【つれづれ所感】

無題

2010年3月20日


太田あきひろです。

暖かな、しかし風の強い3連休の初日――。諸行事を回るなかで、地元・北区の在宅介護サービス事業所を訪問しました。

公明党の介護総点検のまとめを報告しましたが、ちょうど要支援や介護1の方など数人が集まっており、懇談いたしました。

「健康に気をつけ、毎日5000歩を歩くようにしている」「できるだけ明るく前向きにと心がけている」などの近況報告、また「お困りのことは何ですか」との私の問いに「窓拭きなど高い所の掃除が困る。毎日気になるけれども転んでしまったら骨折しますから」など生の話を聞きました。

こうした場を高齢者の方々に設定してくれること自体ありがたいことで、事業所の方々への感謝の気持ちでいっぱいでした。


民主党が日本経済を破壊する.jpg「民主党政権には、経済も外交・安全保障も財政も、基本理念が致命的に欠けており、その場しのぎの無責任さは目をおおうばかりである。

迷走は続き、経済をぶっこわしてしまう。高福祉・高負担の北欧モデルをめざしているようだが、負担にはいっこうに触れない。経済成長を促し、財政への道筋をつけ、安心社会を実現するために何をするか。日本の病は急を告げており、時間がない」――与謝野さんはそういい、2006の骨太の方針、2007財革研、リーマン・ショック後の緊急対応(第1次補正15.4兆円)、そして安心社会実現会議などに取り組んだ意味について語っている。

私もまた並走してきた一人であるだけに思うことが多々ある。


「歳出の無駄」の研究.JPGムダとは何か。本書は2008年に書かれており、「政府の借金残高は対GDP比で150%を越え、フローの財政収支でみても、国の一般会計で毎年25兆円を越える国債を発行している」とある。

安倍内閣の予算編成の時、何とか25兆円に止めようとしたが、今、44兆円の国債を平気で発行する政権にあきれる思いだ。

事業仕分けはいい。しかし、パフォーマンスであってはならない。ムダには絶対的ムダ(誰から見ても明らかなムダ)と相対的ムダ(多少は有益であってもそれを上回る費用がかかるので、ムダな歳出)がある。問題の所在は相対的ムダをどう判断するか。更には災害防止などの公共事業に対する歳出にあたる「結果としてのムダ」がある。これがムダであるかどうかの判断も簡単ではない。

井堀さんは、「ムダとは何か」「特別会計のムダ」「人件費と政府消費のムダ」「公共事業のムダ」「補助金のムダ」、そして「ムダの削減と財政再建」「ムダ削減の方法」について、詳細に冷静に、キチッと分析してくれている。


日本でいちばん大切にしたい会社2.jpg2年前に出され、ただちに読んで、感動し、人にも勧めた。その続編だ。

いずれも中小企業。工夫、知恵、社員を本当に大事にしている。新しく、独創的、しかも自然体の経営。何よりも共通しているのは経営哲学がしっかりしている。前向きでゆるぎない理念、哲学。

富士メガネ、亀田総合病院、埼玉種畜牧場「サイボクハム」、アールエフ、樹研工業、未来工業株式会社、ネッツトヨタ南国株式会社、沖縄教育出版の8社が紹介されている。

【つれづれ所感】

無題

2010年3月 7日


DSCF0028[1]-thumb-240x180.jpg太田あきひろです。

3月1日から8日まで、女性の健康週間。7日、東京北区で女性議員、区議さんと共に街頭演説をしました。

女性の健康を守り、一生をサポート――私たち公明党がずっとやり続けていることです。昨年も乳がん・子宮頸がん検診の無料クーポンを実現。これまでも、女性専門外来の拡充、妊婦健診への助成、がん対策基本法の制定、女性専用車輌の導入・拡大、子育て支援、男女共同参画社会の実現への活動などを推進してきました。

現政権は結局、これらに力を注がず、乳がん・子宮頸がんの無料クーポン券の予算を大きく減らしている状況です。"命を守る"などといいながら・・・。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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