「アクセルしかない車のような欲望社会の中で、前進しながらも『仁』というブレーキをきかせて軌道修正する」――田口さんの言葉だ。「朽木は雕(ゑ)る
可からず。糞土の牆(しょう)は杇(ぬ)る可らず」「未だ人に事ふること能はず。焉んぞ能く鬼に事へん」――今の政治は朽木で、修復不可能の感があるが、
究極するところ哲学不在であり、人間通でないことにある。先義後利を心中に刻むべきである。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」(ビスマルク)を引き
つつ、田口さんは「知者は惑はず。仁者は憂へず。勇者は懼れず」を示す。人の道、宇宙の根源(師)との対話の極致が述べられていると思う。
「子は怪力・乱神を語らず」(述而篇7-20)――。この難しい社会にどう生き抜くか。君子(教養人)をめざせ。小人(知識人)になるな。知識のみを追
い求める人間ではなく、知性と徳性を併せ持つ人間・君子たれ。加地先生の境地から、生き生きとした生々しい孔子の言葉がよみがえる。
現在の世界経済危機は、単なる景気循環の問題ではない。資本主義そのものの大転換、400年に1度の歴史の峠に今さしかかっているという。
太田あきひろです。
26、27日の土日、天候に恵まれました。地元とともに、横浜市や金沢市の時局講演会にもかけつけました。統一選勝利に全力です。
「それにしてもひどい政治ですね。太田さん何とかしてよ」という言葉が挨拶がわりのようです。本当にそうです。
衆院は予算審議の最終段階――。
史上最大92.4兆円のバラまき予算、しかも景気回復に注入したものではなく、財政規律もない予算(2年連続で税収を上回る国債発行額)であることは明らかです。あきれるほど情けないのは政府与党自らが、そのことを表明していることです。普天間問題の抑止力をめぐっての鳩山前首相の「方便」発言、子ども手当2万6000円について菅首相の「2万6000円と聞いてびっくりした」発言。そして25日、岡田幹事長のマニフェストをめぐっての「誰が見てもできないことを、いつまでもできると言うのは、まさに国民に対する不正直だ」という驚くべき発言。この「方便」「びっくりした」「誰が見てもできない(マニフェスト)」発言に、びっくりしたのは国民の方です。
あげくは、そうした"予算が成立しないと国民生活はどうなる"という趣旨の発言を菅首相が、なんと野党に向かってする(先日の党首討論)。それは普通、野党がする発言です。責任は政府与党にあり、ひどい予算そのものにあります。
「政は正なり(孔子)」であり、民主政治は選挙公約を守ることによって成立する。
ひどい政治、ひどい予算を正さないと、この国は沈没します。しっかり頑張ります。
