11月16、17日と宮崎県に行き、道路などインフラの現状調査、ジビエ処理加工施設の視察、首長らとの要請懇談などを行いました。これには、遠山清彦衆議院議員、河野敏嗣・宮崎県知事、高千穂・日之影・五ヶ瀬の各町長らが参加しました。
高千穂・日之影・五ヶ瀬の町長からは、高千穂日之影道路と五ヶ瀬高千穂道路の整備促進の要請を受けました。この道路は、宮崎と熊本を結ぶ九州横断自動車道の一部をつくる自動車専用道路で、すでに事業が着手されています。大雨など災害発生時に国道218号の代替道路となったり、救急医療用として、また東九州自動車道の開通によって増加する観光客のためのルートとして、大きな役割が期待されています。途中立ち寄った高千穂峡は絶景で、今後訪れる多くの観光客にとっても、道路は重要なインフラになることを実感しました。
また延岡市では、ジビエ処理加工施設の落成祝賀会に出席し、テープカット・挨拶をしました。この施設は、国の鳥獣被害防止総合対策のもと、ジビエ倍増モデル整備事業の指定を国から受けて設立されたもの。この施設では新鮮なまま加工施設に持ち込まれた猪や鹿を、解体→加工→梱包処理を一括で行うなど国内屈指の施設が揃っており、鳥獣被害防止や近年高まるジビエ需要を満たすことなど、大きな注目を浴びています。宮崎のマスコミも多数来ており、大きな話題となっていました。私も試食しましたが、想像以上に肉質が柔らかく、今までのジビエとは格段に違うことに驚きました。
11月9日、福岡市に行き、高瀬弘美参議院議員の政経セミナーに出席・挨拶をしました。これには、下野六太・参院選予定候補らが参加しました。
挨拶のなかで私は「公明党は常に真っ先に現場に駆けつけ、現場の声を聞き、それを具体的に政策実現することによって、今やすべての政策に公明党が関わっている」「現在国会で論議中の外国人労働者受け入れ問題で大事なことは、まず今の職場をしっかりさせること。そして、日本の若者が入って来られるような環境――『給料がいい、休暇がある、希望がある』の新しい3K、にすることだ」「大きな変革期にある日本において公明党は、変革の渦の先頭に立って、社会保障や防災・減災の対応をしていかなくてはならない」などと述べました。
政経セミナーに先立ち、有料老人ホームを訪問。翌10日は、公明党福岡県本部の幹事会に出席し、明年の統一選・参院選の勝利に向けての日常活動について話しました。
この8月、豊島区が「東アジア文化都市」に選定されました。これを受け、7日(水)、キックオフとなる「東アジア文化都市2019豊島」シンポジウムが開催され、挨拶しました。
「東アジア文化都市」とは、日本・中国・韓国の3か国から、文化芸術による発展を目指す都市を毎年1都市選定し、年間を通して、3か国の文化交流を図る国家的プロジェクトです。2019年は日本の「豊島区」が選定され、「中国・西安市」「韓国・仁川広域市」とともに、文化の発信を行います。シンポジウムには、主催者である高野之夫豊島区長をはじめ、国会・都議会・区議会の各議員、町会・自治会・各種団体のリーダー、各企業のトップなど多数出席し、盛大に行われました。
私は「2019年は重要な年になる。その先駆的役割を豊島区が担う。ともに頑張っていきたい」と挨拶しました。