憲法記念日 街頭280502.jpg

日本国憲法が施行されて69年。5月2日、都内で公明党憲法記念日街頭演説会を開催、山口代表、竹谷参院議員、高木(美)衆院議員らとともに出席しました。

現憲法はきわめてすぐれており、「国民主権主義」「基本的人権の尊重」「恒久平和主義」の憲法3原理を堅持していくことが重要。なかでも13条の「個人の尊重」が中核を成しています。私は、「基本的人権」「個人の尊重」の根底には「生命の尊重」「生命の尊厳」があることを主張。東日本大震災の復興構想会議議長の五百旗頭真氏が「災害が頻発するこの国で、防災・減災対策が国を挙げての最重要政策の一つに押し上げられることを望みたい」と言っていることを紹介。東日本大震災、熊本地震が発生し、首都直下地震や東海・東南海・南海地震が切迫している今、防災・減災を国を挙げての最重要政策とすべきことを訴えました。

そして首都直下地震では、建物の耐震化、公共施設や公共交通網の耐震強化、密集市街地の火災対策、地域での連携、防災教育等々、ハード・ソフト両面にわたっての強化対策に頑張ることを表明しました。


あぶない一神教.jpg世界は9.11同時多発テロから昨今のパリ同時多発、ベルギーの連続テロに至るまで、イスラム原理主義等に注目せざるを得ない状況にある。それには底流にあるキリスト教世界とイスラム教世界を理解することが不可欠だ。とくに仏教・儒教・神道等が積み重ねられてきた日本が、国際社会で生きようとする時、その理解が大切となる。

本書はかなりストレートな対談だ。「ユダヤ教」「キリスト教」「イスラム教」「人間の原罪」「キリスト教と国家」「イスラム共同体ウンマと国家」「ムスリムはなぜ欧米を憎むのか」「イスラムとの棲み分けの可能性」「第一次世界大戦の衝撃とバルト神学」「資本主義と労働・貯蓄・税金・隣人愛」「一神教の暴走と暴力問題」――。宗教、思想、国家を抉っている。

「大陸から隔絶された島国で暮らす日本人にとって、いま何が足りないのか。目に見えない知を論理的に突き詰めて、超越的な世界を知ろうとする態度――つまり一神教に対する理解だと思うのです」と結んでいる。


パートナーシップ会議280427.jpg4月27日、28日と、北海道の帯広に行き、道東活性化をめざしてのフォーラム、横山信一参議院議員の後援会発足式等に出席しました。フォーラム「ひがし北海道価値創造パートナーシップ会議」は、この度、閣議決定された「新たな北海道総合開発計画」の推進のために、オホーツク、釧路・根室、十勝の道東三圏域で活躍する若手経営者や、首長などが参加。地域づくり、人材づくりについて、それぞれの主張をしました。私はコメンテーターとして参加し、「地方創生には個性ある都市と都市が連携する連携革命が大切」「観光をはじめとして、人流・物流が増加する北海道をめざして頑張ろう」などの話をしました。

よこやま信一 280427.jpgそのあと、横山信一さんの「帯広後援会発足式」に出席して、約900名の参加者を前に、観光や港湾、道路整備など、これまでの取り組みについて、また北海道のポテンシャリティについて話をしました。今夏の参院選挙の勝利に向けての意気上がる会合となりました。

これに先立ち、幕別町にある「十勝ヒルズ」を視察――ここは「北海道ガーデン街道」と呼ばれる街道沿いにある、農と食のテーマパークです。そのあと、日本一の名産である長いも選別貯蔵施設・帯広川西農協に行って、長いも施設を視察し、組合の方からお話を伺いました。この地域からの長いもは、米国、台湾に輸出されていて、高い評価を受けています。

長いも工場 280426.jpgのサムネイル画像私もこれまで北海道は数多く行っておりますが、明治時代に依田勉三が開拓した帯広(「丈夫が 心定めし北の海 風吹かば吹け 浪立たば立て」の歌が名高い)は、今や「空気・水・お菓子の帯広」と言われており、他の北海道の地域にはない可能性を感じました。


あん ドリアン助川.jpg「どら焼きのどら春」――この店は、線路沿いの道から1本路地を抜けた桜通りという名の商店街にあった。店を任せられている千太郎はバイトの求人を見てやってきた指の曲がった高齢の女性(76歳)・吉井徳江を雇う。そのつくる「あん」がとても旨く、店は繁盛しはじめる。しかし徳江の指に込められた閉じ込められた人生が少しずつ少しずつ語られていって・・・・・・。

「誰にも生まれてきた意味がある」「生きる意味がある」「私たちはこの世を観るために、聞くために生まれてきた。この世はただそれだけを望んでいた」「私がいなければ(観る人がいなければ)、この満月はなかった」「世のため人のために働いてみたかった」――。自ら背負った人生の苦しみから得た人生の深淵が語られる。「喜びは苦しみと背中合わせだった」ということも。そして「現実だけ見ていると死にたくなる。囲いを越えた心で、生きるしかない」ことも。

ラストは桜をモチーフにして、静けさと沈黙の時間が流れ、心に迫ってくる。しかもそうではないかと思いつつ読み進んだが、徳江が「もう一度あの桜が見たい」と言っていた故郷の桜は、私が生まれ育った愛知県新城市の桜淵公園の桜。私も時折り、その思いにかられる。なお、徳江はハンセン病だったが、このほど最高裁は、裁判を裁判所外の隔離施設などで行った特別法廷について、運用は違法で、患者への差別を助長するものとして謝罪した。


よこまち余話.jpg昔なつかしい長屋、幅一間ほどで東西に細く伸び、東の端には一対の銀杏に両脇を護られた石段、その先が天神様のお社。この路地に住むお針子の齣江や老婆、魚屋のおかみさんと息子の浩一と浩三。そして友人の学生・遠野さん。

日本の街の原風景に、時間がゆったりと流れ、人情の交流がキメ細かく、しっとりとしてなつかしい。くっきりと切り取られた近代の世ではなく、色心不二、依正不二、境界が溶け出していく能でいう"あわいの世界"が、じつに心持よく、やさしさをもって描き出されていく。

<<前の5件

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

太田あきひろホームページへ

カテゴリ一覧

最新記事一覧

月別アーカイブ

上へ