ねこの秘密.jpg

「猫の手も借りたい」「猫なで声」「猫のひたい」「ねこ背」「猫に小判」「ねこ舌」「猫の目のように変わる」・・・・・・。一方で猫は「媚びない」「群れない」「あせらない」「気まぐれ」「マイペース」「気高く」「神秘的」・・・・・・。そこがまたねこの魅力であることは、わが家でも「ねこ」がいるからよくわかる。


山根さんは、ねこの誕生から恋、出産、子育て、老い、そして祖先のリビアヤマネコ、家畜化、農耕と定住とネズミ、ノラネコとイエネコ、オスとメスと恋愛などの「ねこの生き方」について、動物学、生態学、遺伝学などをも含めて解き明かしてくれる。その観察は大変だったことがうかがえるが、納得した。


しかし「毎年10万匹が殺処分されている」日本だ。2012年は123,420匹にのぼる。ねこを飼うには覚悟がいる。餌やりが悲劇を招く。「ひと」と「ねこ」が仲良く暮らしていける社会をどうつくるか。山根さんは「ヒントは昔の日本にある」という。そして「"ねこ"という生き物が、昔からこれほどまでに日本人の生活や文化、そして芸術にまで深く関わってきたことを、みなさんに知って頂きたかった」と語る。


復興〈災害〉  塩崎賢明著  岩波新書.jpg

「阪神・淡路大震災と東日本大震災」と副題がついている。阪神・淡路大震災から20年――塩崎さんは、「神戸大学で住宅問題やまちづくりを専門としていた立場から、住宅の被害調査や、復興まちづくり、仮設住宅や復興住宅などの調査研究に取り組み、いつのまにか20年が経つ。そして、いまなお震災を引きずり、復興が成し遂げられない人々が存在する・・・・・・」という。「住宅復興が極めて重要で、かつ容易ならざる難問である」「災害そのもので助かった命が、その後の復旧・復興過程で失われるという不条理な『復興災害』を避けることは、人間の努力次第で可能なはずである」と指摘する。


視点は、被災者の生活に貫かれている。復旧・復興が「まち」の復興にとどまってはならない。常に被災者の生活再建の一点から目を放すな。避難所、仮設住宅、復興公営住宅、借上げ公営住宅、復興まちづくりのなかで、コミュニティの崩壊、忘れられてきた震災障害者、孤独死、中小企業や商店主の苦しみ・・・・・・。阪神・淡路大震災の教訓は生かされたのか。それとは全く違う面を多くもつ東日本大震災で、進んだもの、全く対応できていないもの。そうした課題を整理している。


北海道①0308.jpg

3月8日、札幌で「北海道価値創造パートナーシップ会議」を開催しました。これは、今後10年で北海道をどう発信していくか、北海道振興の基本方針を定めた新たな北海道総合開発計画の策定作業のためのもの。今後、北海道開発局が北海道各地を回り、同様の会議を開催し、来年春には新たな計画を発表する予定です。


この日の会議では、食や農業、観光、地域づくりなどの分野のトップランナーの方々と意見交換。出席者からは各々の体験も踏まえた幅広い意見が活発に出されました。また、会議に多数のマスコミ、聴衆が参加。大きなポテンシャルを持つ「世界の北海道」に向けた戦略への関心が極めて高いことを実感しました。また昼には、女性経営者など女性代表との懇談会を行いましたが、きわめて有意義で盛り上がりました。


最近、北海道は大きく動き始めています。来年3月には新幹線が青函トンネルをわたり、新函館北斗まで開通。札幌までの延伸も5年前倒しされ、2030年度には開通します。今月29日には、北海道横断自動車道根室線浦幌IC~白糠IC間が開通し、道東地域で初めて高速道路が開通します。釧路港の国際バルク戦略港湾の指定と岸壁の整備は、飼料などの輸入コストの大幅な低減を可能とし、酪農家の方々に希望をもたらしました。また、北極海航路が具体的に動き出し、来年完成予定のパナマ運河の拡張とあわせ、北海道を巡る国際物流の流れも大きく変動します。


さらに外国人観光客が急増。外国語への対応、WiFiの整備、新千歳空港への国際線発着枠の拡大が求められています。こうした大きな動きを大局的につかみながら、今後10年の新たな北海道総合開発計画について、各界の知恵とノウハウを結集しながら練り上げていきたいと思います。
北海道②0308.jpg

前日の7日には、知事や経済界の代表者と要請・懇談。インフラ整備の進展など国交省の対応に感謝の声、そして要望が相次ぎました。また、8日には、地元から道路整備の要望が強い創成川通(アンビシャス道路)の状況を視察しました。


中央環状①.JPG

首都高・中央環状線が全線開通──。3月7日、品川区五反田の山手トンネル内で行われた開通式に出席し、舛添東京都知事をはじめ多くの関係者とともにテープカットを行いました。


今回開通したのは大橋ジャンクション~大井ジャンクション間の9.4km。これで、江戸川区の葛西から小菅、江北、板橋、西新宿、大橋を経て大井に至る中央環状線の全線、約47kmが開通しました。首都圏の3環状道路(圏央道、外環道、中央環状線)で最初のリングの完成です。


この開通効果は絶大です。


まず渋滞緩和。都心に集中している通過交通が分散されるため、都心の渋滞が大幅に緩和されます。


そして羽田空港へのアクセス改善。例えば新宿から羽田空港への所要時間は、約40分から約20分に短縮されます。


さらに、池袋から大井までの山手トンネル(18.2km)は日本最長の道路トンネル。世界でもノルウェーのレアダールトンネル(24.5km)に次ぐ第2位の長さです。最新の地上発進型シールド工法により、我が国の高い技術力を示すものとなりました。


ニューヨーク、パリ、上海など世界の主要都市と比べても、最も渋滞の少ない大都市と言われている東京ですが、この中央環状の全線開通、そして3環状の整備によって、さらに世界でも例のない"渋滞のない大都市"をめざすことになります。


圏央道もこれから開通が相次ぎ、来年3月までには神奈川県から八王子、埼玉を通って成田空港まで一気につながる予定です。既に埼玉などでは沿道に企業が次々と立地しています。3環状のネットワーク強化で、人やモノの流れが大きく変わり、物流や観光などで大きな成長につながります。


東京、首都圏の国際競争力強化に向けて、これからも取り組みを続けていきます。

中央環状②.JPG   2020年の首都環状道路の姿


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「18歳選挙権」がついに実現の方向に動き始めました。


昨日5日、「18歳選挙権」の実現に向けた公職選挙法などの一部改正案が、自民、公明、民主、維新などの6党から共同提出されました。


公明党は、この問題を1970年代から国会審議で取り上げ、選挙公約にもしてきました。とくにこの数年、公明党青年委員会が実現に向けて取り組み、常に論議をリードしてきました。私も、憲法調査会等で本格的検討を主張し、党全体の推進をバックアップしてきました。


世界では、先進国はもちろんのこと、198カ国・地域の内、176カ国・地域が18歳以上に選挙権を与えています。


これから未来に向けてスピードがますます速くなる時代――社会保障や税制などの課題を、若者が政治に参加して考えることは非常に重要になると思います。来年夏の参院選からスタートできるよう、今国会での成立をめざします。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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