27日、地元北区にある学校法人JET日本語学校(越野充博理事長)を、浮島智子文部科学副大臣、竹谷とし子参院議員と共に視察、外国人向けの日本語教育の質確保について意見交換をしました。
昨年末、外国人労働者を受け入れる出入国管理法の改正が成立、今年4月から実施されています。論点は多岐にわたりますが、そのなかでこれまでの技能実習制度と留学生の日本語学校などの取り組みの質を高めることが重要、という課題が浮き彫りにされました。とくに技能実習生28.6万人、留学生は32.4万人。留学生といっても、日本語学校で、十分な教育もなくアルバイトなどの仕事に重心が置かれている例もあるのが現状。
この日、日本語中級クラスの授業を視察しましたが、充実した質疑応答のグループワークを見ることができました。挨拶も学習も応答もきわめて実践的で質の高い教育となっていました。外国人が安心して学べるよう、日本語学校間の教育の質のバラツキを是正し、国が日本語教育の質の担保や教師のレベル向上を後押しすることが重要だと改めて実感しました。
30度を超える真夏のような暑さとなった25日(土)、地元では「小学校の運動会」が行われ、多くの学校を回りました。元気な生徒の歓声が響き、地域全体が盛り上がりました。
学校関係者からは「熱中症対策が大事」「体育館にクーラーが昨年設置されたので本当に助かりました」「演目を減らし保護者の参加は全部なくしました」「これほど暑いと運動会の時期を雨もない11月に変えなければならないかもしれませんね」などという声がありました。
26日(日)、地域で行われた「介護老人福祉施設の竣工式」「豊島消防団ポンプ操法審査会」「介護老人保健施設のバザー」「南大塚ミュージックフェスティバル」「商店街の総会懇親会」等に参加し懇談しました。日差しの強いなか頑張っていただいた役員の皆さまに感謝です。
平成時代30年間の経済分析。それは「世界経済の大きな変化に日本経済が取り残された時代」「日本経済の国際的地位が継続的に低下された時代」であり、「大きな変化が生じていることに気が付かなかったために取り残された」という。「90年代初め、日本人はバブル崩壊に気づかなかった」し、「世界経済が90年代に大変化し、IT革命、製造業における水平分業という新しい生産方式が広がった」のに対応が全て遅れ、逆行すらした。「2000年代の回復は偽りの回復で改革が遠のいた」とも、「リーマン・ショックが実は日本の自動車等に大きな影響を与え、輸出立国終焉した」「輸出依存型成長は日本経済に対する本当の解決策ではなかった」「異次元金融緩和はマネーストックを増やさなかった。追加緩和・マイナス金利導入も効果なし」と指摘。「日本が抱えている問題は、金融緩和や円安では解決できない。産業構造・経済構造を変えるしかない。とくに新しい情報技術の活用だ」「新しい産業の登場が鍵」と結論づける。
バブルの崩壊、大企業や金融機関の不祥事、山一・長銀破綻、不良債権処理、IT革命、中国の台頭、リーマン・ショック、長引くデフレ、金融緩和・財政出動・成長戦略のアベノミクス、世界でのGAFAやBAT・・・・・・。10年区切りで日本の経済対策では格闘してきた思いだが、振り返れば失敗も、遅さ、にぶさも露わになっている。2004年、シャープの「世界の亀山」は垂直統合型の国内モノづくりの回帰であったが、2016年鴻海に呑み込まれたのは、指摘していることの代表例でもある。
そして日本の直面する課題を「人口高齢化への対処(労働力不足と社会保障支出の問題)」「大変貌する中国、この30~40年の世界経済の構造変化」「改革の遅れを取り戻しAIなどの新しい技術への対処(日本の情報技術の遅れ、情報分野中心の産業構造に、企業のビジネスモデルの転換・脱工業化、生産性の高い産業に、世界的水平分業)」と3項目提示している。
23日、兵庫県尼崎市で行われた高橋みつお・参院選兵庫選挙区予定候補(自民党推薦)を励ます「時局講演会」に出席し、挨拶をしました。これには中野洋昌衆院議員らが出席しました。
高橋みつおさんは「外交官として、アフリカで地雷除去、ヨーロッパで避難民のために現場で働いてきた。その経験を生かして、兵庫のために日本のために、防災・減災、教育、雇用など、目の前の人のために取り組んでいきたい」と力強く訴えました。
私は「高橋さんは現場第一主義の人道の人だ」「公明党が掲げてきた全世代型社会保障が、今や一番の国政の柱になっている」「なかでも、この10月から幼児教育、来年4月から高校授業料が無償化されるなど、70年ぶりの大改革が実現する。これこそ現場を走りながら"仕上げる政治"をやっている公明党の真骨頂だ」「自公政権の経済財政政策でかつてない雇用環境をつくってきた。さらに、給料がいい、休暇がある、希望がある、の新しい3Kの職場社会をつくっていくことが大事」などと訴えました。