Screenshot_20210910-090311.jpg9日、新型コロナ感染症の緊急事態宣言について、発令中の北海道、東京、大阪など21都道府県中のうち、宮城と岡山県を除く19都道府県で延長することを決定。9月30日まで延長することを決めました。 新規感染者数はやや減少傾向にあるものの、警戒を緩めることなく、しっかりした対応が重要です。

感染抑制で大切なのは、①人流の抑制②ワクチン接種③治療薬の推進――の"3本の矢"。なかでもワクチン接種が、昨日現在、全国で1回目が60%、2回目が49%と、進んできました。 9月に更に接種が進むよう供給量の獲得に現場で努力をしてきましたが、若者への接種も含め頑張ります。また「3回目のワクチン獲得と無料で」を党として強く要請しています。もう一つが治療薬です。軽症・中等症患者への「抗体カクテル療法」が始動し、「都内で約1500人に投与、約75%の患者が症状改善」との報告や、それ以上の「95%回復」というデータもあって有効。更に「飲み薬」タイプの治療薬の開発承認が進められ期待されています。「抗体カクテル療法」「レムデシベル」等、治療薬が動き始めたことは「ワクチン」「治療薬」という2つの武器を手に入れたことになります。それも含めて医療体制の拡充は最重要なカギです。全力で頑張ります。


変貌する未来.jpg「世界企業14社の次期戦略」が副題。難しい論理や経営戦略、AI・IoT・DX、EVの現況を解説している訳ではない。創業者、CEO、中心人物のもつ桁はずれの意欲、人となりに照準をあてる。感ずるのは、いずれのトップ企業のCEO達も、きわめて自然体で意欲的、明晰で、前向き、積極的であるということだ。そして今なお、失敗・危機に直面しながら挑戦し続けているということだ。

取り上げているのは14社――。「フェイスブック――ザッカーバーグCEO『5年後のロードマップ』(フェイスブックの使命は"人と人とを近づける"テクノロジー)(ARは未来の携帯、VRは未来のテレビ)」「グーグル――ピチャイCEO『アルファベットグループの未来』(グーグル叩き、増える一方の法規制の脅威から会社を守る)」「アマゾン――創業者ジェフ・ベゾス後の帝国(アマゾンの独占疑惑、利益の大部分をたたき出しているジャシー氏率いるAWS)」「マイクロソフト――ナデラCEO『パンデミックと新しいテクノロジー』(ビルゲイツ創業から三代目、終焉と思ったがクラウドとAIで快進撃)(スモールAIのインパクト)」「アップル――クックCEO『プライバシーの侵害と温暖化が21世紀の脅威』(プライバシー保護に本気で取り組んでいる)」・・・・・・。

「スペースX――イーロン・マスク『初有人飛行成功までの苦難』(まだ50歳で電気自動車ベンチャーテスラのCEOも務める)(ツィッター上の傍若無人は、実存的な一匹狼だった)」「ネットフリックス――『人々を自宅に釘付けにした男・ヘイスティングス』(虚構と芝居がかった行為を嫌う控えめな男)(パフォーマンスが悪ければ解雇)」「ショッピファイ――『アマゾンの対抗馬として注目されるカナダの企業』(アマゾンは"顧客第一主義"、ショッピファイは "出店第一主義")」「リヴィアン――次のテスラを担う電気自動車メーカー(2009年創業のスタートアップ)(イーロン・マスクとは真逆の慎重・確実なスカレンジCEO)」「ビオンテック――ドイツのスタートアップ企業ビオンテックが新型コロナワクチンを開発した(がん治療の免疫療法を開発したかったサヒンとトゥレシ夫妻)」・・・・・・。

「トタル――パトリック・ブイヤネCEOが読むコロナ後の西欧と中国(気候変動はテクノロジーが解決する)」「パランティア――正義か悪か、世界が注目するピーター・ティールが2003年に立ち上げたデータ分析企業(セキュリティとプライバシー)」「TSMC――世界の受託生産半導体チップ市場の半分以上を支配(製造拠点が台湾にあるメリット)」「アリババ――"独身の日"を作ったダニエル・チャンCEOの拡大戦略(ジャック・マーを引き継いだ無名の後継者)」「シリコンバレー――クリーンテック2.0というルネッサンス(太陽光発電で急伸した中国によって、シリコンバレーの失敗がもたらした教訓)(脱炭素化は一歩通行の道)」・・・・・・。

世界の未来が見えてくる。格闘と挑戦のリーダー。


老いる意味.jpg森村誠一さん、88歳。「人間老いれば病気もするし、苦悩もする」――老人性うつ病と3年間闘ったという。定年退職のあと70歳、80歳となったときにようやくシニア世代となるが、「その時点で立っているのは、終着駅ではなく『第二の始発駅』である。そこまでに蓄えてきた経験や知識、交友関係や経済力、あるいは病歴や孤独など、良くも悪くもいろいろなものをかかえて新たな旅に出かけることになる」「旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る――俳聖芭蕉は死の4日前、病床でこの句を詠んだ。・・・・・・病が重く、命の火が尽きようとしていても、芭蕉は夢を追い続けていたわけである。私もまた、そのようにありたい」と語る。老人性うつ病との苦闘など老いの中で葛藤する森村さんの心中が赤裸々に吐露され、一日一日、どのように考え、誠実・真剣に生き、格闘してきたかが語られる。

「私の老人性うつ病・認知症との闘い(忘れないように新聞折込の裏でも言葉や単語を書き続けた)(言葉を取り戻せている。食欲も旺盛だ。まだまだ頑張っているじゃないか)」「老人は余生に寄り添う(人生は"仕込みの時代""現役時代""第三期の老後・余生"に分けられる)(老後・余生は"ご褒美"のようなもの。できる限り、余生に寄り添っていきたい)(人生の第三期ともなれば、人の言いなりになっているのではなく、自分はどうしたらいいのかに忠実に生きればいい)」「老人は死に寄り添う(男は妻に依存している。なんでも自分でやれるようにしておき、友人たちとの交流を絶やさない)(80代になれば身辺整理)(歳を重ねると仲間たちが去っていく)」「老人は健康に寄り添う(散歩コースに医院を入れよ)(予定がなくなったときのスケジュール表、スケジュールに何か入れる)(楽しみながらボケ防止)(人との交流は趣味の仲間、若者や異性など幅を広げたほうがいい)」「老人は、明日に向かって夢を見る(第二のスタートは人生をリセットするチャンス)(出会いを大切に――人、文化、場所との出会い)(男はいくつになっても"武装"していたい。キリっと格好良く、緊張感のあるお洒落を)(純粋に楽しむ読書を)(誰かの役に立つことは心の筋肉を動かす)(積極的に社会参加を)」・・・・・・。

「身体が老いても心は老いてしまうわけではない。自然体で病にも悩みにも寄り添う。人間はいくつになっても新しいことを始められる。少しだけの勇気があれば、夢は必ず叶う」と、自分自身の実際に行ってきたことを踏まえて淡々と語る。


1630896418860.jpg5日(日)、地元を回り、街頭演説も行いました。

岡本みつなり衆院議員と共に行った街頭演説で、岡本さんは「ワクチン接種をさらに加速します」と訴え、地元接種量の拡大に力を入れ実現したことを報告。荒川の洪水対策に大規模な第2、第3調節池の建設を推進、さらに前倒しで使用できるようにしたことを話しました。

私は「政治家は仕事をすること、政策を実現することが何よりも重要。政治は結果だ」「『命を守る! 生活を守る!』に全力をあげる」「コロナ対策では医療体制の拡充こそ急務。3回目のワクチン接種に備え、ワクチン獲得と『3回目無料』を実現する」「生活を守るために、子育て世帯への10万円相当のポイント給付を行うことが重要」などと強調しました。


ヤングケアラー.jpg「介護を担う子ども・若者の現実」が副題。「子どもの貧困」「児童虐待」等が問題となっているが、「家族の介護を行う18歳未満の子ども」のヤングケアラーが問題となっている。少子高齢化が進み、世帯人数が減少している歪みが子どもを圧迫する。病気・介護・精神的病に、とくに母親が陥った場合、祖父母や弟・妹の世話をヤングケアラーが担わざるを得ない。健やか成長と教育の機会が奪われ、相談する人もなく、遅刻・欠席のなか不登校・退学にまで追い込まれる。中学生の17人に1人が該当すると厚労省実態調査では出ている。

先進的に取り組んでいるイギリスの例、藤沢市、南魚沼市など日本の都市を調査して、その実態に迫っている。家庭内の大人が疲弊してくると、子どもは家庭内のケア分担に組み込まれていく。しかし「家事」というのは、食事・洗濯・掃除・買い物・銀行振り込み等やらねばならぬことがあまりにも多く、「介護」となると着替え・排泄・薬の準備等々が加わり、やるべきことが圧倒的に多い。教師にもいえず、「(学校の)ルールから逸脱」と逆に責められれば行き場はない。

イギリス等の現場を見ても、支援の方向性は3つ。「ヤングケアラーがケアについて安心して話せる相手と場所をつくること」「家庭でのケアの作業や責任を減らしていくこと」「ヤングケアラーについての社会の意識を高めていくこと」を指摘する。「学校の意識改革」「子ども食堂」「地域の行政サービスとの連結」等々、社会意識の高まりと具体事例に落とし込んでいく作業が不可欠だ。「ヤングケアラーたちは、家族を大切に思い家族をケアしたい気持ちと、自分の将来につながる勉強や仕事をしていくことの間で引き裂かれていた。他人事には思えなかった」「ケアを担った経験を持つ人の知見や理解が、多くの人が働きやすい環境作りに活かされ、社会もより強くなっていく、そんな仕組みを作っていけたらと願う」と語る。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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