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7月3日に公示を迎える参院選(7月20日投票)――。暑い日差しとなった6月28日(土)、公明党の川村ゆうだい党青年局次長(参院選予定候補=東京選挙区)が街頭演説。赤羽駅東口、池袋駅西口に私も参加、多くの方に参加いただきました。

川村ゆうだい氏は、外科医、医学博士、党青年局次長、ちょうど今日(29日)が誕生日の41歳。「心に青空が広がっているような好青年」と会う人がみんな好感を持つ情熱溢れる若き力。山口那津男元代表(参議院議員)の後継者として、東京選挙へ初挑戦。

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「山から川へ、川から雄大な海へ」「政治にメス」「いのちを守る力、無限大」「若き世代の希望を形に」――。川村ゆうだい氏の医療改革への叫びは心揺さぶられるものでした。私も、コロナ禍の医療現場で戦い抜いた実績と爽快な人柄を紹介。直面する人口減少・少子高齢社会では、「新しい医食住」への改革・挑戦が重要。介護・医療とその担い手はますます大切になると強調、川村ゆうだい氏に力を与えてほしいと訴えました。

「山から川へ、川から雄大な海へ」――川村ゆうだい氏への期待は大です。


minasumasu.jpg「なぜそうなるのか」を意識して、YouTubeに数学動画を連日投稿して人気の著者。「私が数学動画を投稿するようになったのは、40歳を過ぎてからオイラーの公式が理解できたのが嬉しくて・・・・・・」と語る。私も「因数分解すると」「微分すれば」「積分量で言えば」など日常的に使用するが、本書は、「なるほど、そういうことだったのか」とのめり込むほど面白い。

「なぜ三角形の面積は、(底辺) × (高さ) ÷ 2で求められるのか?」「なぜ錐の体積は3分の1をかけるのか?」から始まる。「細かく分ける」という考え方だ。「なぜ球の面積は(4/3)πr³なのか」「なぜ円の面積はπ²なのか?」・・・・・・。微分も積分も薄く切って並べる、積み重ねる考え方が示される。

「なぜ分数の割り算はひっくり返してかけるのか」・・・・・・。「0乗するとなぜ1になるのか? 」は「a³ = a×a×a a² = a×a a¹ = a そこでa⁰ = a÷a = 1」となるわけだ。それでは「0!はなぜ1なのか」・・・・・・

「マイナス×マイナスはなぜプラスになるのか?」――「複素数の掛け算は、それぞれの複素数の絶対値をかけた値。それぞれの偏角は足しているということになる」・・・・・・

「なぜ二進法が使われるのか?」・・・・・・。そもそも十進法が使われているのは、人間の指が10本だからという生物学的なもので、数学的な合理性はないと言う。つまり「十進法というのは言わばローカル言語のようなもの。コンピュータの世界のニ進法は数学的に最も合理的だから」と言い、ニ進法が合理的な理由を説明している(ONOFFだけでいいので便利)(桁数が多いのが不便となるが、コンピュータはいくら多くても問題ない)

「ふしぎな数[e](ネイピア数)」――。不思議な数「72の法則」は本当に便利な近似値。72を年利で割れば2倍になるまでの年数。年数で割れば2倍になるのが必要な年利がパッと出てくる。年利5%なら、72 ÷ 5 = 14.4年で2倍。GDPが年3%増なら72 ÷ 3 = 24年で2倍になるわけだ。

「直感に反する確率」――。「平均を平均してはいけない」。2地点を往復するのに行きは時速4キロ、帰りは時速6キロなら平均は「時速5キロ」ではない。速さは、距離/時間で、分母が違う。「直感は裏切られる」のだ。「ギャンブラーの誤謬」もそうで、パチンコでも「そろそろ当たるだろう」とはならない。常に初期状況からスタートだ。

「素数の神秘」――。素数とは「1と自分自身でしか割り切ることができない2以上の自然数(1を含めないのは素因数分解の一意性を担保するため)」。素数は無限にあることは証明されているが、現時点で人類が知っている素数は有限。「連続する3つの奇数が全て素数となるのは357だけであることを証明せよ(早稲田大学入試)」「9991を素因数分解せよ(慶應義塾女子高校入試問題)」など面白いし、よく入試に出るようだ。ちなみに動画再生回数では「伝説の東大入試問題 π3.05を証明せよ」の240万回が1位だと言う。

見ているのは女性より圧倒的に男性、年齢で言うと若者より高齢者、65歳以上が51.8%だと言う。なぜだろう? 「公式を使い、この解き方をすれば答えが出るという『やり方』だけを説明する動画は高校生に喜ばれる」のもわかるが・・・・・・。「テクニック」では必ず行き詰まるし、何よりも面白くないはずだが・・・・・・


kinokuni.jpg「紀伊国は、見渡す限りどこもかしこも美しい」――紀州藩士の息子・十兵衛(後の本草学者・畔田翠山)は、幼いころから草花と話していると癒され楽しい。草花とは、自在に話すことができるのに、人と接するのは苦手。学問、文化・工芸、草木にも力を注いだ賢侯の藩主・徳川治宝、藩の本草局に籍を置く藩医・小原桃洞の愛情と信頼の下で、十兵衛は塾にも御薬園にも通い成長していく。

紀伊国は草木が茂り花が咲く「美っつい国」だ。「天狗」「卯木」「蜜柑」「雪の舌」「伊佐木」「藤袴」「仙蓼」「譲葉」「山桃」「白山人参」「黒百合」・・・・・・15の章立てで、人や草木との出会いを温かく、穏やかに、みずみずしく描く。草木に触れ合うなか、突然、天狗に出会い、また亡くなった父が現れたり、村の娘や姫君の怨霊と出会う。自然の中からの声だ。

「海と向き合うのは、相応に力がいる。・・・・・・その点、山はいつでも力を与えてくれる。草木の香りに満たされて、体の隅々まで癒されるようなのだ」「天狗は軽妙な笑い声を立てた。『草木相手の務めをしておるのに、お前はずっと頭で考えとる。・・・・・・己の物差しで勝手に種族を分けようとしている。・・・・・・お前は種別することで腑に落ちるかもしれんが、それは人に限ってのことぞ」「獣と人。樹木と蔓植物。山のものと海のもの。紀州の者と他国の者。男と女。その線引きにどんな意味があるのか」「十兵衛は夜とも朝ともいえぬ、そのあわいをたゆたいながら、『分け隔て』という行いに思いを致す」・・・・・・

「根と根が地中で触れ合っている草木は、意思をかわすことができるのだと、翠山もかつて、桃洞から聞かされている。空模様や、虫がついて難儀だということ、霜害や冷害、酷暑を乗り越える術についても、木々も草も絶えず話をしているのだという。『吉野人参はとりわけ繊細でございますから、己の好まぬところではうまく育たぬかと』 翠山は、手の上の吉野人参をしばし見つめた。己にとって、居心地の悪い場所に居続けねばならぬ辛さは、翠山もよく知っている」「この紀伊国がいかに美っつい地ぃか、広う知らせたいのぅ。それに、他国で生きておる本草にも触れてみたいのぅ」・・・・・・

若き本草学者の成長物語だが、自然と人間、自然の中の人間の原点を呼び起こす秀逸の作品。 


onnanokokkai.jpg野党第一党民政党の衆議院議員・高月馨はかなり攻撃的に突っかかることから"憤慨おばさん"と揶揄されている。与党国民党の衆議院議員・朝沼侑子は父が首相経験者であったこともあり"お嬢"と愛称(蔑称)され親しまれている。ニ人は水と油のようで敵対関係にありつつも、性同一性障害特例法改正で共闘関係にあったが、国民党が突如、反対に転じてしまう。高月は、自分の派閥のトップも説得できていなかったのかと朝沼をなじり、「あなた、この法案を通すつもり、本当にあったの? 最初から潰すつもりで参加していたんじゃないわよね」「あなたの必死ってその程度なんですか」と問い詰める。ところがその翌日、朝沼が自殺。高月が追い詰めたからだと非難が殺到、謝罪と国対副委員長の辞任を迫られてしまう。

この自殺がどうしても解せない高月は、真相を調べようと政策秘書の沢村明美と奔走する。そして遺書だと思われる「女に生まれてごめんなさい。・・・・・・わたしは男に生まれたかった。お父さんもお母さんもそう望んでいたよね。政治家としてやっていくなら、男の方がだんぜんいいから。・・・・・・この秘密を抱えたまま、生きていくことはできない」とのメモに出会う。それを教えてくれたのが毎朝新聞社政治記者の和田山怜奈。彼女も事件の真相、補欠選挙の動向、国民党の総裁選挙の動きを探っていたのだ。そして補欠選挙の候補者選びをめぐって、県連やO市議会では激しい動きがあり高月は、元アナウンサーの人気の市議会議員・間橋みゆきを国民党から引き抜き、民政党候補者とする。

国政、派閥、県連や市議会、新聞社・・・・・・。男の傲慢さ、横暴、権力志向に振り回され苦悩する女性の姿が浮き彫りにされる。めげずに頑張り決断する颯爽とした女性の姿がテンポよく描かれる。国民党の派閥のドン・三好顕造が殺されるなど、事件は目まぐるしく展開。最後は驚くべきどんでん返しの結末へ・・・・・・

今どき、こんな政治家がいるのかなという違和感は否めないが、女性の活躍はとても重要。先日、山本周五郎賞受賞の作品。 


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22日の投票日まで、あと3日に迫った東京都議選――。公明党の22候補は、懸命の戦いをしていますが、豊島区・谷きみよ、中野区・久保りか、北多摩3区(調布市・狛江市)・いいだ健一、北区・大松あきら、大田区・かつまたさとし、玉川ひでとし両候補、そして足立区・大竹さよこ、うすい浩一両候補、品川区・伊藤こういち候補等が圏内へ向け、執念の猛追をしています。

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厳しい猛暑となった17日、18――。谷きみよ(豊島区)、大松あきら(北区)、大竹さよこ(足立区)等、各候補の必勝へ訴えをしました。各候補の必死の訴え、ご声援本当にありがとうございます。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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