夢を売る男.JPG「永遠の0(ゼロ)」、「海賊とよばれた男」の百田尚樹さんの新作。これまでと全く違った敏腕編集者・牛河原勘治を通じて、現代の社会がいかに自意識過剰の人間を生み出すか、いかに自己表現したい人があふれてしまっているか、暴走する人間がいかに手玉にとられるかを描く。人間学でもある。短編集のようでもあるが、いつの間にか百田さんの迫力ある"生々しい人間学"の世界に引き込まれる。


0414つれづれ①.JPG13日(土)早朝、淡路島でマグニチュード6.3、震度6弱の地震が起きました。すぐに国土交通省防災センターで緊急会議、被害情報の収集や対応等につき、指示をしました。

その後、横浜港を視察。コンテナターミナルで、林文子横浜市長、藤木幸夫横浜港運協会会長等から港湾の状況と課題について要請を受けました。また、若き船員を育成する航海訓練所の感動的な「海王丸」出航式(2か月間のホノルル航海)にも出席、激励をしました。

0414つれづれ②.JPG
経済活性化のためには海の玄関である港湾の拡充は不可欠ですが、上海や釜山などは国の支援を多く受けており、どうしても遅れを取ってしまう状況で打開策が急務です。

海と港湾はきわめて重要。頑張ります。




瓦礫を活かす森の防波堤.jpg「私もまだ85歳」「日本人が守ってきた4000年来の鎮守の森のノウハウを見直し、現地植生調査に基づく、エコロジカルな脚本に則った防災・環境保全林として、いのちを守り、地域経済とも共生する本物のふるさとの森をつくろう」「被災地に南北300kmの"森の防波堤"を築き、それを母胎として日本列島の海岸沿いに、3000kmに及ぶ"森の長城"を築いてはどうか」「今見ている緑は、劣化したものや植えられたものばかりで、その土地本来の森が変えられたものだ。潜在自然植生の樹種を植えて、21世紀の鎮守の森、いのちの森をつくろう」「タブノキこそ、日本の土地本来の照葉樹林文化の原点だ」「"森の防波堤"は、タブノキ、シイ、カシ類を主木とした本物の森とすべきで、これが最適な防潮林、防災・環境保全林として機能する」――。

宮脇先生の主張は一貫していて明確。熱気を帯び、未来を見つめ、そして今こそ何をすべきか波が押し寄せるように迫ってくる。


春の嵐となった6日、7日の土日――。茨城、東京、石川・金沢市の諸会合に出席。石川県では、谷本知事との要請懇談、北陸新幹線ホーム工事の現場視察など行いました。

金沢視察 0408.JPG茨城県守谷市の常磐自動車道では、「高速道のサービスエリアにマタニティマークを表示した駐車スペース」を設置する会合に出席しました。これは妊婦にやさしい環境づくりを促進するNPO法人「ひまわりの会」の野田聖子会長(衆院議員)の要請を先月末に受けた私が、ただちに東日本高速道路㈱に協力要請。同社は4月末の連休までに全サービスエリアに表示板を設置すると、素早く動いてくれました。このマタニティマークは松あきら参院議員が7年前、全国でバラバラだったマークを統一したものですが、今回のことで普及が大きく促進されることになりました。

マタニティ 0408.JPG普及活動をして下さっているアグネス・チャンさんもこの式典に駆けつけ、「妊婦さんは、歩くのも大変。少しの段差もお腹が大きくて見えなくて大変。高速道でも、サービスエリアに駐車ができないと大変。トイレが遠くても大変。でもこうして妊婦さんにも赤ちゃんにも、日本中の人が愛情をもって見守ってくれているんだと思うとどんなにうれしいか。この取り組みはそうした愛情のいっぱい詰まった取り組みだと思う」と語ってくれました。

愛情の詰まった社会づくりに頑張ります。


ルース大使.JPGのサムネイル画像4日、ルース駐日米国大使と会談しました。2月22日の日米首脳会談によって「緊密な日米関係は完全に復活した」と安倍総理は語りましたが、その会談に同席していたルース大使は、「大変中身のある会談でした」と実感を込めて話してくれました。

昨日の会談では、「東日本大震災の復興とトモダチ作戦(その後も、青年交流が多く続いていること)」「日米航空関係の更なる発展」「ボーイング787型機の原因究明と安全策」「超電導リニア計画、米国高速鉄道計画」など多くの意見交換を行いました。

いい会談ができました。


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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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