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暖かな日となった2日、党新春街頭演説会を新宿で、また地元でも北総支部街頭演説会を赤羽と王子で行いました。多くの方が戸外に出ているのが印象的でした。

私は「東京オリンピック・パラリンピックの成功は大事だが、今年は2020年代のスタートという重要な年だ」「東京オリ・パラ後、日本の経済は大丈夫か、仕事はあるのか、とよく聞かれるが、まさに東京オリ・パラ後の経済・社会に大きくダッシュするのが今年である」

「2020年代は、人口減少・少子高齢社会、AI・ロボットの急進展、頻発・激甚化する大災害などの構造変化がヤマ場にさしかかる。2025年には団塊の世代が75歳以上になり、空き家が1000万戸、認知症が700万人。大変な日本になる」「この急な坂道を登るため『勢いのある日本』をつくることができるかどうか、これこそ最重要の仕事である」「安全・安心の勢いのある国づくり――安全では防災・減災、安心では全世代型社会保障。そのためにも経済・社会で勢いのある日本をつくることだ」などと述べました。

「安全・安心の勢いのある国づくり」「未来に責任」――「太陽の党・公明党」「庶民の党・公明党」「仕事をする行動の党・公明党」として全力で頑張ります。

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新しい年を迎えました。昨年は皆様から一方ならぬ御支援を賜り、心より感謝申し上げます。

今年は東京オリンピック・パラリンピックを成功させること。更により重要なのはポスト東京オリ・パラの経済・社会へのダッシュです。全力で頑張ります。

いよいよ2020年代――。人口減少・少子高齢社会、AI・ロボットの急進展、頻発・激甚化する大災害などの構造変化がヤマ場にさしかかります。今後10年の日本を直視し、これらの課題に真正面から取り組みます。景気・経済、中小企業支援、人生百年時代に対する全世代型社会保障の確立、脆弱国土日本を災害に強いまちにすべく、ハード・ソフト両面から防災・減災対策に力を注ぎます。

「安全・安心の勢いのある国づくり」――。安全への防災・減災、安心への全世代型社会保障。そのためにも「勢いのある国づくり」が重要です。「太陽の党・公明党」として「午前8時の太陽のごとき生命力」をもって2020年代に進みます。

本年が良き一年でありますよう心よりお祈り申し上げます。


今年、中曽根元首相や緒方貞子さん、堺屋太一さん、金田正一さんなどが亡くなりました。いずれも話をしたことのある人たちでした。

10年ほど前のこと。JICA理事長であった緒方さんと自民党の二階・大島両氏と懇談をしました。懇談が終わって別れ際に、緒方さんがポツリと「いろいろな国を訪ねました。難民キャンプも日常生活自体が大変な国も。でも子供たちや若者の目は輝いていましたよ。日本よりも。太田さん、もう少し日本を勢いのある国にしてくれませんかね」とつぶやきました。それが緒方さんと交した最後の言葉となりました。その言葉が強く心に残った私は、それ以後、「安全・安心の勢いのある国づくり」を掲げて政治活動をするようになりました。「勢いのある国」は私にとって緒方さんの遺言です。

「太陽の党・公明党」「庶民の党・公明党」「政治は結果。仕事をするのが政治家の役割り」を胸に「安全・安心の勢いのある国づくり」めざし、2020年代に進みます。


今年の「私の3冊」が23日付の公明新聞に掲載されました。
私は以下の3冊をあげました。意を尽くすため若干加えて掲載します。

●「レオナルド・ダ・ヴィンチ(上・下)」 
 ウォルター・アイザックソン 著 土方奈美 訳 文芸春秋 各2200円
「日本史に学ぶマネーの論理」 
 飯田泰之 著 PHP研究所 1600円
「八本目の槍」 
 今村翔吾 著 新潮社 1800円

abdcfdf26302f73ae4d29ffffa321374b07434eb-thumb-autox218-10431.jpg211d7cd9ebac81e7157391695404d1f91365787d-thumb-autox217-10433.jpg今年はレオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年――。遺された「記録魔ダ・ヴィンチ」の全7200枚の自筆ノートを基にして、ウォルター・アイザックソンが挑んだ力作が「レオナルド・ダ・ヴィンチ」だ。レオナルドが画家としてだけでなく、建築、数学、解剖学、動植物学、光学、天文学、物理学、水力工学等々に、とてつもない業績を残したことは名高い。しかし、「レオナルドを安易に天才と呼ぶべきではない」という。旺盛な好奇心を原動力に、果てしない驚きと向き合い、全方位・全分野を論理的・実証的に探究し続けた創造的人間であったことを描く。哲学不在、人間としての深さが欠落する現代。森羅万象、宇宙と人間の本質に迫り続けたレオナルドの人物に接する意味は大きい。

d6744129ca0fb974d7116290b6798872835079d7.jpgいよいよ人口減少・少子高齢化の大きな坂にさしかかる。人生100年時代、社会保障を考えるにしても、「経済」「財政」を考えなければならない。加えて「金融」「電子・暗号通貨の流通」「キャッシュレス化」が話題となる新時代。飯田泰之氏の「日本史に学ぶマネーの論理」は、あらためて経済・財政の基となる「貨幣とは何か」を問い直す。しかもそれを歴史から経済的な知見を導き検証する。政府発行の貨幣の強みは「納税に使えること」であり、政府発行益を手にできるのだが、「政府負債、名目貨幣、循環論法」の3つを重要な要素として示す。現在の「経済」「金融・財政政策」「仮想通貨」の本質を突いている。

5721d70249e60a95e6c4545bde8d5981808c6dc0-thumb-autox222-10333.jpg「八本目の槍」(今村翔吾)は、「石田三成の魅力と凄さ」「関ケ原で秀吉の小姓衆はなぜ敵味方に分かれたか」の謎を解き明かす。本能寺の変の後の天正11年(1583年)4月、羽柴秀吉が柴田勝家と雌雄を決した賤ヶ岳の戦い。華々しい活躍をした秀吉の小姓衆の殊勲者7人は、「賤ヶ岳7本槍」と呼ばれるようになった。加藤虎之助、福島市松、脇坂甚内らであり、もう一人、同年代の小姓衆の仲間に桁違いの知力をもち、秀吉の信を得た男がいた。石田佐吉である。1600年の関ケ原、賤ヶ岳7本槍は東軍・西軍に分かれて戦う。しかしこの7人の胸中には「豊臣家」があり、「厳しいことも言い争うことができた8人の仲間」があり、とりわけ「佐吉の言っていたことの深さと情、眩しいほどの生き方を曲げない姿勢」が心の芯にあったのだった。


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師走の慌ただしさが街を横切っている感のある21、22日の土日――。地元では「舎人文化市(ごぼう市)」「町会・自治会の餅つき大会」「幼稚園の音楽祭」「各団体の忘年会」など多数の行事があり、多くの方と懇談しました。

また、「日本空手協会納会」「合気道養神会納会」などの納式が行われ、挨拶しました。気合いに満ちた納会でした。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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