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10月5日、札幌で行われた「衆議院議員佐藤英道さんと語る会」に出席し、挨拶をしました。これには、吉川貴盛・自民党衆院議員、鈴木直道・北海道知事、秋元克広・札幌市長、真弓明彦・北海道経済連合会会長など、多くの首長、経済界、各種団体、地域有力者の方々が出席しました。

私は「今日10月5日は、"政治の安定と改革のリーダシップ"の旗頭のもと、自公連立政権が発足してちょうど20年目にあたる。これまで幾多の風雪をくぐり抜け、両党の信頼を作り上げ、現在の政権の安定をもたらした」「佐藤英道さんは、公明党が最も大切にしている、人とのつながりを大事にする政治家で、北海道のために誰よりも縦横無尽に駆け巡る現場の人だ」「北海道は、2030年の札幌冬季オリンピック・パラリンピックの実現を目指すと共に、観光、北海道新幹線、7空港のコンセッション、高速道路のアンビシャス・ロードなど、重要課題が目白押しだ。私もさらに、北海道の発展のために尽力していく」などと挨拶をしました。

また、これに先立ち、石狩湾新港発電所に行き、LNGを燃料として、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた「コンバインドサイクル発電」と呼ばれる新しいタイプの発電所を、地元の石狩市議と視察しました。北海道の新たなベース電源として大きな役割を期待されています。


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4日、臨時国会が始まりました。会期は67日間、12月9日までとなります。200回となる記念すべき国会です。また、自公連立政権が発足してちょうど20年となる国会でもあります。

この日、党の両院議員総会でスタート。この国会では「消費税引き上げに伴う諸課題」「日米貿易交渉」「全世代型社会保障の具体的推進と課題」「台風15号をはじめとする災害復旧・復興」「外交案件」などの論議が行われます。しっかり頑張ります。


落日.jpg湊かなえワールドを実感させる力作。立石力輝斗が高校3年の妹・沙良を刺殺し、火を放って両親を焼死させた「笹塚町一家殺害事件」。ミュンヘン国際映画祭で特別賞を受章したばかりの気鋭の映画監督・長谷部香は、この事件を手がけようとし、新人脚本家の甲斐千尋に脚本製作を持ちかける。笹塚町は、千尋の生まれ故郷。この事件をめぐっての隠されていた事実の連鎖が始まる。

「長谷部香の母親は、なぜ虐待まがいの教育に熱心だったのか」「香の父親はなぜ自殺したのか」「引きこもりの立石力輝斗はなぜ殺人を犯したのか」「妹・沙良はどういう人物だったのか。人を壊滅させる攻撃的虚言癖は真実なのか」「甲斐千尋の姉・千穂はフランスでピアノを学んでいるというが、その真実は」・・・・・・。そもそも「この事件を映画にしたいという長谷部香の意図は何か」・・・・・・。

各家族が背負う宿業。不思議な縁と結び付き。そこには法廷での判決・筋書きとは別の生々しい人間の感情が噴出する宿命的ドラマがある。"真実"を知ること、"知ること"と"救い""受容"、それを表現するのは何の為か、どういう意味があるのか。午前の太陽ではなく、落日の輝きに心惹かれるときがあるのはいったい何故なのか・・・・・・。1行1行に緊迫が漲る。


世界が変わる「視点」の見つけ方.jpg「世界が変わる『視点』の見つけ方」「未踏領域のデザイン戦略」という表題に全ては集約される。ユニクロ、楽天グループ、今治タオル、国立新美術館のシンボルマークや幼稚園、社会施設などのブランド戦略を手がける佐藤可士和さんが、慶應大学湘南藤沢キャンパス(SFC)で行っている授業「未踏領域のデザイン戦略」を書籍化したもの。

「今の世の中は、情報が入り乱れて正解が何かもわからないし、正解に行き着く前に、課題が何かもわからない。・・・・・・それが、ますます複雑でわからなくなっている。その時に武器となるのがデザイン戦略」「デザインとは『ビジョン』を設計すること」という。

①課題(問題解決の取り組みやテーマ)→②コンセプト(考え方の方向性)→③ソリューション(具体的に課題解決をするアイデアと実行プラン)――を提示する。まず「課題を正しく発見する。前提を疑う。本質を探る」ことが大事で、よくある例が、いきなり「有名タレントを起用してCMをつくる」など安易にソリューションから入ること。課題設定の作業は有能なドクターの問診に似ているという。課題が設定されたら「耐久性のあるコンセプトを見つける」こと。考え方の方向性だ。「コンセプトメイキングのスキルは、訓練で磨くことができる。失敗と成功の経験が大切」「ベストソリューションは"行ったり来たり" "もがいてつかむ"」という。そしてデザインにおいて大事なのは「勘と感を研ぎ澄ます」「AI時代が本格的に到来すると、ロジカルな分析はAIがほとんど担う」「人間が担うのは"美しい""カッコイイ""愛おしい""面白い"といった人のナマの感覚につながる部分」「普通の感覚を手放すな」。さらに「反射神経(反応より速く)、運動神経を鍛えよ」という。

私は仕事をする場合、「動体視力をもて」「立体的に組み立てよ」「世の課題となっていることの感覚を常にもて」、さらにベルクソンの「問題は正しく提起された時、それ自体が解決である」など、多くの発言をしてきた。戦略とかデザインを若い頃に実践的に学ぶことは、AI時代を迎える今、うらやましいことだ。


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28日夜、令和元年「北区花火会」が荒川河川敷・岩渕水門周辺で盛大に行われました。8888発の見事な花火で、拍手と歓声があがりました。そのなかでは、今年、新しい1万円札に決まった渋沢栄一が北区飛鳥山に居住し、そこを拠点として偉大な活動を展開したことを、花火とともに表現し、美しさとともに感動を与えました。

この夜は、ラグビーワールドカップで日本がアイルランドに勝利する大金星を上げた直後でもあり、開会式では大拍手続きでした。また地域では「小学校の運動会」「団地祭り」「防災訓練」「サンライズフェスティバル」等の多彩な行事が繰り広げられ、出席しました。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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