前著「黒船以降 政治家と官僚の条件」(2006年)に続く歴史対談集。「時代を作った男たち」と副題にある。
上杉謙信は評価しない。「直江兼続、小早川隆景、立花道雪、高橋紹運、豊臣秀長、福島丹波・・・・・・名参謀に共通するのは、主家に取ってかわろうとする野心を持たなかったこと。おのれの分を守り、補佐役に徹する」という。
「名参謀は無欲であることが必要、欲があれば主君に警戒される。あの黒田官兵衛・・・・・」「無欲であると同時に、主君に対してどういう思いを抱くか。忠誠心や尊敬心にかかわる問題です」「組織が生き残るために、参謀は身を挺して指令官を守らなければならない」「江戸時代を通じての最高の補佐役は保科正之」ともいう。
二人で戦国時代から明治維新まで、歴史に顔を出すあらゆる人を忌憚なく、ズバズバと批評しているのは心地よい程だが、「辛酸を嘗めた人間こそ、老後、どこかで活躍してほしかったなあ」という言葉がやけに残った。小松帯刀や小栗上野介など若くして死んでいった人への思いは深い。
太田あきひろです。
昨日7日、福島県の南部、白河市周辺の町村を朝から回り、「地域を元気にする懇談会」に出席、提案・要望を受けたり、質疑などを行いました。
各会場とも、100名、200名と、イスや座布団が足りなくなるほど出席者があふれました。夜の会場近くでは、蛙の声が聞こえ、懐かしさが込み上げました。
公明党の「現場寄り、庶民寄り、生活寄り、困っている人の側に寄り添う姿勢」について語りました。
参院選は「この8か月、民主党は何をやったかを検証する選挙」です。失政続きへの審判を明確にしないと、この国の政治はケジメもメリハリもなくなる、一票が大切だと訴えました。
やはり「とにかく仕事がない(昨年秋からめっきり減ったが手が打たれていない)」「年金(とくに国民年金改革への公明党への期待)」「農業政策(民主党の戸別所得補償への批判)」などの要望、質問が多く、実りある懇談会ができました。
太田あきひろです。
鳩山首相が辞任しました。難題に直面している日本のカジとりに、責任を持って格闘していたのかどうか。私にはこの政権から危機感や責任感が伝わってきませんでした。
大事なのは空想ではなく責任です。政治は現実の徹底したリアリズムのなかで、合意の光を見出さんと強き意思をもって成すものです。
グローバリゼーション、少子高齢社会、環境の制約という劇的な構造変化、あわせて家族形態・雇用形態の激変のなかにある日本をどう持ちこたえ、切り開くか――深刻な状況です。全く、そうした問題意識と格闘が見えません。哲学がないのです。
だから直面している5K問題といわれる
【1】基地(普天間)
【2】献金(国民への説明がない)
【3】景気・経済(逆噴射の誤った経済政策)
【4】口蹄疫(初動の遅れ等)
【5】強行採決(かつてない暴走国会)
――など、退陣しても全く解決していません。
これは、鳩山問題というより、政権与党全体の問題です。日本の深刻な現状をさらに深刻化させていることをもっと真剣に考えないと、日本は危ない。
太田あきひろです。
29、30の土日、東京や埼玉を離れ、徳島、栃木の時局講演会等に出席しました。
どの地でも鳩山政権のあまりのひどさ、深刻な雇用問題への対応等、厳しい批判が相次ぎましたが、口蹄疫についても常に話題に上りました。
福田栃木県知事からは「公明党が口蹄疫の特措法をリードしてくれた」との謝辞があり、私も両県での演説で政府の初動の遅れ等について指摘しました。
肝心なゴールデンウィークの時(4月30日~5月8日)、赤松農水相が長期にわたってメキシコ、キューバ、コロンビアを外遊したことなどは、あまりの危機感のなさに目を覆うばかりですが、現地からはビルコンなどの消毒剤が確保されなかったなどの悲鳴が聞こえてきます。
基地、献金(カネ)、景気・経済を年初から3K問題と鳩山政権は批判されていましたが、今はそれに口蹄疫、強行採決の2Kが加わっています。
こんなひどい政治は変えなければなりません。
