大塚阿波踊り①.jpg  ②東京大塚阿波おどり.jpg

26日、第45回東京大塚阿波おどりが大塚駅南口で盛大に開催されました。

昭和46年に南大塚でスタートして以来、今年で45年。毎年1000名を超える踊り手で賑わいを見せています。今日27日も行われます。

この阿波おどりは、チャリティーを募り、被災地で経済的に就学・進学が難しくなった子供たちのために「ユネスコ就学支援奨学金」への協賛もしております。

この日も会場には多くの方が集い、懇談をしました。

暑いなか、街を元気に、商店街に活気をと、運営をしてくださる役員の皆さまに本当に感謝です。

東京大塚阿波おどり③.jpg


91E21H6yNnL.jpg幼子を事故で亡くし、自責の念を拭い切れず自棄になった男・凸貝二美男。縁あって姪の汐子と東京・下町の小さなアパートで暮らすことになる。そのアパートの住民や近くの剣道教室の人々は、いずれも庶民的な好人物でそれぞれ心に傷をもっている。そこで事件が発生――。剣道の嶺岡家の騒動、池で見つかった頭蓋骨、汐子と実母・・・・・・。

ウソや思い込みや勘違いが、背負った人生の底から噴き出し、喜劇的にもなる。コメディ風のミステリーだが、今なくなりつつある東京・下町の人情ものでもある。だからこそ、汐子の率直な関西弁が、物語りに心持ちよいリズムをつくっている。


未来の年表  河合雅司著.jpg人口減少、少子高齢社会の日本は、時系列的にどういう姿となっていくのか。それを明確にし危機感をもたなければ、今、行うべき対策が見えてこない。「日本の難しさは、人口減少をもたらす出生数の減少、高齢者数の増加、そして社会の支え手である勤労世代の減少という、それぞれの要因の異なる3つの課題に同時に立ち向かわなければならないところにある」と具体的に指摘し、「日本を救う10の処方箋」として「戦略的に縮む」「豊かさを維持する」「脱・東京一極集中」「少子化対策」を提示する。

例えば、「2017年、『おばあちゃん大国』に変化(ひとり暮らしをする女性高齢者の増大)(貧しいおばあちゃんの激増)」「2018年、国立大学が倒産の危機へ(より深刻なのは地方大学)」「2021年、介護離職が大量発生する」「2024年、3人に1人が65歳以上の超・高齢者大国へ(老老介護がのしかかる)」「2026年、認知症患者が700万人規模に("認認介護" が急増)」「2030年、百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える」「2033年、全国の住宅の3戸に1戸が空き家となる(空き家が2000万戸を超える)」「2040年、自治体の半数が消滅の危機に」「2042年、高齢者人口が約4000万人とピークに」「2050年、世界的な食料争奪戦に巻き込まれる」「2065年~、外国人が無人の国土を占拠する」・・・・・・。

人口減少日本は現実だ。それを予見して今、やるべきことをやる。時間軸をもった政治が大切だ。


ふれあい祭り 170820i.jpg どじょうつかみ 170819k.jpg

大気が不安定となり、東京各地で雷雨となった19日の土曜日、曇り空になった20日の日曜日――。地元では納涼祭やドジョウつかみ、保育園のお祭り、祭礼、盆踊りなど多くの行事が行われました。

19日は夕方から突然の雷雨となり、大変な状況でした。

各会場では多くの方と懇談もできました。地域の皆さまのご尽力に感謝です。

祭礼 170820s.jpg


子育て支援と経済成長.jpg「保育サービスに1.4兆円の予算を投入すれば、数年以内に労働生産性成長率は約0.5%、経済成長率は約0.6%上がり、子どもの貧困は約2%減る可能性がある」「潜在的待機児童は2013年時点で約80万人だった」などと試算をし、いま日本に最も必要とされるのは「保育サービスを中心とした子育て支援」であり、「子育て支援が日本を救う」という。

労働生産性について「高齢者の割合が増えると、翌年の労働生産性が下がる」「労働力女性比率が上がると、翌年の労働生産性が上がる」「労働時間が短くなると、同年の労働生産性が上がる」――。子どもの貧困を減らすには「児童手当、保育サービスの拡充、ワークシェアリング、失業給付の4つだが、とくに上の2つ」――。そして、「出生率を改善しなくても、保育サービスを拡充すれば経済成長は望める。財政難、子どもの貧困、自殺率などの問題も、保育サービスを拡充すれば改善に向かう」ことをデータを用いて分析する。さらに社会保障の各国の歴史を地政学と宗教という根源から解読し、「高福祉国家・北欧とルター派の関係」「カルヴァン派がつくった低福祉国家・アメリカ」を述べ、きわめて興味深い。

「子育て支援の政策効果」と「財源をどうするか」という日本の問題で結んでいるが、とくに保守とリベラルが「労働生産性」と「子育て支援」では、共有して取り組めるではないかという。

<<前の5件

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

太田あきひろホームページへ

カテゴリ一覧

最新記事一覧

月別アーカイブ

上へ