20日、沖縄県に行き、先月31日に大規模な火災が起きた首里城を、視察しました。これには、金城ツトム、金城ヤスクニ両県議らが同行しました。内閣府沖縄総合事務局の案内で、首里城の奉神門正面から、焼失した正殿をはじめ、諸施設の火災状況を調査。首里城は沖縄の歴史と文化の象徴であり、一刻も早い再建・復元の手を打たなければなりません。また、首里城は沖縄の観光の柱となっています。売店の方からは「今が観光客の一番のピークで、これから本当にどうなるのか不安だ。早く復旧して欲しい」など、不安の 声を聞きました。単に復旧を待つのではなく、直ちに、残された首里城の資源を生かして、観光への影響ができるだけ少なくなるよう、知恵を絞って手を打たなくてはならないと痛感しました。
視察の後、金城ヤスクニ県会議員(浦添市選出)の県政報告会に出席し、挨拶をしました。「国交大臣時代から、那覇空港の第2滑走路、県内の渋滞箇所の解消、観光に力を入れて来た。何より沖縄は観光が大切であり、さらに政策を総動員していかなくてはならない」「公明党は仕事をする党だ。議員はその先頭に立って結果を出さなくてはならない。浦添市において、西海岸道路の完成は、金城ヤスクニ議員が先頭に立って、国と連携して実現して来た」などと述べました。
11月17日は公明党結党55年の大きな節目。「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆のなかに死んでいく」という立党精神、そして結党の時掲げられた「日本の柱 公明党」「大衆福祉の公明党」を貫いてきた55年です。「現場第一主義」「政治は結果」との信念のもと、走り抜いた戦いの歴史です。また今年は自公連立20年でもあり、「政治の安定と改革のリーダーシップ」を実践してきた20年です。それが今、「全世代型社会保障」が政府の政策の柱となっています。
人口減少・少子高齢社会、AI・IoT・ロボットの急進展、頻発・激甚化する大災害という大きな構造変化を直視し、10年、20年後の日本のため、「時間軸を持った政治」を貫いていきます。御支援に心より感謝いたします。
16日には地元行事に参加しました。
6日、和歌山市で行われた、公明党和歌山県本部・党員大会に出席し、挨拶をしました。この大会は結党55周年、昭和44年の衆院選で初議席を取って50年を記念して行われたもの。これには、高橋光男参院議員や和歌山の議員、700名を超える党員が参加、熱気ある会合となりました。
私は「和歌山県は、先の参院選挙比例区で、得票率と絶対得票率で全国1位になるなど、全国でも模範の県となっており、皆様の献身的な活動に心から感謝申し上げたい」「公明党は立党精神のもと、これまで常に庶民の目線で政策を実現してきた。そして今や公明党は、新しいステージの自然災害や、ガン対策や認知症対策、また観光や働き方改革など、日本が直面している全ての政策課題に関わっている」「結党時に掲げられた、日本の柱公明党、大衆福祉の公明党の旗印のもと、一丸となって戦ってきた。その結果、全世代型社会保障が現在の日本の政策のど真ん中になった」などと挨拶をしました。