1月10日、公明党東京都本部の新春賀詞交歓会が、都内で盛大に開催されました。

来賓として石破茂自由民主党幹事長、石原伸晃環境大臣・自由民主党東京都連会長、安藤立美東京都副知事、三村明夫日本商工会議所会頭、神津里季生・連合事務局長から、公明党に対する期待と感謝のこもった挨拶をいただきました。また、都内の区市町村長、各種関係団体の会長にも多数出席いただき、熱気に包まれました。

来賓に続いて挨拶に立った私は、「公明党は今年結党50周年。庶民の目線、中小企業の目線を常に持ち、"大衆とともに"という立党精神に基づく公明党の役割はますます重要になる。景気回復、復興加速、防災・減災等の"実感"が得られるところまで今年はやり抜く。さらに日本の"未来"を見据えて確かな一歩を踏み出したい。公明党は頑張ります」と決意を述べました。

都本部②0110.jpgのサムネイル画像
都本部①0110.jpgのサムネイル画像


つれづれ0109①.JPG
1月8日、日本鳶工業連合会の方々が国土交通省を訪れ、「祝い木遣り」を披露していただきました。鳶(とび)は、住宅やビルなどの建設現場で身体を使って働き、建設産業を支えている方々。その年季が入った透き通った声で、江戸時代から続く伝統文化である木遣りを歌っていただきました。毎年恒例となっている行事ですが、今年はひときわ新年の清々しさを実感しました。

新年に入り、日本経済団体連合会など経済3団体や連合をはじめ、建設、不動産、自動車、港湾などさまざまな業界団体の賀詞交換会に連続的に出席しています。今年はアベノミクスにより円高是正が進み、日本経済が活力を取り戻し、デフレ脱却への見通しも出てきたということで、明るく勢いのある会合が続いています。また地元でも、区賀詞交換会や町会・自治会、各種団体などいろいろな新年会に出席し、懇談させていただいています。

つれづれ0109②.JPG
今年のキーワードは「実感」と「未来」――私は出席した会合で言っています。

景気・経済回復の実感、被災地復興の実感、防災・減災対策が進んでいるという実感――こうした成果が中小企業や生活の現場などで感じられるようにしたい。また、2050年の長期を見据えて未来の国土を構想する「国土のグランドデザイン」をつくり、2020年東京オリンピック・パラリンピックではその先行事例を世界に示したいと考えています。

今年は正念場の年、頑張ります。


新しい年を迎えました。

昨年は真心からのご支援を賜り、誠に有難うございました。心より感謝申し上げます。

日本再建をかけた激動の一年でしたが、景気・経済の再生、東北の復興、防災・減災など前進を果たしたと思います。本年は、更に頑張っていく決意です。

経済では、円高・デフレの脱却への歩みが確実に始まっていますが、庶民の生活や中小企業に実感が得られるまでには至っておりません。今年はその実感が得られるよう全力を尽くします。

災害も頻発し、首都直下地震・南海トラフ巨大地震も切迫し、耐震化や老朽化対策も進めなければなりません。安全・安心の街づくり、スポーツや生活の充実に力を注ぎます。現場第一主義で働いてまいります。

本年が皆様に良き一年でありますようお祈り申し上げます。


12月26日からインドネシアの首都・ジャカルタを訪問して関係大臣との会談、現地視察を行い、29日早朝に帰国しました。

会談は、ブディオノ副大統領、ハッタ経済担当調整大臣、マンギンダアン運輸大臣、ジョコ公共事業大臣、マリ観光・創造経済大臣、シャムスル国家防災庁長官の6人と連続して行いました。

インドネシア①.jpg  インドネシア②.jpg  インドネシア③.jpg

会談では、①MPA(ジャカルタ首都圏投資促進特別地域)プロジェクトなどインフラ整備の推進②防災協働対話の実施など防災面での協力強化③双方向の観光交流の促進――などについて協議を行い、インドネシアとの重層的な協力関係の強化を図りました。今回のインドネシア訪問によって、インフラ整備、防災、観光などの分野における、我が国とインドネシアとの相互理解が深まったと思います。

今回の訪問で改めて感じたのはインドネシアの高いポテンシャル。人口は約2億4千万人でASEANの約4割を占め、資源も石炭、天然ガス、銅、ニッケル、パームオイルなどきわめて豊富です。ASEANで唯一のG20のメンバーでもあり、国際社会でも急速に存在感を高めています。しかしその一方で、社会インフラは大幅に不足しています。遅延が頻発する空港、港へ向かうトレーラーや船が列をなす港湾。とくに、ジャカルタ市内の渋滞はきわめて深刻。また、上・下水道の整備や洪水対策の基盤となる排水機場の整備なども大幅に遅れています。

これらの協力関係がさらに強化されるために、今回のインドネシア訪問が意義をもつものになりました。

その後、インドネシア最大の港であるタンジュンプリオク港、同港へのアクセス道路の工事現場、更にはジャカルタ市内の8割の排水を担うプルイット排水機場の工事現場を視察。いずれも日本企業が大きな役割を担っています。かつてオランダが当地進出の拠点とした東インド会社の政庁舎も視察しました。また来年開設予定の日本政府観光局(JNTO)ジャカルタ事務所の準備状況を視察し、職員を激励するとともに、地元テレビに出演し、日本の良さやイスラム圏旅行者の受け入れ環境の整備やサービスの充実についてPRしました。

インドネシアとのいっそうの連携強化に向け、戦略的な対応が必要です。インフラ、防災、観光――国土交通省が大きな役割を担います。頑張ります。







観光1000万人.JPG
「本日をもって、本年我が国を訪れた外国の旅行者数は史上初めて1,000万人を突破しました」――12月20日、成田空港で、外国人旅行者数1000万人突破のセレモニーを行い、私が宣言をしました。そして、1,000万人目となるタイのパッタラプラーシットさんご夫妻に記念品を差し上げました。ビジット・ジャパン・キャンペーンが開始されて10年。毎年めざしながらも達成できなかった目標がついに達成でき、喜びが広がりました。

元気なところには人が集まる――これは日本がまさに元気を取り戻した証しだと思います。加えて、この1年、日本には世界に向けて発信すべき3つの明るい話題――「富士山の世界文化遺産への登録」「2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催決定」「和食の無形文化遺産への登録」がありました。観光は間違いなく、日本の成長戦略の大きな柱です。

世界には年間8千万人を超えるフランスを始め、多くの観光大国があります。1千万人は単なる一里塚。更なる高みを目指すことが必要です。「見るもの」「食べもの」「買いもの」――この3要素のブランド化や発信、観光地の「点」から「線」、「線」から「面」への展開による広域的な観光ルートの形成、WIFIネットワークの整備や公共施設の案内表示の改善、航空ネットワークの拡充等、やるべきことはたくさんあります。2、000万人の外国人を迎える国をめざして頑張ります。


<<前の5件

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

太田あきひろホームページへ

カテゴリ一覧

最新記事一覧

つれづれ所感アーカイブ

上へ