「日本もアメリカも、経済社会がバブルにまみれ、強欲と拝金主義に席捲されたときに、人の心から大事なものが失われてしまった。なんでもデジタル志向で、「0か1」しかない。その中間を配慮できない。この思考法が社会を大きく分裂させてしまった。最悪のものが、お金を基準とした『勝ち組・負け組』の分類だった」と神谷さんはいう。
司馬遼太郎が亡くなる前、最後の対談を思い出す。「日本はこれからどうなりますか」という質問に「未来はない。ダメだと思う」と答えていたという記憶がある。
たしか96年の2月位の話だ。理由は「バブルによって日本人がダメになった」だった。今のアメリカをはじめとする先進諸国、そして世界。借金と消費ならず浪費社会、浪費に頼った成長政策。「借りた金で今日を愉しむ」「借りた金で投機する」「ノンリコースで借りた金は、返せなくなったら担保物権の鍵を渡せば終わり」――金融が収益の4割を占めてしまった米国、そのなかで強欲資本主義の先頭を走り続けたウォール街の自爆。
社会を構成する人間社会自体の反省と再建というのがまさに今の課題。社会の劣化、人間の劣化をどう立て直すかを問いかけている今の金融危機だ。暴走を食い止めるためにルールをどうつくるか、それは限度を知り、節度を守るという哲学的な人間の総合力が底流になくして成しうるものではない。
太田あきひろです。
政府・与党で今朝、定額給付金の大綱を決めました。
1人12000円、65歳以上18歳以下に8000円を加算。所得制限を設けるかどうかは各市区町村で決める。設ける場合の下限は所得1800万円(税引き後なので、収入では2000万円位)です。
「給料が上がらない。物価が高止まりしている」というなかで、庶民の生活を支援し、あわせて消費の下支えをすることは明白です。「使わないし、効果がない」という人がいますが、庶民感覚の欠如という以外ありません。
太田あきひろです。
地域行事をまわるなか、昨日(8日)北区立第三岩淵小学校の創立80周年記念式典に参加しました。
子ども達の颯爽とした姿勢に、伝統に裏付けられた、しっかりした教育が行われていることを力強く思いました。
5、6年の生徒全員が「喜びのうた」で80周年の歴史を、歌を交えて話しているのを聞いているうちに、戦争など苦難の歴史が胸に込み上げ、目頭が熱くなりました。
昭和3年(80年前)というと、わが党の創立者の生まれた年、また11月9日は2003年の衆議院選挙の投票日でした。言葉に尽くせないほどの厳しい選挙でしたが、崖をよじ登るように押し上げて頂きました。同じ11月9日は、私の父の命日です。草創期の家族ぐるみの戦いを思い起こします。
人は一人で生きるのではない。戦いができるのも、数限りない人の真心に支えられているからこそです。
感謝こそ、よき人生の根源だと思い、体を張って頑張ります。
太田あきひろです。
本日、文化・芸術振興についての申入れを塩谷立文部科学大臣に行いました。
1929年からの世界恐慌。これはルーズベルト大統領のニューディール政策、TVAなどで脱したといわれますが、じつはこの時に、米国は、文化・芸術に力を入れ、それが大きく貢献したことは意外と知られておりません。ハリウッドなどもこの時に力を入れた成果です。
公明党は21世紀は文化・芸術に力を入れる時と主張し、「文化芸術基本法」を成立させました。今、世界の金融危機の時に力を入れるべきは文化・芸術。それが今日の文科大臣への申し入れです。
