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日本のコロナワクチン接種/2回完了率、G7トップ
感染状況は全国で低水準に
公明、加速・円滑化を推進
国内で新型コロナウイルスワクチンの2回接種を完了した人の割合が全人口の75%を超え、2回接種完了率が先進7カ国(G7)で1位になったことが分かった。高齢者の優先接種が始まった今年4月の時点では最下位だったが、政府・自治体、医療関係者らの懸命な取り組みで接種が加速。公明党も全国で接種事業の円滑化を推進してきた。接種率の向上に伴い、新規感染者数は低い水準で推移し、重症者数や死亡者数も減少が続いている。
■全人口の75%突破
英オックスフォード大研究者らのデータベース「アワー・ワールド・イン・データ」によると、国連人口推計を用いた各国比較で、日本は14日時点の2回接種率が75・5%となり、それまでG7で1位だったカナダ(75・3%)を抜いた。
一方、首相官邸のホームページによると、17日公表分の2回接種完了者は9575万6069人で、住民基本台帳を基に算出した接種率は75・6%。少なくとも1回接種した人は9935万5843人(78・5%)となり、全人口の8割に迫りつつある。65歳以上の高齢者では、2回接種率は91・2%に上っている。
ワクチンは新型コロナ感染症の発症や重症化を防ぎ、感染拡大の抑制に貢献してきた。厚生労働省の資料によると、接種歴別に10万人当たりの新規陽性者数(10月11~17日)を見た場合、未接種では7・0人だったが、2回接種では0・9人にとどまった。
今月9日には、新型コロナ対策を助言する厚労省の専門家組織が、感染状況について「多くの市民や事業者の感染対策への協力や、ワクチン接種率の向上などにより、11月以降も全国的に新規感染者数の減少が続き、非常に低い水準となっている」との見解を示している。
ワクチン接種が先行した海外では、接種率が6割を超えると伸び悩む「7割の壁」に直面する国もある。日本は欧米に比べて接種状況が遅れていたが、公明党の国会・地方議員が一体となり、現場の声を聴きながら、各地で接種事業の円滑化を推進。大規模接種会場の開設や打ち手の確保、接種会場までの移動が困難な高齢者の送迎などを後押ししてきた。
政府は、今月中に希望する人への2回接種をおおむね完了する見込みだ。12月からは、ワクチンの効果を持続させるための3回目の接種を開始する。公明党の提案を受け、接種費用はこれまでと同様、無料となる。
年収960万円未満に給付で合意/18歳以下へ10万円相当
児童手当の仕組み活用し迅速に
自公党首が会談
■新マイナポイント、段階的に最大2万円
自公党首は、10万円相当の給付対象について、年収960万円の所得制限を設けている児童手当の仕組みを活用し、年内に現金5万円を迅速に支給することを確認。残りの5万円については、来春の卒業・入学シーズンに向けて原則クーポンとして配布することも申し合わせた。
両親と子ども2人の4人世帯で年収が960万円以上の場合、給付対象から外れる。共働きの場合は、夫婦の「収入の高い方」で判断されることになる。
新たなマイナポイントについて自公党首は、①マイナンバーカードを新たに取得した人に最大5000円相当②カードを健康保険証として利用登録を行った人に7500円相当③預貯金などの口座の登録を行った人に7500円相当――のポイント付与で一致した。
会談後、山口代表は記者団に対し、「給付の宛先となる口座が届けられている児童手当の仕組みを活用すれば、スピーディーな給付ができる」と力説。
新マイナポイントについては、自公協議で自民党が各段階のポイント付与額を5000円相当と提案していたものの、「ポイントを付与し、消費喚起につなげるという公明党の基本的な考え方を訴えて合意を図った」と説明した。
命を守る政策進める
日暮里・舎人ライナー、鉄道車両が脱輪/太田、岡本両氏緊急調査(足立区)

首都圏交通網に乱れ
公明党の太田昭宏全国議員団会議議長、岡本みつなり衆院議員(衆院選予定候補=東京12区)
岡本氏は、被害状況を確認した後、近藤やよい足立区長らと会い、
調査後、岡本氏は、代替輸送の手段について、
調査には、地元の都議・
防災・減災対策を前進
公明党の太田昭宏全国議員団会議議長、岡本みつなり衆院議員(衆院選予定候補=東京12区)は7日、東京都北区で開かれた自民、公明両党合同の「未来政経フォーラム」に出席。岡本氏は新型コロナウイルス対策や経済再生、防災・減災対策を前へ進めていくと訴え、「応援して良かったと言われる政策を実現する」と衆院選勝利へ決意を述べた。これには自民党組織運動本部長の小渕優子衆院議員が駆け付け、支援を呼び掛けた。
岡本氏は新型コロナ治療薬の研究・開発を後押しするとともに、荒川の水害対策に全力を挙げると強調し、「命を守り、誰もが豊かな社会を築く」と語った。小渕氏は、ワクチン接種の進展は公明党の力だと述べ、岡本氏の勝利を訴えた。
会合には、自民党の高木啓衆院議員、花川與惣太区長、東京商工会議所北支部の越野充博会長、北区町会自治会連合会の大貫新一会長が来賓として出席した。