新しい福祉を考える時、ベーシック・インカムや負の所得税、給付型税額控除などを本格的に考えないと、社会保障の制度間の矛盾などが解決しないのではないか。
本書が書かれた当時の定額給付金については、「定率減税より定額減税が低所得者にはいい」とし、給付付き税額控除の意味をもつと私は言った。
本書は、じつに200年以上も前から、著名な経済学者・哲学者がベーシック・インカムを主張し、今でもガルブレイスやフリードマンをはじめとして、常に議論されてきたことを示している。エーリッヒ・フロムもだ。
つまり、福祉国家の理念は、
(1)完全雇用
(2)社会保障
(3)公的扶助(生活保護など審査が必要)
――の3つで構成されている(保険・保護モデル)が、ベーシック・インカムはそれを越えるだけでなく、労働(働かざる者、食うべからずの思考)や、ジェンダー、グローバリゼーション、所有(何が自分の持ち分か)など、根源的問題を考えて提起されてきたものであることが分かる。
「労働価値(家事は労働か)」「市民権(生きる価値、権利、生存)」という根源的問題から提起されてきているわけだ。本書はその長い論争をたどってくれている。
太田あきひろです。
今日(23日)は雨。地元では運動会は中止となりましたが、赤羽消防団消防操法大会など多くの行事が行われました。
新撰組まつりが近藤勇の墓所のある滝野川で、商店街の方々の力を得て行われました。
近藤勇は板橋・滝野川のあたりで処刑され、首は京都でさらされました。毅然たる姿勢は感動的であったと伝えられています。後に永倉新八がこの地(板橋駅の滝野川口)に墓所をつくり、あわせて新撰組の同志を墓碑横に刻んでいるという貴重な地です。
新しい国を築かんとした幕末の若者の心意気に思いをいたす時、「内向き、下向き、後ろ向き」の日本の政治を変えなければなりません。
グローバリゼーション、少子高齢化、環境制約の3つの構造変化に対する鋭角的な対応が不可欠です。
材木商・伊勢杉陣庄衛門が向島の料亭から新築普請用の熊野杉千本を一万両で請け負う。窮地の伊勢杉に伊豆晋平が助け舟を出し、貸元・あやめの恒吉が動く。その杉回漕に代貸の暁朗を同船させる。
三河屋の喜作、杉の目利き・伊蔵、下田湊の貸元・保利蔵・・・。命をかけた男が命がけの暁朗を助ける。矜持と侠気。
「海の怖さを知ろうともせずただ命をかけると言っても、それは言葉だけのことだ」
「肝の据わった暁朗だが、心細さからは逃れられなかった。そんな心持ちでいただけに、ひとの親切・気配りを示されると、つい甘えた。獣のように研ぎ澄まされた渡世人の本能が鈍くなっていた」
「知らないことを正直に言えば、ひとは喜んで教えてくれる。が、一度でもわけ知り顔を見せると、見抜いた相手は二度と正味の付き合いをしなくなった」
「積荷を流したまま、知らぬ顔で生き続けるほどには、命根性はいやしくねえ」
「渡世人は生きるか死ぬかの境目と常に向き合っている」
――映画にしたらどうなるだろう。
太田あきひろです。
今日(16日)、五月晴れのなか、地元では活発に地域行事が行われました。北区豊島ではカッパまつりが盛大に行なわれ、子供さんを交えての温かな交流の日となりました。
昨日は栃木県大田原市で行なわれた時局講演会に出席しました。
大田原市は小学校6年生の女子児童全員を対象に、子宮頸(けい)がん予防ワクチンの接種が行なわれ、最近のニュースで話題になっております。
私は公明党が「がん対策基本法」を推進し実現、昨年も公明党の強い主張で乳がん・子宮頸がん検診の無料クーポン事業を実施。ところが現政権はこれをも削減するひどい政策でしたが、今年度も公明党地方議員の奮闘によって事業を継続する自治体が広がっています。
また、子宮頸がんはワクチンによる予防手段があるため「予防できる唯一のがん」と言われており、公明党は各自治体の公費助成を推進。大田原市の場合は全員を対象に学校で接種するという意欲的なものです。
