2日、青森県を訪れ、三村申吾知事らから「下北半島縦貫道路」「奥入瀬・青橅山バイパス」などが、防災公共事業の視点からも重要との要望を受け、奥入瀬渓流沿いの排ガス、崩落の危険現場、観光時期の渋滞などの視察を行いました。
また、十和田市三本木地区の小水力発電施設の建設予定地にも知事とともに赴きました。再生エネルギーが求められるなか、小水力発電もきわめて大切。東北だけでも最大500万kwの可能性があるといわれるだけに、取り組みが重要です。「小水力」といっても、ごく小さな小川や用水、ため池もあれば、この三本木地区のように落差9mのかなりの水量があるものもあり、きわめて多種多様。農業用水との調整、電線との近接、住民の理解などが必要ですが、今、その促進に向けて河川法改正案を提出し、手続きの簡素化をめざしています。
現場視察とともに、三沢空港、十和田市、青森市などで多くの要請を受け、懇談しました。
晴天に恵まれた27、28の土日――。暖かな日差しのなか、多くの行事が行われました。
27日は、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の千葉県東金―木更津東間の43kmの開通式典に森田健作知事らとともに出席しました。これで圏央道は約300kmのうち50%を越える開通となり、成田、アクアライン、羽田が結ばれることに大きく寄与します。千葉の活性化に喜びの声が広がりました。
28日は、「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」が開催されました。サンフランシスコ平和条約が発効して61年。日本が国際社会の平和と繁栄に向け、国としてスタートを切った日です。奄美、小笠原、沖縄が施政権の外に置かれた苦難の日でもあり、こうした歴史を踏まえつつ、主権者たる国民が、国家の未来に向けて自覚を新たに取り組む日でもあります。
また地元では、街に多くの人が出ました。第58回赤羽馬鹿祭りや滝野川新選組まつりが盛大に行われました。連合町会の運動会、町会の総会、さらには国際空手道選手権大会などに出席し、多くの方々と懇談しました。
20日、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」が新宿御苑で行われました。
桜の花の多くは散ってしまっておりましたが、各界から招待された約1万2千人の方が集まり、歓談をしました。
「景気回復を確実なものにしてもらいたい」「新しい政権になって、少し元気になってました」「私の県にも早く来て下さい」など、多くの声をいただきました。
いい懇談ができました。
13日(土)早朝、淡路島でマグニチュード6.3、震度6弱の地震が起きました。すぐに国土交通省防災センターで緊急会議、被害情報の収集や対応等につき、指示をしました。
その後、横浜港を視察。コンテナターミナルで、林文子横浜市長、藤木幸夫横浜港運協会会長等から港湾の状況と課題について要請を受けました。また、若き船員を育成する航海訓練所の感動的な「海王丸」出航式(2か月間のホノルル航海)にも出席、激励をしました。
経済活性化のためには海の玄関である港湾の拡充は不可欠ですが、上海や釜山などは国の支援を多く受けており、どうしても遅れを取ってしまう状況で打開策が急務です。
海と港湾はきわめて重要。頑張ります。