12区)は8日朝、東京都足立区にある日暮里・舎人ライナーの舎人公園駅近くで、走行中の車両が脱輪し、乗客3人が負傷した現場を緊急調査した。

岡本氏は、被害状況を確認した後、近藤やよい足立区長らと会い、日暮里・舎人ライナーが始発から運休したことにより、区内交通網が混乱している状況などを聞いた。

調査後、岡本氏は、代替輸送の手段について、都営バスの増便や貸切バスを活用し輸送力を強化する必要性を指摘。「車両の確保などを国がバックアップし、不便な状況を一刻も早く解消できるよう全力を挙げる」と述べた。

調査には、地元の都議・区議が参加した。

防災・減災対策を前進

2021年10月 8日

岡本氏、衆院選勝利へ決意

1087824.jpg公明党の太田昭宏全国議員団会議議長、岡本みつなり衆院議員(衆院選予定候補=東京12区)は7日、東京都北区で開かれた自民、公明両党合同の「未来政経フォーラム」に出席。岡本氏は新型コロナウイルス対策や経済再生、防災・減災対策を前へ進めていくと訴え、「応援して良かったと言われる政策を実現する」と衆院選勝利へ決意を述べた。これには自民党組織運動本部長の小渕優子衆院議員が駆け付け、支援を呼び掛けた。

岡本氏は新型コロナ治療薬の研究・開発を後押しするとともに、荒川の水害対策に全力を挙げると強調し、「命を守り、誰もが豊かな社会を築く」と語った。小渕氏は、ワクチン接種の進展は公明党の力だと述べ、岡本氏の勝利を訴えた。

会合には、自民党の高木啓衆院議員、花川與惣太区長、東京商工会議所北支部の越野充博会長、北区町会自治会連合会の大貫新一会長が来賓として出席した。

自公が連立政権合意

2021年10月 1日

衆院選勝利へ結束確認
コロナ克服し日本再生

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自民党の岸田文雄新総裁と公明党の山口那津男代表は1日午後、国会内で会談し、岸田新総裁選出に伴い、新型コロナウイルス対策の強化などを盛り込んだ新たな連立政権の合意文書を確認し、それぞれ署名した。会談で両党首は、次期衆院選について、政権選択選挙になることから、自公連立政権の方向性を示した政権合意をしっかり訴え、自公両党の候補を選んでもらえるよう全力を挙げる方針を確認。今後の政権運営では、国民の声を政治に生かしていくことが重要だとの認識で一致した。政権合意を受け、4日の衆参両院での首相指名を経て、自公連立政権による岸田新内閣が発足する。

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自由民主党・公明党連立政権合意(全文)

 自由民主党と公明党は、新政権発足に当たり、以下の通り合意する。

 新型コロナウイルス感染症と、これによる経済・社会への影響に対する国民の不安に寄り添い、国民の声を聞き、謙虚な姿勢で真摯な政権運営に努め、国民の命と健康、雇用と暮らしを守る政策を着実に実現することで、コロナ禍の克服と力強い日本の再生を成し遂げる。

 <コロナ対策>

 ○新型コロナウイルス感染症から国民の命と健康を守るため、病床・医療人材の確保や療養体制の整備、適切な治療の提供など国民が安心できる医療提供体制の再構築を進めるとともに、ワクチン接種を着実に推進する。また、国産ワクチン・治療薬の開発体制を抜本的に強化する。

 <経済再生>

 ○コロナ禍から産業と雇用を守り、生活を支える支援策に万全を期すとともに、影響を受けた事業の立て直しや消費の回復を後押しする強力な対策を講ずる。

 ○ポストコロナに向け、デジタルやグリーンをはじめとする新たな成長の源泉となるイノベーションへの投資を強力に進め、雇用・所得の拡大や中小企業の生産性向上につなげるとともに、国際競争力の向上を図る。

 <子育て・教育>

 ○深刻な少子化の克服と、日本の未来を担う人材を育てるため、子育て・教育に係る財源を確保しつつ各種の施策を拡充するとともに、長期化するコロナ禍の影響から子どもたちを守る緊急の支援を実施するなど、安心して子どもを産み育てられる社会の構築に国を挙げて取り組む。

 ○女性や高齢者を含めた学びの機会を充実するため、職業訓練やリカレント教育などを推進する。

 <社会保障・共生社会>

 ○人生100年時代を見据えた安心できる社会保障制度を構築するため、年金・医療・介護などの充実・機能強化と持続可能性の確保に取り組む。

 ○コロナ禍で浮き彫りとなった生活困窮者や孤独・孤立に苦しむ方を支える体制を強化するとともに、女性や若者が抱える課題を解決し、誰もが希望の持てる社会の構築をめざす。

 <防災・減災、国土強靱化>

 ○激甚化する自然災害等から国民の命と暮らしを守るため、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」を着実に実施するとともに、あらゆる感染症に対応するために公衆衛生の強靱化を図る。また、東日本大震災からの復興、福島の再生に引き続き取り組むとともに、すべての自然災害からの復旧・復興に全力で対応する。

 <脱炭素社会>

 ○2050年カーボンニュートラル、2030年度温室効果ガス削減目標の確実な達成と、国民生活と産業の基盤であるエネルギーの安定的・低コストでの確保に向けた取組みを加速し、あらゆる施策を総動員することで、持続可能で強靱な脱炭素社会の構築を進める。

 <地方創生>

 ○都市部への人口集中を是正するため、デジタル技術を活用し、ヒューマン、グリーンの視点で、地方への人の流れをつくり、地方が主体的・自主的に取り組む活力ある地方創生を推進する。

 ○国民が求める多様な農林水産物の生産拡大を進め、食料自給率・食料自給力の向上と農山漁村の所得増大に努める。

 <外交・安全保障>

 ○日米同盟を基軸とした揺るぎない安全保障体制を構築し、国民の命と財産を守るとともに、自由・民主主義・人権・法の支配などの普遍的価値を共有する国々との連携強化、平和外交を推進し、世界の安定と繁栄に貢献する。

 ○国際社会との連携を強化し、北朝鮮による拉致問題と、核・ミサイル問題の解決に向けた取組みを進める。

 <政治改革>

 ○政治の信頼回復を図るため、当選無効となった議員の歳費返納等を義務付ける法改正の速やかな実現等、不断に政治改革に取り組む。

 <憲法改正>

 ○衆議院・参議院の憲法審査会の審議を促進することにより、憲法改正に向けた国民的議論を深め、合意形成に努める。

 令和3年10月1日

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