新しい幸福論.jpg経済成長率を上げるより、国民が心豊かな、幸せを感じられる政策を考えることが重要ではないか。現実に格差は拡大し、人々の生活の満足度(幸福度)は低下してきている。これを「経済的豊かさと人々の幸福度との関係」を柱に分析している。

「日本はアメリカほどではないが、格差拡大中の国である」「高くなるお金持ちの所得額と資産額」「ここ30年弱の間に貧困率が12.0%から16.1%に増加している(貧困者の定義は相対的貧困者で、国民の何%の人が貧困かの比率)(とくに高齢者と単身者と女性、母子世帯)」「弱い再分配(税と社会保障)政策」「脱成長路線への政策」などに論及。そして「脱成長路線を支持する私であっても経済成長率をマイナスにせよ、とまでは主張しない。日本は少子高齢化のなかにいるので、労働力不足と家計消費の低下は避けられない。生活水準の低下を招く負の成長率は避け、せめてゼロ成長率(定常状態)にすべき」「成長論者は格差問題を無視する傾向が強いが、格差是正は大切。格差拡大を放置すると、経済成長にマイナス効果が発生する」「格差社会である限り、家計所得の増大は富裕層に向かう。分厚い中間層が減少する。それは経済活動に最も貢献する有能な労働者の減少でもある」「日本の成長戦略は、格差社会を是正する手段を同時に講じないと成功しない」「格差(ジニ係数と貧困率)と経済成長の国際比較を見ると、格差の存在が経済成長率を下げた、といえる」・・・・・・。

こうした分析をしつつ、「心豊かで幸せな生活とは」と哲学も含めて分析。「いま、何をすべきか」を、若い世代、高齢者、女性について提案している。

【つれづれ所感】

御礼

2016年7月11日


参院選 公明党.jpg

雨のなか、また猛暑のなか、多くの皆様に押し上げていただき、大激戦の参院選を大勝利することができました。厳しい戦いであった兵庫、埼玉をはじめ、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡の7選挙区は全員当選。比例においても7議席を獲得、合計14議席となる歴史的な勝利でした。

大変に有難うございました。

公明党の果たすべき役割りは、「ブレーキ役、アクセル役」「景気・経済を加速するとともに、社会保障、子育て、教育、若者・女性支援、年金・医療・介護等々、庶民に寄り添う政策」「防災・減災等の安全・安心」など、きわめて大です。

全国の皆様のご期待に応えられるように、しっかり仕事をしてまいります。誠に有難うございました。


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いよいよ最終盤の参院選。激しい戦いが続いており、特に兵庫選挙区・伊藤たかえ候補、埼玉選挙区・西田まこと候補は重大局面。神奈川、愛知、福岡の各選挙区も最後まで大激戦となっています。

私は8日、埼玉に入り、昼礼・挨拶など企業・団体等を駆け回り、「公明が勝ってこそ、政治は安心・安定となる。経済活性化もキメ細かな社会保障も防災・減災・老朽化対策も、進めてきたのは公明党であり、西田候補だ」と絶大なる支援を訴えています。

いよいよ今日、明日の2日で、断じて逆転勝利を!

太田議長 0708.jpg【今日の一言】
戦いの鉄則は、最後の最後まで歩いて歩いて歩き抜く。


伊藤たかえ 0707.jpg  西田まこと0707.jpg

参院選もあと3日。最激戦の兵庫、埼玉。そして神奈川、愛知、福岡も緊迫した激しい戦いとなっています。何としても、何としても、必勝への訴えを続けています。猛暑のなか、全力で御支援賜り、有難うございます。頑張ります。

「アベノミクスの是非」が問われた選挙戦。「株価」「有効求人倍率1.36」「高校生・大学生の就職率20年で最高水準」「国・地方の税収21兆円増」等、成果は明らか。これをさらに完全な「デフレ脱却」までもっていくとともに、「地方、中小企業、家計・個人へアベノミクスの成果を届ける」のが公明党。さらに年金を「25年保険料を払った人が受給資格であったものを10年に短縮」「奨学金を充実させ、無利子奨学金を拡大、返さなくてよい給付型奨学金を創設する」「同一労働同一賃金、最低賃金の引き上げ実現をめざす」ことを主張。

また"改憲勢力3分の2を阻止しよう"はレッテル張りで、問題の設定が誤り。国会では、憲法のどこを変えるかの具体的中身の議論が始まっていないし、民進党も未来志向の憲法改正を議論しようと言っており、憲法改正自体を否定していない。まして公明党は、現憲法を優れていると評価して「加憲」の立場の政党だ。

いよいよ最後の3日。押し上げます。

【今日の一言】
選挙は最後の3日間!逆転勝利!

三浦のぶひろ 0707.jpg  里美りゅうじ 0707.jpg

高瀬ひろみ 0707.jpg


伊藤たかえ0703②.jpg  072b21f91922fdc057e5b52eb05a448fd115829d.jpg


参院選最後の日曜日となった3日、最大の激戦地・兵庫選挙区(伊藤たかえ候補)に入り、街頭遊説、個人演説会に伊藤さんと同行。神戸、宝塚、西宮と回り、これから尼崎、伊丹、川西と駆け巡ります。勝負を決する1日、猛暑のなか、必死の訴えです。

伊藤さんは、下町で食肉販売店を営む両親の背中を見て育った生粋の庶民派。阪神・淡路大震災が起きた1995年に司法試験に合格、被災地が生んだ女性庶民派の弁護士です。経営難に陥った多くの中小企業の事業再建や、ドメスティック・バイオレンス、薬物乱用、さらに欠陥住宅問題などに取り組んできました。兵庫には、女性の国会議員がいないばかりか、弁護士・税理士の国会議員もいません。

この日も伊藤さんは、「女性の視点で介護、子育て支援を」「兵庫創生へ地場産業のブランド化を推進」「兵庫を防災モデル都市に」と懸命に訴え、その必死さが兵庫の人の心に伝わり、期待が高まっています。

私は、「伊藤たかえさんの『困っている庶民に寄り添う政治』という志と姿勢はナンバーワンだ。必ず兵庫、日本の未来を拓く力になる」と訴えました。

【今日の一言】
危機管理は政治の鉄則――地震・水害も多い日本、英国のEU離脱の衝撃、そして昨日のバングラデシュの許しがたいテロ事件。ただちに集結、結束して行動・対応する自公の安倍政権(私も国交大臣として3年弱、スピードと現場主義を心掛けた)。政治の瞬発力から生ずる政治への信頼は最も大事だ。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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