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26日、第203回臨時国会が始まりました。会期は41日間、12月5日までとなります。9月の菅政権発足後、初の国会論戦となります。

この日、党の両院議員総会でスタート。午後の衆参の本会議で、菅総理の所信表明演説が行われました。この国会から本格始動する「働く内閣」「仕事師内閣」と称する菅政権。とにかく、「コロナ対策」と「経済浮揚策」に全力をあげます。「デジタル庁の創設」「携帯電話料金の値下げ」「不妊治療への保険適用」は、公明党が長く主張してきた政策で、実現が極めて重要ですが、「コロナ」の長期化によって生じている企業と生活者の"困窮者"対策を、より鋭角的に進める決意です。


中流崩壊.jpgデータを駆使して、日本社会の階級構造を過去から現在まで浮き彫りにする。「日本人はなぜ自分を『中流』だと思ったのか」――。まず質問の仕方が「上・中・下」のどれであるかを問えば、「中」と答える。「中の上」「中の中」「中の下」と分ければ、合計で「中」と答えるという誘導だ(「中」と答える人が9割)。第二に「総中流」がいわれるようになった1970年代後半は、高度成長の続いた直後であり、人々は所得も増加、「総中流の社会」に疑問をもたなかった。それに「中流」にひとつの理想をもった。しかし第三に、経済格差の拡大が何十年も続き、貧困層の増大は隠せない事実となり、自分の生活程度(豊かか、貧しいか)を各人が自覚するようになった。自分の生活水準が社会の中でどの位置にあるかが自覚され、「総中流」を信じなくなった。階層帰属意識が階層化し、所得の違いにかかわらず大多数の人々に共通される「中流意識」が解体した。所得的にも、意識的にも「総中流」が崩壊したのが今というわけだ。

中流には2つの「中流」がある。旧中間階級と新中間階級だ。前者は、経営者と労働者の両方の性質を兼ね備えた独立自営の人々、農林漁業・小売卸売業・建設業・不動産業、家業を営み、地域の町内会などにも参加する。後者は、企業内で資本家階級と労働者階級の中間の位置に占める管理職や専門職など、賃金も旧中間階級より高いが、退職後は「中流の生活」を維持できる人とできない人とに分かれる。両者の社会・政治意識は違うが、退職後の「中流」からの転落は共に懸念される(とくに旧中間階級)。老後のリスクだ。旧中間階級と新中間階級の分断――コロナ禍では、非正規労働者や自営業者が転落の危険にさらされている。現代日本では旧中間階級が減りすぎと指摘されているが、新中間階級もAI・IoT・ロボット時代では仕事を失う危険があると私は思う。

「中流」再生と「新しい"総中流"社会」が提唱される。「中流」の範囲を双方とも、自営への支援や労働時間短縮、最低賃金を上げるなどによって広げること。そしてすべての人に「中流の生活水準を保障する」、中流の生活を働き方改革や社会保障によって保障することを提唱する。


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秋晴れの暖かい日となった24日、地元北区を回り、岡本みつなり衆院議員と街頭演説を行いました。

岡本みつなり衆院議員は「コロナ対策に全力をあげる」「携帯電話料金の値下げは重要だ。公明党はこれまで青年局をはじめとして努力してきた。電波は公共のものであり、他の公共料金のようにできるだけ負担を軽くするよう取り組みたい」などと訴えました。

私は「26日から臨時国会が始まる。コロナ対策と経済対策の2つを軸に取り組む」「コロナワクチンの開発・確保、治療が進展できるよう力を入れる」と訴えました。

聞いてくださった方々と挨拶・懇談ができました。

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逃亡者.jpgジャーナリストの山峰健次は、第二次世界大戦のフィリピンで壊滅必至の日本軍の士気を鼓舞し、敵中突破させた伝説のトランペットを手に入れる。しかしそれによって"闇の男"に命を狙われ、逃亡することになる。恋人のヴェトナム人女性アインとの出会いと突然の死別。彼女が残した明治初期の凄惨な潜伏キリシタンの受難の記録、長峰もアインも自らのルーツが長崎にあったこと、戦争時にトランペットを所有し軍楽隊として従軍した天才トランぺッター鈴木の煩悶の手記との出会い、トランペットを追う謎のカルト教団・・・・・・。それぞれがからみ合って逃亡劇が展開する。

秀吉以来のキリシタン弾圧と、鎖国、さらに幕末と明治初期の潜伏キリシタンへの迫害・拷問は言語を絶する。「神はなぜ沈黙するのか」――。ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」や遠藤周作の「沈黙」の問いが想起される。そしてあの戦争の悲惨と理不尽――。日本軍と前線に送られた兵士や日本人慰安婦とトランペット。こうした信仰、戦争、愛(御大切)を描く。

サスペンス「逃亡者」とは全く違った究極の人間存在を問いかける。


危険なビーナス.jpg病院や介護老健施設など手広く事業を行っていた矢神康之助、その莫大な資産を受け継いでいたその長男・康治。それを受け継ぐことになっている直系の孫の明人。康治が病で亡くなろうとしており、矢神一族が集まるが、明人は米国で仕事に忙殺されているという。代わりに現われたのが、明人の妻を名乗る楓という女性だった。ところが彼女は「明人君、行方不明なんです」と父親が異なる義兄の伯朗(旧姓の手嶋に戻った)に助けを求めてくる。伯朗は積極的な楓にぐいぐい引っ張られ、矢神家の遺産と謎、急死した母親・禎子の真実に迫っていくことになる。

よくある名門一族の遺産をめぐるゴタゴタ劇かと思いきや、全く違った展開を見せる。売れない画家であった伯朗の父・一清が最後に描いた不思議な絵。伯朗の母が言った「貴重なものを康治さんから貰っている。貴重すぎて手に余るほどだ」という宝物の正体。サヴァン症候群、フラクタル図形をめぐる康治の研究。一族に秘められた謎の真実とは・・・・・・。

この10月から始まったテレビドラマ「危険なビーナス」。妻夫木聡(伯朗)と吉高由里子(楓)がこの「三十億の遺産をめぐる"危険な"ラブサスペンス」を演ずるが、心理戦が多いので、映像にするのには相当苦労したのではないかと思う。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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