太田あきひろです。
昨日、地元北区に完成した「浮間地区荒川防災ステーション」の開所式に出席しました。
荒川防災ステーションとは、洪水時や地震時に水防活動や復旧活動を行うために必要な資材を備蓄した監視や対策司令を行う防災拠点として、北区と国土交通省が共同で整備したものです。これで、荒川下流の全域(北、荒川、足立、墨田、江東、江戸川区など)が洪水から守られ、もし140mも土手が決壊しても防ぐことができます。荒川の北の守りです。
実は荒川は江戸時代初期に行われた土木工事によって、原型が作られました。そして、明治43年(99年前)の大水害を契機に放水路として、計画・整備が行われました。もともとあった川と思っている人も多いと思いますが、人がつくったものです。すごいことです。来年で100年です。
実は利根川は東京湾に注いでいました。東の果ての沼地の多い江戸に転封される、いわば嫌がらせを受けた徳川家康が、土木工事を行い、利根川を太平洋に注ぐようにして、稲穂の繁る江戸につくり変えました。
私は土木工学、耐震工学を大学時代に専攻しましたが、治山・治水という国の基本には、壮絶な戦いと意思があったことに感慨深いものがあります。
近年、ゲリラ豪雨など新しいタイプの災害が目立つことを踏まえ、新たな対応が改めて重要です。さらに頑張ります。
太田あきひろです。
榮倉奈々さんと瑛太さんの『余命1ヶ月の花嫁』という映画が話題を呼んでいます。「その時間のすべてが、僕たちの宝物だった」と瑛太さんが語ります。
乳がんと闘い、24歳で他界した女性の「最後の1カ月」を追ったドキュメンタリーで、乳がん検診に関心を持つきっかけをつくった映画です。
これまでがん対策として「がん対策基本法」の制定、基本計画の策定、手術だけでなく放射線治療や化学療法などの充実に私自身、走ってきました。安倍総理(当時)と東大病院に放射線治療の視察にも行きました。
現在、国会で審議中の今年度補正予算案には、女性特有のがん対策として、一定の年齢に達した女性を対象にした、健康手帳の交付と、子宮頸がん、乳がんの検診の無料クーポン券を配布する事業が盛り込まれています。公明党の戦いによってです。
子宮頸がんや乳がんは、早期発見すれば完治する可能性が高いことが知られている一方で、検診の受診率が極端に低い状況であり、今回の対策によって、受診率が向上し、早期発見、早期治療に繋がります。
対象となるのは、子宮頸がんが20歳、25歳、30歳、35歳、40歳、乳がんは40歳、45歳、50歳、55歳、60歳の女性です。
私は、男性の前立腺がんについても検診できるようにと考えています。
太田あきひろです。
今日は雨となり、小学校の運動会などが延期となりましたが、多くの地域行事が行われました。
私の住んでいる北区滝野川には、近藤勇の墓所があり、「新撰組祭り」があり、参加しました。赤羽消防団の消防操法大会があり、生業のなか地域の為に働いてくださっている消防団の日頃の練磨が示されました。
「地域の安全と活力」といいますが、日頃からこうした地域の皆さまの尽力があってのことです。頭が下がります。