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都議選の告示まであと1か月――。23日、24日の両日、中山信行都議(都議選予定候補=足立区)、斉藤やすひろ都議(都議選予定候補=目黒区)の時局講演会に出席。都議選勝利への訴えをしました。

中山信行都議は、ワクチン接種の加速化や防災対策について実績を報告。また斉藤やすひろ都議は、民有地の活用を促進しての待機児童ゼロの戦いやLINEを使ってのワクチン接種の取り組み実績を報告。両都議は勝利への決意を力強く述べました。

私は「政治は結果、仕事をするのが政治家の役割」と述べるとともに、「政府を動かし、知事を動かし、区長を動かす行動力と政策力が大事」「公明党のネットワークと都議の毎日の戦いが実現力となる」と挨拶をしました。


DXとは何か.jpg「DX」「デジタル社会」「AI・IoT・ロボット社会」――。コロナ禍で「デジタル敗戦」とまでいわれた日本だが、この"外圧"を使って新たな社会に急速に進まなければならない。台湾のオードリー・タンが一年前、マスク供給を管理システムで一気に進めたが、マイナンバーカードの普及率がいまだ20数パーセントの日本では、彼が日本の政府中枢にいたとしても同じことはできない。Eジャパンを唱え「高速インターネットの普及」「世界最高のブロードバンド国家」をめざした日本は、それができたにもかかわらずなぜ世界から遅れたのか。それは様々な意味でのオープン化とセットでなければならなかったからだ。日本人は「変えること」を恐れる。「個人情報」についても、昔ながらの守れというだけが強く、このDX社会の哲学を知っていない。「ネットを『正しく恐れる』ための一般教養をぜひ身につけてほしい」という。「意識改革からニューノーマルへ」が副題。世界に先駆けコンピュータアーキテクチャ「TRON」を構築した坂村先生が、DXやデジタル社会の意味、それを進める哲学、科学的思考の意味を示し、「DXは単なる情報化、電子化、デジタル化ではなく、意識改革であり、制度全体の改革である」と熱く語る。DXを推し進めるために必要なこと、DXを組織で成功させるための秘訣を提唱する。私自身、自分の甘さを痛感した。

「テレワークは以前からいわれていたが、企業の問題だと捉えていた。DXは社会全体を視野に入れる『やり方の根本的改革』『社会全体のDXへ』だ」「RPAはDXではない」「グーグルは、クラウドで使えるさまざまなAI機能のソースプログラムや、その機能をネット経由で簡単に試せるAPIをどんどん公開した。APIは、アプリの一部または全部を他の人に使えるようにする方法(スマホで見られるグルメサイトとグーグル地図システムの取り込みなど)」「日本の課題は閉鎖性、そろそろ"何のため"ではなく"オープンこそ正義"という"公開"姿勢に向かえ」「個人データの適切な活用ができない日本は、AI+ビッグデータ時代の大きな足かせになる」「ネット時代のパブリック――公共の為に必要に応じて個人情報を提供する"社会的責任"」「情報処理系OSと組込み系OS」「企業のオープン戦略で大事なのは、流れのイニシアチブを取るためにオープンにすべき部分と、絞り込んでココの優位性さえ確保できれば他はオープンできるかというコア資源の見極め」「オープンからアジャイルへ」・・・・・・。

「絶対安全が存在しないことは、すべての技術系の人間には当然のこと。だからこそ、絶対安全という建前を明確に捨てることが、社会をより安全に近づける。技術分野の安全哲学は大転換されている」「SDGsの17目標もあちらを立てれば、こちらが立たずの矛盾があるが、すべての目標を『程度の問題』として俯瞰する。自然科学的教養が必要だし、結果が悪くても皆で甘受するしかない――そうした諦観が民主主義の本質にある」「程度の問題の科学――正しさは確率だというベイズ主義、ベイズ哲学」「感度と特異度からPCR検査を考えると、いいことはない。"検査して隔離"を完全に行えと主張する人は、安易でわかっていない」「現在主流のAIは、"正しさは確率""すべては程度の問題"というベイズ論理学の申し子」「人工知能最大の難関、"考えすぎて"先に進めなくなる"フレーム問題"(この枠以上は考えなくていい)という判断が人間にはできてAIにできなかった」「AIとは何か――アルファ碁、AI同士の強化学習で人間に勝つ、化学式からタンパク質の三次元折り畳み形状を推測する創薬系の応用AI、ワクチン開発の飛躍的スピード、自動翻訳の日英、韓英から日韓翻訳ができた」「ベイズ主義の重要性は、程度と論理の架け橋だからだ。"正しさは確率的"で絶対的なものではないというベイズ推定の本質がAIを支えている。その『程度の問題』という諦観こそがベストエフォートに基づくシステム――社会を支える哲学だ」など、本質をズバリと説く。

「社会のDX」――。「オープンシステムはベストエフォート」「道路網はオープンなインフラの例だ」「DXによって中間層は圧縮され、すでに経済は小さくなっている。アマゾン、新聞、出版界を見れば、中間でかかっていたコストが消え、物流は変化しテレビ界も広告代理店が赤字化する。テレビを見る人は2027年に59%に下がる。YouTubeなどネットの動画視聴へ」・・・・・・。また今後は、「世代の断絶」の課題が前面に出る。ネットを「正しく恐れる」ための新時代の一般教養をぜひ身につけてほしい、という。

どうデジタル化するかの重要ポイントは「データの標準化」と「プラットホームの確立」――。「行政OSとは政府の機能を、様々なアプリケーションから利用できるAPIの集合体」「マイナンバーは国民背番号ではない。国民が行政システムを利用するためのIDだ」「行政デジタル化で個人情報の多目的利用を禁止してしまってはメリットがなくなる。むしろデジタルの力を使って行政システムを透明化し、不当利用への抑止力にするという考え方への転換が必要だ」などと言い、エストニアを例示する。そして、夢を語るのはいいが、紙もハンコも断捨離戦略――「やめる勇気をもとう」と呼びかける。コロナ対策でも給付支援でも、災害でもオンライン診療でも障碍者サポートでも行政のスリム化でも、今こそ「新しい正常」(ニューノーマル)を、と提言している。


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22日(土)、荒川区で行われた時局講演会に、けいの信一都議(都議選予定候補=荒川区)と共に出席。また、北区で行われた時局講演会には、大松あきら都議(都議選予定候補=北区)と共に出席しました。

慶野都議は、要介護の高齢者らの自宅へ医師や看護師が直接訪問する「ドクタータクシー」(仮称)の導入の実現、公園等を利用した保育所の設置などで待機児童がゼロになったこと、さらに隅田川の堤防強化や河川監視カメラの設置など、豊富な実績を語りました。

大松都議は、ワクチン接種を円滑に進めるため、要介護者らの移動をタクシーで無料送迎する支援事業を実現したことや、石神井川、新河岸川の水害対策が進んだこと等を話し、勝利への決意を述べました。

私は、「政治家は仕事ができるかどうかだ。政治は結果である」「政策の実現には時間と熱量がいる。"氷山の一角"と言うように、一つの政策を実現するためには、見えないところでの長年にわたる意見聴取・打ち合わせ、行政や関係者との折衝、裏付けとしての予算獲得等が不可欠である」「政府を動かし、総理を動かし、知事を動かす、熱意と行動と力が大事だ」と訴え、「政策実現政党 公明党」の時間をかけたスピード感のある戦いと熱意、そしてネットワークの力があって政策実現ができていることを、けいの都議、大松都議の具体例に即して語りました。


どの口が愛を語るんだ.jpg初回の第1球から、内角をえぐる高速シュートを投げ込んでくるような4つの短篇。たしかに「愛」を語っているが、"どの口"が、というほどハードだ。「猿を焼く」は、いきなり冒頭で「笹岡俊満が猿を生きたまま焼き殺したというのは本当ではない・・・・・・」から始まる。「イッツ・プリティ・ニューヨーク」「恋は鳩のように」「無垢と無情」の4篇。"この世の行き辛さ"や"違和感"を語る小説は多いが、本書はそれとは少し違っている。人間の心の内に潜む愛、狂暴、嫉妬、空虚――自己の内に潜むそれらの発露を抑え込んでいるのは一体何か。内に止めておく"枠"とは何か。世にいう正解とか不正解とかはあるのか。何の意味をもつのか。優しさ、安らぎ、人間性の発露をも含めて、矛盾撞着の人間の本質に迫り、あぶり出す。

「猿を焼く」――東京から熊本の温泉町に引っ越してきた中三の平山圭一。暴力的な笹岡、調子のいい富山に出会う。そしてまわりから浮いた存在・涌井ユナに心惹かれる。圭一は鹿児島の高校に通い、友人はそれぞれの道を歩み始める。そんな時、ユナが猿を飼っていた渡辺という男に殺されたという衝撃的事件が起きる。

「イッツ・プリティ・ニューヨーク」――「ぼく」と同じ団地に住む「カメ」(亀=ススム)とアバズレの姉「ウタ」(亀山鳥)。性欲がつのる「ぼく」は「ウタ」に翻弄される。大人になってニューヨークのアート・ギャラリーでなんとススム・カメヤマの作品に出会う。「どう贔目に見ても失敗作以外の何物でもない。それでもその写真からなにかを素手で掴み出せたような気がした」「彼は永遠に失敗のカメラ小僧なんです」・・・・・・。

「恋は鳩のように」――同性婚が合法化された日の台湾。愛し合う3人の男性と1人の女性が結婚という制度の合法化というなかで、愛と性を結婚という制度をめぐってかえって葛藤する。合法化に歓声が沸くなか、何安得(アンディ)は、詩人の恋人(地下室)に電話をする。「アンディはふたつの想いに同時に打たれた。優れた詩人としての地下室に対して溢れ出す、対等な立場での尊敬と愛情。それとは裏腹に、困惑して青ざめているカイを守ってやらねばという母性をも感じていた」・・・・・・。

「無垢と無情」――感染すると人が人でなくなり、人を噛む。愛するものといっしょに腐り果てるか、愛するものを失っても生き続けるか。「おれ」は両親と妹を手にかける。「人を救う愛と人をダメにする愛。オレはこの歳になっても愛がなんなのか、よくわからない」・・・・・・。絶望的な苦難に遭遇していくとき、「愛」や「人間」の根源をリアルに探ろうとした時、何が現れてくるだろうか。


20210519_120439.jpg大塚駅南口から都電沿線に咲く美しいバラ――。毎年、この季節には大塚で「バラ祭り」が盛大に開催されますが、今年もコロナ禍で中止。しかし、バラが美しく咲き人々の目を楽しませています。18日、現地に行きましたが、カメラにバラを収めている人もいました。

かつて都電荒川線の大塚駅から向原駅までの区間では、ゴミの不法投棄や違法駐輪が目立っていました。そこに約30年前に植えられた約100本のバラが残っていたため、これらのバラを育てることで景観の美しい街にしようと、平成20年に南大塚都電沿線協議会が発足。

今では、地域の皆さんが手塩にかけて育てた約700種1200株のバラが毎年春と秋に咲くようになりました。

日頃から街をきれいにしようと努力している皆さまに感謝です。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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