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「障がいのある子も無い子も共に遊べる」公園がついに完成――。26日(土)、小雨が降るなか、豊島区の「としまキッズパーク」の開園式が盛大に行われ、区民の喜びが広がりました。これには、豊島区の高野之夫区長をはじめ、関係者の方々が出席。岡本三成衆院議員、長橋けいいち都議会議員(豊島区)、豊島区公明党区議団も参加しました。

このパークは、東池袋の造幣局跡地「イケ・サンパーク(としまみどりの防災公園)」と池袋保健所に隣接する敷地に完成。世界的な工業デザイナーである水戸岡鋭治氏のデザインにより整備された子ども向けの遊び場です。現在、豊島区を走行中のIKEBUSと同じ赤色で統一された園内には、ミニSLが走り、展望台やミニハウス、車いすの子どもも座って遊べる砂場、横転の心配のない安全なブランコなどが備わっています。障がいのある子も無い子も一緒に遊ぶことができる施設です。

この日のオープンに合わせて、IKEBUSもイケ・サンパーク内への運行を開始。池袋駅やHareza池袋からの利便性が向上し、IKEBUSを利用した街の回遊が益々便利で楽しくなります。

コロナ禍で会合がない日々ですが、この開園式で多くの方々と懇談できました。


日本中世への招待.jpg中世は平安末期から戦国時代まで。それ以前は古代、江戸時代は近世という。源平合戦や鎌倉幕府、南北朝内乱、室町時代から戦国時代へ。武将や合戦が語られるが、中世人の日常生活や習慣や価値観等を紹介したのが本書。家、結婚から葬送、遊びや旅や贈答文化、教育など、現代の形が「中世」でつくられてきたことがわかる。根源を知って面白い。

中世の家族――「氏という同族集団から家へ」「中世的『家』は男系継承」「古代の結婚形態は妻問婚で夫婦は必ずしも同居しないが、徐々に一夫一妻制に移行」「平安時代は婿取婚だが、しだいに嫁取婚へ」「北条政子の"後妻町(うわなりうち)"」「前近代を通じて夫婦は別の氏を名乗り、名字は現住所でどんどん変わった」・・・・・・。中世の教育――「武士の文武両道の勧め」「鎌倉・南北朝の武士はあまり字が書けない。識字能力が高まるのは室町期以降」「顕密寺院での高等教育」「禅院では儒学が盛んで禅僧が朱子学を教えた」「唐代の儒学(解釈学)から宋学、朱子学への大転換」「足利学校の教育」・・・・・・。中世の生老病死――「出産のケガレ」「中世の鍼・漢方治療(本道でないので切開は外科という)」「仏教由来の火葬と一般民衆の風葬とケガレ」・・・・・・。

交流の歴史学――「寄ると触ると酒宴、それが室町文化を生んだ」「寺社参詣の旅の娯楽化」「中世の寺院社会の集団生活」「接待は古代からあったが、中世の接待は大変だった」「日本人の贈答好きは筋金入り」「島津家久の旅行『家久君上京日記』」「中世のおもてなし(信長が命じた家康への明智光秀の接待)」・・・・・・。

学説は多々あろうが、率直で大変面白い。


タクシー業界.jpg

24日(木)、全国ハイヤー・タクシー連合会の川鍋一朗会長、地元・北区のタクシー業界の代表の方々と懇談、岡本三成衆院議員とともに要望を受けました。

そのなかで、コロナ禍での業務の現状や、在宅勤務やテレワーク、キャッシュレス化の増加に伴う影響など、現場の厳しい実態をお聞きしました。

しっかり支援していきます。


51Zx9ifVyqL__SX341_BO1,204,203,200_.jpg動物虐待、危険運転、引きこもりビジネス、留学生ブラック労働――。街にはこうした卑劣な事件、弱者につけ込むやつらがいる。マコトとタカシ率いるGボーイズが痛快に、人情味あふれた解決をする。

「目白キャットキラー」――。池袋周辺でこの2か月で4件、ネコが残酷に虐待され、映像がネットに投稿される。頼まれたマコトたちは捜し当て、こらしめる。「西池袋ドリンクドライバー」――。通学路を制限速度40kmをはるかに超えるスピードでぶっ飛ばす危険なドライバーがいるとマコトたちは耳にする。またある交差点で学童擁護員として毎朝立ってくれる夫婦がいた。7年前、その夫婦の小学3年生の息子が白いワンボックスカーにはねられ死亡したからだという。二つの事件が解決に向かって動き出す。

「要町ホームベース」――。引きこもり第一世代は還暦をすぎているというが、高校から十年間も外界を断っているという若者の話。引きこもり自立支援センターをビジネスとして立ち上げ、どんな子どもも必ず親離れと自立へ導くという。それがひどい内容と暴利をむさぼっていることを知る。「絶望スクール」――。新宿区や豊島区は外国人の若者も多く、留学生として夢を抱いて来日し、アルバイトもしている。「わたし、日本は天国だと思っていた。・・・・・・でも違っていた」・・・・・・。「日本人だって、留学生を食いものにする強欲なやつばかりじゃないところを見せてやろうじゃないか」とマコトとタカシは立ち上がる。

世の中には、表と裏とグレーゾーンがあるが、ここで描かれているのは卑劣な犯罪だ。


21日は敬老の日――。昨年までだと、この日を中心にして敬老の行事が老人施設などで行われ、参加していましたが、コロナ禍の今年は中止です。65歳以上の高齢者の推計人口は、30万人増の3617万人。総人口に占める割合は、28.7%で過去最高です。これは世界で最も高く(国連の調査) 、2位はイタリアの23.3%。一方で就業者数は昨年、892万人で、16年連続で増加。就業者全体に占める割合は13.3%となっています。

「長生きして良かったという長寿社会」「豊富な経験・知識のあるお年寄りに活躍の場のある社会」「健康寿命を伸ばす、フレイル予防に力を入れる支援社会」に向けて力を注ぎます。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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