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盆踊り、夏祭りが本番――。27、28日の土日、台風が近付くなか、自治会・町会の「盆踊り」「納涼祭」「団地祭」「夏休みの集い」「子どもまつり」「縁日」「どじょうつかみ」など多くの行事が行われ、地元各地域を回りました。多くの方々と挨拶・懇談をしました。

夏休みに入った多くの子どもたちの姿もあり、楽しそうに踊ったり、はしゃぐ笑顔が印象的でした。役員の皆さんの準備、心遣い、労苦あっての行事運営。大変ありがとうございます。

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ノーサイド・ゲーム  池井戸潤著  ダイヤモンド社.jpgラグビー精神を象徴する言葉の「ノーサイド」「ワンフォーオール、オールフォーワン」――。試合が終了(ノーサイド)すると敵・味方の側(サイド)がなくなり互いに健闘をたたえ合う。この小説のラストシーンは、試合の現場にあたかも自分がいるような緊張と熱狂の感覚となる。

トキワ自動車のエリート社員・君嶋隼人は上司とぶつかり、横浜工場の総務部長に左遷される。そこはラグビーチーム「アストロズ」のGMを兼務することになっていた。かつての強豪「アストロズ」も今は低迷、しかも同社内には、毎年16億円もの赤字予算をかかえる「アストロズ」の廃部論が渦巻いていた。ズブの素人である君嶋だったが、しだいにラグビーにのめり込んでいく。監督に城南大学の監督を退任させられた名将・柴門琢磨を獲得。その柴門は岸和田徹、浜畑譲らベテランを生かす一方、新戦力として七尾圭太、佐々一ら若手を抜擢する。「2年で優勝争いができるチームにする」との背水の陣の闘いが、爆走するがごとく始まる。あわせて君嶋には、「社内の主導権争い」「日本蹴球協会の大改革」という旧弊を打破する闘いが加わった。「現状を打破する」「道理を外れれば、いつかしっぺ返しを食らう。自浄作用がなくなったとき、そのシステムは終わる」――。池井戸潤の世界が横溢し、展開する。


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第2トレセン完成へ――。26日、東京北区西が丘にあるナショナルトレーニングセンター(NTC)を訪問。完成間近のいわゆる第2トレセン(トレーニングセンター・イースト[東館])とNTCを視察しました。これには、高木美智代、岡本三成両衆院議員、大松あきら都議、地元の大島、近藤、青木、海部の各区議が参加。公益財団法人日本レスリング協会の福田富昭会長(初代NTCセンター長)らから説明を受けました。

私は、2001年完成の国立スポーツ科学センター、2007年完成のNTCに続き、日本で初めてとなるパラリンピック選手も本格使用ができる第2トレセンの拡充も支援してきました。いよいよ9月開所の予定。この第2トレセンは、木材がふんだんに使用されており優しい感じとの事。もちろん世界最先端の設備と装備がなされています。また、一般見学者用の通路を整備し、選手に負担がかからないよう工夫がされているようです。

2020年東京オリパラに向け、最重要の施設となります。選手の活躍が期待されます。


トランスファー  中江有里著  中央公論新社.jpg父を失い母は認知症で施設へ。会社に出入りしていた男の間にできた子ども(羽流)も手放した派遣社員の大倉玉青(たまお)30歳。ところがある日、玉青は一人っ子ではなく、姉妹がいることを知る。その洋海(ひろみ)は体が弱く、ずっと病院のベッドで死の影を感じつつ横たわる日々を送り続けていた。「一度だけでいい。ちゃんとした体で、好きなところへ行ってみたい。自由になりたい」「だから玉青の体を・・・・・・玉青の時間を少しだけ分けて」「いいよ、この体でよければ」・・・・・・。二人の身に「入れ替わり」の現象が起きる。「元に戻りたい」「もう少しこのままで」――。「走れメロス」のメロスとセリヌンティウスの関係がこの「トランスファー」の底流に基調音として流れる。

「生きることは居場所の奪い合いなのかもしれない」――。この社会には用意された居場所はなく、それゆえに人は不安定さにおののき、絶望と希望が交錯し、あわいを生きる。人は一人で生きるが、その根源をたどれば母と子の絆、兄妹(むしろ姉妹か)に導かれるようだ。故郷はそれに隣接する。

人間のレーゾンデートル、身体と心、変身願望、信頼等を考えさせつつ、「生きているというのは凄いことだ」と思わせる。柔らかな着地がいい。


未来の地図帳  河合雅司著.jpg「人口減少日本で各地に起きること」が副題。いよいよ人口減少・少子高齢社会の険しい山に登る日本だが、「人口減少は2段階で進む(2042年までは、若者が減る一方で高齢者数は増え続ける。第2段階はその後、高齢者も減り人口が急落する)」「全国一律で人口減少・少子高齢化が進むのではなく、地域差が際立つ(2045年で鳥取県は44.8万人、高知県で49.8万人と50万人割りとなり、島根・徳島・山梨も60万人を下回る)」「3大都市圏も終わりを迎え、関西圏がとくに減る」――。そして「47都道府県は維持できない(人口差は30倍超)」とし、これまでの県市町村の枠組みのなかで「地方創生」「コンパクトシティ」を考えるのではなく、「人を中心に据えた出会いの場を用意し"賑わい"を作っていく」「自治体の中の狭いエリアに限定してリノベーションを行う」という「ドット型国家」を築くこと、「戦略的に縮む」ことを提唱する。

地域の人口減少スピードの凄まじさ、人口減少や少子高齢化が全国一律で進むわけではないこと、東京圏の人口膨張と人口が激減する地方の拡大する現実を直視すべきことを、データによって突き付ける。

東京圏も「2020年 高齢者のひとり暮らしが増加する」「2025年 練馬・足立・葛飾・杉並・北区の4人に1人が高齢者となる」「2035年 多摩地区すべてが人口減少に」「2045年 『二層構造の一極集中』が起こる」。政令指定都市も明暗が分かれ、「2020年 静岡市が70万都市の看板を下ろす」「2025年 神戸市が150万都市から転落」「2035年 札幌市が"北のシルバータウン"に」「2045年 大阪市が"逆ドーナツ化"する」等々が指摘される。相当の覚悟ある対応が急がれる。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。前国土交通大臣、前水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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