「きつい、汚い、危険の3Kと言われる職場を新3Kの職場(給料がいい、休暇がある、希望がある)に」――。私は建設現場の技能者、職人さんの待遇改善に努力してきましたが、14日、国土交通省は公共工事の予定価格算出に用いる「公共工事設計労務単価」を全国全職種の平均で2.5%引き上げ、2万214円に改定すると発表しました。3月1日以降に契約する工事に適用されます。労務単価の上昇は8年連続。建設労働者の1日当たりの基準賃金である設計労務単価は、これで1997年度の公表開始以降で最高となります。
私が国土交通大臣時代、それまでずっと下がってきていた設計労務単価を3度にわたり大幅に引き上げたことから、この好循環が始まったものです。現場の技能者、職人さんにいきわたるようにさらに力を入れていきます。
27日、京都市に行き、京都市長選(2月2日投票)に立候補している現職の、かどかわ大作氏の応援弁士として、「かどかわ大作個人演説会」に出席し、挨拶をしました。これには、西脇隆俊京都府知事、竹内譲・公明党京都府本部代表らが出席しました。
私は「今、日本は、東京オリンピック・パラリンピックを成功させることはもちろん、東京オリ・パラ後の日本社会の課題にどう挑んでいくかが大切だ。そのなかで京都市は、観光、教育、街づくりなどで、日本をリードしていく都市になっていかなければならない」「政治は結果だ。京都市の課題に真正面から取り組み、実績を出してきたのは、かどかわ大作市長だ。今こそ、国、京都府、京都市が連携して、魅力ある京都の新しい都市づくりに挑戦していかなくてはならない。そのリーダにふさわしいのは、実績も意欲もあるかどかわ大作市長だ」と訴えました。
かどかわ市長は、3期12年の実績を述べるとともに、「くらしに安全、まちに活力、未来に責任」のまちづくりを、さらに前進させたい、と勝利への決意を述べました。