太田あきひろです。

12日の土曜日・朝7時半、宮城県塩釜市の魚市場に行き、漁業関係者の強い要請を受けました。

「燃油の高騰で、何ともならない。このままでは、船を出せない」「生マグロ日本一の塩釜に日本の船が来ない。見て下さい。いつもの何分の一のマグロしかない。セリにならない。ここに今並んでいるのは、外国から成田に来たマグロだ」「直接の補てんをして欲しい」「笹カマボコ用の原材料への関税を見直してほしい」――。悲鳴を通り越した訴えでした。

「直接足を運んでくれたのは、公明党の太田代表だけだ。東京へ陳情に行っても、気持ちが少しもわかってもらえず、がっかりしていた」――。

私は、財政措置も含めて、全力で対応する。福田総理にも直接、月曜日に言います」と答えました。世界的な原油高騰にどう対応するか。
サミットでの国際協調、そして事業継続に向けての現場の対応。
まさに非常事態です。


太田あきひろです。

洞爺湖サミットの7月7日のクールアース・デー、そして、その日のライトダウン(消灯)。4月初頭から公明党が青年局を中心に動き、私も青年局の代表と共に福田総理に直接話をし、決定をみたものですが、東京タワー、レインボーブリッジ、名古屋のテレビ塔、通天閣をはじめ夜8時から10時までライトダウンを決めたのは全国で約7万施設に拡大しています。国会もライトダウンが決まりました。

地方議会でも公明党が推進し、次々と決定しています。地球温暖化対策は、いまや最も重要な安全保障であり、文明の転換を人類の意志として行う大作業です。しっかり頑張ります。


太田あきひろです。

昨日(6月30日)、潘基文国連事務総長と会見いたしました。短時間でしたが、世界的な原油の高騰や穀物価格の高騰に、国際的にどう対応するか――まさに台風やハリケーンのような投機マネー等の猛威に対して、「国連として、是非力を発揮してほしい」と強く要請しました。

潘基文事務総長からは自らサウジアラビアに原油の増産を働きかけたことや、国連機関で、更に努力していくとの話がありました。また私は地球環境問題への日本の取り組みも説明し、あわせて「国連の機関を沖縄や広島・長崎に」と、公明党の主張も述べ、協力を求めました。

潘基文事務総長とは2度目の会見ですが、穏やかで、芯の強さがにじみ出て、かみあったいい会談ができました。

グローバリゼーションの今、国連の役割りはますます大きくなっています。


太田あきひろです。

原油高と穀物などの異常な高騰が、運送費や漁業、そして生活や福祉現場までを直撃しています。原因は、サブプライムローン問題に始まる世界の投機マネーが台風やハリケーンのように市場を荒らし回っていることにあります。国際的な問題だけに、世界の諸会合で一致した対応をとる努力がまず不可欠。私は関係大臣に言い続けています。併せて、日本での対応策が急務です。

公明党が原油高対策について、一昨日、政府に申し入れを行い、「福祉ガソリンをはじめとする生活支援策」「高速料金の更なる引き下げ」などを主張。自民党よりもはるかに踏み込んだ対策で、本日26日、政府として決定した原油高対策について、関係者からも「公明党の主張が目玉ですね」と言われました。今後も生活者の目線での政策実現へ頑張ってまいります。


この数日、何人もの人から「太田さん、公明党の動きが激しいですね」といわれました。5月後半からの2週間、「静かなる革命をしたい」と私にいっていた福田首相の動きが目に見え、そして常に公明党が「政策実現のアクセル」となっていることが、幾つもみられるようです。

5月17日に私は福田首相と3時間の会談。その日のぶら下がり会見で「高齢者を大切にする政策実現を」と訴えました。その後、党内で大きく論議が展開され、今週にも全体像を発表する予定です。

20日、公明党幹部と福田首相と懇談、「学校の耐震化の加速」を提起しましたが、これが政府・与党として大きく前進、いよいよ学校耐震化の補助率を1/2から2/3に上げる法案ができあがります。公明党が常に先頭を走ってきた成果です。
「クラスター弾の全面禁止」に政府が一気にカジを切り、公明の主張(23日には浜四津代表代行等が総理に申入れ)が、総理の決断を促すとの記事が、報道されました。
長寿医療制度の運用・改善では、地方議員の皆さんに呼びかけ、全県の意見を集約、舛添厚労大臣に申入れをしたのが5月28日。これが政府・与党案の軸となって、今、最終段階の詰めの作業が行われています。

アフリカの50か国以上の首脳が来日した「TICAD」。会議自体が歴史に残る成果をあげましたが、私はセネガル、ルワンダ、エリトリア、ケニア、スーダンなどの大統領やマータイ博士等と連続会談をしましたが、福田総理は40か国以上の首脳と会談。すさまじい動きですが、これが6月初頭のローマでの食糧会議、そして7月の洞爺湖サミットに連なることは間違いなく、いよいよ日本が環境、食糧などの重要課題のリーダーシップをとることとなります。
私が常にいい続けてきた消費者庁も大きなヤマ場で30日には中心となっている岸田担当大臣とも話し合いました。「生産者ではなく、生活者、消費者重視の政治・行政に」という福田首相の象徴的なものです。激しい攻防がありますが、消費者庁実現に進んでいます。

そして公務員制度改革。今国会では時間切れともみられていたこの改革法案が、ついに民主党との協議が成立。すでに衆院を通過、会期内成立のメドが立ちました。大きいことです。

「改革実現のトップバッター」、「福田内閣のアクセル役」、として、更に激しく動く決意です。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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