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1月8日、日本鳶工業連合会の方々が国土交通省を訪れ、「祝い木遣り」を披露していただきました。鳶(とび)は、住宅やビルなどの建設現場で身体を使って働き、建設産業を支えている方々。その年季が入った透き通った声で、江戸時代から続く伝統文化である木遣りを歌っていただきました。毎年恒例となっている行事ですが、今年はひときわ新年の清々しさを実感しました。

新年に入り、日本経済団体連合会など経済3団体や連合をはじめ、建設、不動産、自動車、港湾などさまざまな業界団体の賀詞交換会に連続的に出席しています。今年はアベノミクスにより円高是正が進み、日本経済が活力を取り戻し、デフレ脱却への見通しも出てきたということで、明るく勢いのある会合が続いています。また地元でも、区賀詞交換会や町会・自治会、各種団体などいろいろな新年会に出席し、懇談させていただいています。

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今年のキーワードは「実感」と「未来」――私は出席した会合で言っています。

景気・経済回復の実感、被災地復興の実感、防災・減災対策が進んでいるという実感――こうした成果が中小企業や生活の現場などで感じられるようにしたい。また、2050年の長期を見据えて未来の国土を構想する「国土のグランドデザイン」をつくり、2020年東京オリンピック・パラリンピックではその先行事例を世界に示したいと考えています。

今年は正念場の年、頑張ります。


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凄まじい。主人公(緒方隆雄)たちの運命も、時代と事件も、この小説のラストも、そして描く筆力も。本当に「冬の旅」の人生だ。遠く辛い旅が、死刑という将来の見通しでやっと安堵するとは一体どういうことか。

「おれの最初の躓きは何だったのか」――次から次へとうまくいかない。いくらやっても悪い方へ悪い方へと転び、なぜか全てが崩れ去る。関係する人も同じように崩れ去り、冬が少しも春にならない。そんな泥にまみれた世界を、強盗殺人、刑務所や猟奇的殺人、新興宗教、ドヤ街、ホームレス、阪神大震災などを背景にして、描き切る。やりきれない思いとリアリズムが恐ろしいほど重厚に迫ってくる。凄まじい力。


新しい年を迎えました。

昨年は真心からのご支援を賜り、誠に有難うございました。心より感謝申し上げます。

日本再建をかけた激動の一年でしたが、景気・経済の再生、東北の復興、防災・減災など前進を果たしたと思います。本年は、更に頑張っていく決意です。

経済では、円高・デフレの脱却への歩みが確実に始まっていますが、庶民の生活や中小企業に実感が得られるまでには至っておりません。今年はその実感が得られるよう全力を尽くします。

災害も頻発し、首都直下地震・南海トラフ巨大地震も切迫し、耐震化や老朽化対策も進めなければなりません。安全・安心の街づくり、スポーツや生活の充実に力を注ぎます。現場第一主義で働いてまいります。

本年が皆様に良き一年でありますようお祈り申し上げます。


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元大関・琴風、尾車親方。現役時代は大関への期待がかかった時に左ヒザじん帯断裂の大ケガで幕下まで陥落、再起を果たしてまた関脇で左ヒザ半月板損傷。再び立ち上がり初優勝して大関へ。また右ヒザじん帯損傷で引退――。尾車親方となって苦節13年、ついに関取を誕生させるが、昨年4月4日、巡業先で転倒して頸髄捻挫の重傷。首から下が全く動かせない全身麻痺の状況から奇跡の復活をついに果たす。

逆境、試練、苦難の連続、一寸先は闇、波乱万丈――。「勝つまでやることを、頑張ったというんだ」「何度転んでも起き上がるんだ」「ピンチを乗り越える力を持っている者にしか、試練は与えられない。自分は認められた男だと思って頑張れ」と自身に言い聞かせながらの人生が、琴風の人生だが、「琴の音が、風に乗って響く」琴風らしく、ものすごく謙虚に静かに語っている印象的な本だ。


12月26日からインドネシアの首都・ジャカルタを訪問して関係大臣との会談、現地視察を行い、29日早朝に帰国しました。

会談は、ブディオノ副大統領、ハッタ経済担当調整大臣、マンギンダアン運輸大臣、ジョコ公共事業大臣、マリ観光・創造経済大臣、シャムスル国家防災庁長官の6人と連続して行いました。

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会談では、①MPA(ジャカルタ首都圏投資促進特別地域)プロジェクトなどインフラ整備の推進②防災協働対話の実施など防災面での協力強化③双方向の観光交流の促進――などについて協議を行い、インドネシアとの重層的な協力関係の強化を図りました。今回のインドネシア訪問によって、インフラ整備、防災、観光などの分野における、我が国とインドネシアとの相互理解が深まったと思います。

今回の訪問で改めて感じたのはインドネシアの高いポテンシャル。人口は約2億4千万人でASEANの約4割を占め、資源も石炭、天然ガス、銅、ニッケル、パームオイルなどきわめて豊富です。ASEANで唯一のG20のメンバーでもあり、国際社会でも急速に存在感を高めています。しかしその一方で、社会インフラは大幅に不足しています。遅延が頻発する空港、港へ向かうトレーラーや船が列をなす港湾。とくに、ジャカルタ市内の渋滞はきわめて深刻。また、上・下水道の整備や洪水対策の基盤となる排水機場の整備なども大幅に遅れています。

これらの協力関係がさらに強化されるために、今回のインドネシア訪問が意義をもつものになりました。

その後、インドネシア最大の港であるタンジュンプリオク港、同港へのアクセス道路の工事現場、更にはジャカルタ市内の8割の排水を担うプルイット排水機場の工事現場を視察。いずれも日本企業が大きな役割を担っています。かつてオランダが当地進出の拠点とした東インド会社の政庁舎も視察しました。また来年開設予定の日本政府観光局(JNTO)ジャカルタ事務所の準備状況を視察し、職員を激励するとともに、地元テレビに出演し、日本の良さやイスラム圏旅行者の受け入れ環境の整備やサービスの充実についてPRしました。

インドネシアとのいっそうの連携強化に向け、戦略的な対応が必要です。インフラ、防災、観光――国土交通省が大きな役割を担います。頑張ります。






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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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