原油高騰が大きな問題となり、中小企業や家計に大きな打撃を与えています。
これはアメリカのサブ・プライムローン問題に始まり、投機マネーが原油価格を押し上げているものですが、生活にかかわるだけにこのまま放置はできません。
私は11月12日、首相官邸における政府与党連絡会でも対応を強く求めてきました。
また現場に飛んで実状を調査したり、経済産業省や農林水産省、国土交通省、公正取引委員会にも要請を続けてきました。
昨日も党として町村官房長官を訪ね、原油高騰によってガソリンや灯油などの小売価格が最高値を更新し続け、国民生活や産業に深刻な影響をおよぼしていることを指摘し、「早急に対策を打たねばならない」と訴えました。
具体的には、一般消費者への支援に全力を挙げることを強調し、「寒冷地へ地域政策補助金」「高速料金の引き下げ検討」「運送業に別立て運賃設定」「バイオ燃料推進への税制措置」などを急ぐよう求めました。
今日、私は岩手県の公明党政経セミナーに行きますが、生々しい声を聞いて、安心して灯油を購入できるよう、私の考えを発表することにしています。
朝は寒く、昼の陽光は日焼けするほど強く、そして夜は木枯らし一号。
本当にめまぐるしい日曜日(昨日)でしたが、運動会や地域の街づくり行事、そして少年少女サッカー大会など、地域行事の多い日でした。サッカーでは「浦和レッズがアジアNo.1、昨日は北京五輪に向けて前進する勝利。来月には世界のチームが日本に来る。オシム監督の病状は心配だが、走って走って走り抜く、攻めて攻めて攻め抜くオシム監督のめざすサッカーで頑張ってほしい」と挨拶をしました。
このところ、産科・小児科などの医師不足、救急医療の対応策、東京の地域医療を支える中型・中核の病院の現状視察や対応に力を注いでいます。きわめて深刻。看護士さん不足、7対1の看護士問題や72時間問題など、制度変更がこうした病院を直撃しているのが現状です。現場から見る。現場から構造改革のゆがみを見る。その姿勢を常に貫いていきたいと思っています。
政界は一寸先が闇といっても、これほどの激震はなかなかないと思います。9月12日には安倍総理の突然の辞任、そして11月4日は小沢民主党代表の辞任会見、この臨時国会は大変な様相を呈しつつ、最終の週に入りました。
しかし、こうした時は原点からモノを考えることが大切だと思います。それは参院選で示された「率直で透明性・公開性のある隠しごとのない政治」「生活や格差を直視した生活現場主義の政治」をもって、政策実現することだと思います。
日本は今、重要な局面、政策課題はヤマ場です。政治は仕事をする為にある。庶民の為にある。その意味で政治の停滞は許されません。
スポーツの秋、文化・芸術の秋といいますが、10月に入ってから運動会や地域の文化祭に参加することが多くなりました。
一昨日の日曜日には、北区柔道大会をはじめ、クリーン・キャンペーン、運動会、消防団など10回の会合を走りました。
文化・芸術ということでは、日曜日には足立区の小台・宮城、舎人の2会場で地元の方々の文化・芸術の発表会に参加しました。
昨日の夜は北区・北とぴあでロシア民族歌舞団の友好・ふれあいコンサートがありました。民音の主催、ロシア大使館の後援でしたが、民族の、そして庶民の喜びがはちきれんばかりで、実に楽しく、感動的でした。
「喜べ、喜べ、人生は喜びだ」とは、トルストイの言葉だそうですが、楽しむ、喜ぶということが、いかに心を軽くし、未来への意欲を育むかということを実感しました。
スポーツ界は朝青龍や時津風部屋、亀田親子で荒れ、政界はねじれ国会で難題だらけ。ひときわ、文化・芸術の力が人間性と人間力をつくるために大切だと思うこの頃です。
秋の到来。地元では運動会、文化祭など諸行事が多く、走り回っています。
14日の日曜日も北区剣道大会を皮切りに、運動会や祝賀会、そして党として初の地方議員懇談会(東日本)などを行いました。
剣道大会で私が挨拶。「大相撲の朝青龍、ボクシングの亀田などが批判されている。それは日本の武道、そしてスポーツには、『勝てばよい、強ければよい』のではない。心のあり方、礼節、品格が求められているからだ。身心を鍛えるということが身体とともに、心を鍛え、心を養い、心を豊かにするということが大切だ。剣道をするなかで、人生にとって必要な攻める力と守る力、能動の力と受動の力の2つを築いてほしい」と話をしました。
子供たちが、伸びのびと元気に、声を出して気合をこめて試合をする光景に、うれしい思いがこみあげてきました。京大相撲部は「強き者よし、弱き者更によし」を部是としていました。いやこの部是は甘すぎる、強くなければダメだということを熱く論じたことがなつかしいですが、とにかく「人間を鍛える」ことこそが大事であることは時代を超えた真理だと思います。