舎人公園.jpg   舎人自治会さくらまつり.jpg

桜・さくら・サクラーー。4月1日(土)は小雨の降る寒い日となりましたが、2日(日)は風もなく、青空が広がり、たくさんの人がいっせいに桜のもとに集う日となりました。

地元では早朝から 「桜ウォーク2017(桜を見ながら家族で楽しくウォーキング)」や 西足立ソフトボール連盟リーグ戦開会式、 舎人公園千本桜まつり2017、舎人団地自治会さくら祭り、皿沼公園・菜の花まつり、北区さくらSA*KASOなど多くの行事が行われ、私も参加しました。

桜ウォーク②.jpg   飛鳥山①.jpg

また、北区さくらSAKASO祭りが行われた飛鳥山公園(桜は2、3分咲き)では、子ども連れや外国の方、東京都内、埼玉など各地から花見を楽しみに来られ、最寄りの王子駅では、歩けないほどのたくさんの人で賑わいました。

また、音無川の遊歩道、赤羽桜並木通りなどの桜の名所にも、たくさんの方が来られており、懇談をしました。


騎士団長殺し1.jpg騎士団長殺し2.jpg妻から別れ話を切り出された36歳の肖像画家の「私」が、東北・北海道をさ迷った後、友人の父親である著名な画家のもつ小田原郊外のアトリエで一人で暮らすことになる。そしてその屋根裏に隠されていた絵画「騎士団長殺し」を発見する。また谷を隔てた向かい側の山の豪邸に住む免色という男や、尾根続きの山にある家に住む中学生(秋川まりえ)とその叔母(笙子)との交流が始まるが、不可思議な出来事が次々起き始め巻き込まれていく。

「眼前に広がる現実と人間の意識が、深層から湧出した一部の表層であること」「人であることの中核を成すものは何か」を、肖像画をモチーフにイデアと称する騎士団長等や、アトリエ裏の雑木林で発見される不思議な穴(石室)などによってきわめて精妙に語っていく。この世界と異界、有無を越え有無に偏する生命実相、主体と客体とその依正不二の相、夢と現実との境界と交流・交差、意識とその深層の未那識・阿頼耶識・九識からの湧出、イデアと心中の善悪、人間変革の機縁等々を、切れ目なく描く。サスペンスと人間存在の哲学性と芸術・文化の絶妙なコラボレーションと洗練された緻密かつ甘美な描写に引き込まれる。難題への挑戦と深さにおいてドストエフスキーの世界を想起したが、重苦しくないのは善人たちの登場と、穏やかな結び、柔らかな曲線的表現であるがゆえか。


デジタルグリッド.jpg社会も技術も大変革の時代、変化激しき時代だ。IoT時代、AIの進展、パリ協定の発効。世界は再生可能エネルギーを急速度に導入しなければ、2050年を迎えられない。再生エネルギーが急増した場合、現在の電力系統は十分ではない。エネルギーの地産地消、住宅でも太陽光発電、外断熱などゼロエネ住宅、スマート住宅、ひいてはスマートウェルネスシティが目前の課題となる。スマートグリッドは重要だが、デジタルグリッドは電気系統の周波数や電圧をはじめとする電気的な制約を取り払って、しがらみなしに電気を自由に取引する仕組みで、東大技術経営戦略学専攻特任教授の阿部力也氏が研究、実証試験がスタートしている。

「従来の電力系統に加え、自営線による多重受電網をもつセルグリッドを無数に構築する。セルの中では多種多様な再エネ技術が開発され、太陽由来のエネルギーをふんだんに取り込み、さまざまな電力パケットとその派生物が取引される。既存の電力系統は、自立するセルと協調して、ベストエフォートなシステムとなり、総合的には高い信頼性をもたらす。メッシュ構造の電力ネットワークで膨大な電力取引を実現しつつ、最終的には日本の電力系統の再エネ比率を80%まで高めることを実現する」と数十年後の実現めざし、結んでいる。


1102876014_main_l.jpg1106077339_main_l.jpg(Ⅰ)(Ⅱ)で10話。いずれも感動が押し寄せる。

第1話「夢を実現する」はイチローの話から始まる。「人の心に光を灯す。それは自分の心に光を灯すことでもあるのだ」「人は誰でも無数の縁に育まれ、人はその人生を開花させていく。大事なのは、与えられた縁をどう生かすかである」「自分を育てるのは自分。・・・・・・自分は自分の主人公。世界でただひとりの自分を創っていく責任者」「感動は人を変える。笑いは人を潤す。夢は人を豊かにする。感動し、笑い、夢を抱くことができるのは、人間だけである」「難病に次々襲われた作家・三浦綾子さんの幸福論」「新しい時代に適った夢と志を実現する。"歴史創新"とはこのことである。そして夢と志を実現しようとする者に、天は課題として困難を与え、試すのではないか。"歴史創新"の人に共通する条件を1つだけ挙げれば、それは困難から逃げなかった人たち、困難を潜り抜けてきた人たちだ」・・・・・・。

片岡鶴太郎さんの挿絵がまた素晴らしい。


北医療 170325.jpg

桜の花が咲き始めた25日、地元東京北区では、東京北医療センターの新棟竣工式典が行われ、私も参加し挨拶しました。

この東京北医療センターは、2004年4月に東京北社会保険病院としてスタート。城北地域では初の産婦人科、小児科の24時間救急医療体制を導入した中核拠点病院。途中、旧社会保険庁改革で閉鎖の危機がありましたが、私も存続に動き、現在、東京北医療センターとして地域の重要な病院となっています。この日、63床を持つ新しい棟が完成し、新たに血液の病気に対応できる血液内科が加わり、区民の健康を守る地域医療の要として、さらにいい役割りを果たしていけると思います。

また、26日は一転して花冷えのする雨となりましたが、地元では、「餅つき」や「桜まつり」が行われました。浮間舟渡駅前の「舟渡さくらまつり」では多くの人々が集まり、吹奏楽や踊りなど、活気のあるイベントが行われました。温かい"舟渡ラーメン"をいただきながら多くの方々と懇談しました。

舟渡まつり②170326.JPG 舟渡まつり① 170326.jpg

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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