現在、東京家政大学学長の片岡先生の20年前の著作。池ヶ谷直美さんとの対談と各テーマについて語った本だ。「グリーン、グリーン」や「飛んでったバナナ」などの作詞もしている片岡先生は、子どもの教育は勿論、地域との交流、学長の立場など活動は幅広い。
しかし、背景には、「性と死」「生と死」という哲学があり、深い。そしてやさしさ、温かさがある。先日、対談をさせていただいた。「性や死をどのように子どもたちに伝えるか」「現代の社会は死をかくし、悪をかくす。
しかし、子ども達は、"こわい"ものに魅かれ、見たい欲求がある。その全てをいかにして見せていくか。その丁寧な発達過程における学習を助ける忍耐と許容が親には必要だ」「"飛んでったバナナ"も船長さんに最後食べられてしまう。ハッピーエンドではない。そうした物語性と哲学性を入れた」「民話、伝統文化、そうしたなかに人間の智慧がある」「"いないいないばー""鬼ごっこ""かくれんぼ"などの遊びにも智慧がある」――など、蓄積された言葉に感動がヤマほどあった。本書はその思想・哲学的源流だ。
14日の成人の日、地元で成人式の式典に参加し、その後、赤羽で祝賀の街頭演説を行いました。
今年の成人は、135万人とこれまでもっとも人数が少ないということです。大事なのは青年が元気な日本にすることです。
私は、街頭演説で若年雇用対策をさらに拡充することを訴えました。公明党が若者の支援に全力をあげていることは、ご承知の通りですが、ジョブカフェや法テラスを設置したり、携帯電話の番号ポータビリティー(持ち運び)制度を推進してきたことを紹介しました。さらに私は、2006年度における大学や高等専門学校などの卒業生の就職率が向上し、フリーターも減少、この5年間でフリーターが230万人が170万人に減少したことを報告しました。
そして若者雇用対策の具体的な成果として、企業が先行して実習を行う「有期実習型訓練」が4月からスタートすることになったことを報告しました。
また、ニートや引きこもりなどの若者の自立・就労を支援する施設「若者サポートステーション」が4月から25ヶ所増え、全国75ヵ所に拡充することを紹介をしました。
その上で、「仕事ができることが若者を元気にする要であり、就職が大変で若者が希望を持てないことがあってならない。」と、今後も若年雇用対策に尽力をする決意を訴えました。